2012/12/21

2012年 『往復書簡 カメオのピアスと 桜えび』 と 一陽来復。

いよいよ今年も押し詰まってまいりました。
今日、12月21日は冬至でございます。
これからの厳しい寒さに備えて 
少し気合いを入れる日、のようにも感じられます。

また この時期になりますと 一年を振り返る機会も増えてまいります。
2012年も みなさまに ご愛顧を賜りまして まことにありがとうございました。


三浦清商店は まこと 小さな個人商店ですが
2月には 月刊 『茶の間』 2012年3月 早春号 にて 
お誂え染めストールが、
3月には 『清野恵里子のきものの愉しみ帯あそび』 では 
お誂え染め帯揚げ、
6月には 『きもの好き 永遠の「名品小物」』 では 
半衿のお品物がお目見えいたしまして
多少なりとも 白生地たちに親しんでいただける気がして 嬉しいことでございました。

ところが、秋ごろより このブログもすっかり滞ってしまいました。
私ごとでたいへん恐縮ではございますが
私どもも 同世代の人たちと同様、高齢を迎えました親が居り、
特に母たちは 怪我をしてはそれにまつわる体調不良に見舞われておりました。
怪我は治るものの、辛い思いの毎日が続くようでしたが
こちらまで辛くなりました。

どうしようもなく過ごす毎日に沈む気持ちにも慣れたころ、
偶然にも 大切な方から一冊の書籍を贈っていただきました。

121221著者は 有田雅子さん と 清野恵里子さん。
遠く離れた異国間だからこそ交わされた
お二人のメールでの往復書簡をまとめられた一冊です。
本のカバーが わたしには着物の友禅染めの染料にある 貝の粉・胡粉のような白色に感じられるのですが
これがまた読み進むに従ってとても心地よいものでございました。

また、きものの話しではないのだけれど。。。と伺いながらも
お二方のこの往復書簡には
色んなものの逸品の話題が随所にちりばめられているのが
うれしいところです。

私も歳だけを重ねて 自分ではどうしようもできないほどの
哀しく辛いこと、しんどいこと、いろいろありますが
お二人のやりとりから 励まされたり励ましたり、
とても不思議な支えられ方をしているような感じがいたします。

『往復書簡 カメオのピアスと桜えび』
有田雅子 清野恵里子
ISBN978-4-08-781515-3
集英社

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ところで そのような中で迎えた本日の冬至。
冬至は 一陽来復(いちようらいふく) ともいうようですね。

【一陽来復】 いちよう-らいふく 1 《易(えき)で、陰暦10月に陰がきわまって11月の冬至に陽が初めて生じることから》陰暦11月。または、冬至。《季 冬》 2 冬が去り春が来ること。新年が来ること。「―の春」 3 悪いことが続いたあと、ようやく物事がよい方に向かうこと。「―を願う」 goo辞書より 
なんて素敵なんでしょう。 希望という言葉が浮かびました。

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2010/12/31

2010年大晦日

うっすらと雪化粧で迎えた京都の大晦日。
一日降り続くかと思われますが
きりっとした気持ちで年明けの準備も今年はオットと二人で進めています。
次女の中学入試で明けた今年でしたが
いくつもの喜びを経て続いた親たちの体調不良もそれぞれに回復に向かっていることに感謝しつつ静かに暮れを過ごそうと思います。

今年は変わらずご遠方からもご来店いただき、お誂えものの御用を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。
私たちもみなさまのご要望にお応えし、ご満足いただけるよう一層努めてまいりたいと思います。

良いお年をお迎えくださいませ。

101231

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2006/10/25

栗ようかんときんつばで。

えぇっと、たしか23日の月曜日のこと。
3時のおやつに栗ようかんをいただいて、その美味しさとは別に 嫌な気配を右奥歯に感じた。
またそんな日に限って いつになく半生和菓子が手元にあり、夕方にお土産でいただいたきんつばを口にしたとき、歯に激痛が走った。

利き歯(よく使う方ね)である左下奥歯は現在治療中で、もう 長いこと右奥歯を主に使っていることが原因かと思ったけれど、甘いものを食しての歯痛なのでムシ歯だとすれば最悪である。

が、歯が特定できないほど深く広範な痛みだったので、暫く様子を見ることにした。
その日の夜は痛みが引かず、翌日になって少し痛みの和らぐ様子が見られたのでその晩、長女とオットの助言の元に身体のコリをほぐすべく 二人に肩や頭をゴリゴリしてもらったところ、なんと!すっかり痛みがなくなったのである。今日も一日快適そのものであった。

本当のところはどうなのか分からないけれど、あまりややこしいことは御免である。

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2006/10/21

リフレッシュ。

まずは一つ、任務を終えた…って、子供の文化祭が無事に幕を閉じたということである。
生徒会に贈られるバザーの収益金も 昨年をわずかに上回ったらしく、一方 子供達の取り組みを紹介する保護者クラス懇談会用のビデオ編集(ダビングしただけですが)も33分間という微妙な時間に収まり上がり、もう、上の子の学校関係の仕事はひと段落つけた。

二日間の慣れない用事に疲れは必至と、この日のために用意しておいた新しい枕をおろすことにした。

061021決して高級枕ではない。
もともと枕不要主義で、うつぶせ寝であったが、ときたま起床時に腰痛を覚えるようになってきたために 枕でも良いといわれるカタチのものを一度試してみようと入手した。

枕を替える。
畳を替える、とよく似た響き(<どこが?)に惹かれつつ、疲れた身体をしっかりと休めたい。
20日21日と仕事を休んだ私に、疲労の早期回復は必須である。

…ということで、おやすみなさい。

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2006/10/14

肩が痛い。

気が付けば 左右の肩甲骨のところが痛くなっていた。
首まわりには突っ張ったような感じはないので肩こりではなく、どうやら筋肉痛らしい。

一体 何をしたんだろう。

最近、姿勢の悪さに気付くことがあり、年齢的にも気をつけなくては早く背が縮んでしまうかも知れない。なんとなく侮れない筋肉痛である。

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2005/06/28

夏風邪ひいてませんか?

今日の京都は激しい夕立に恵まれて、ようやく過ごしやすい夜が迎えられそうです。
去る26日(日曜日)のこと。
朝からエライ寒気がして、信じられないことにエアコンを止めた暑い部屋にお布団を引いてタオルケットにくるまって、ほとんど丸一日眠りました。途中水分補給のみ、食事はなし。夜も早い目に寝て、ただひたすら眠り続けました。

…月曜日からは通常通りの生活に戻ることができ、一安心ですが、熱もなくあの寒気と睡眠時間は夏風邪だったのでしょうか。

あのくぐったはずの茅の輪は一体何だったのか…というギモンは却下。
くぐり方を間違ったのか…という後悔も。

「あぁっ!お母さん一回多い!」って、ねぇ…。

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2005/01/21

久々の「男脳女脳診断テスト」。

男脳女脳診断テストである。
昨年も一月十九日にテレビで自分の行動パターンをチェックしていたようだ。今月は誕生月なもので こういう手段で自己分析してみるのも良いかも知れない。
さて、一年経ってみて 自分の思考・行動パターンがますます さっぱりあっさり 且つ 直線的になった実感があるので結果がどの程度と出るのか 20の設問に答えてみた。

その結果。。。

あなたのポイントは -25ポイントです。 (男脳度数:62.5%/女脳度数:37.5%) ポイントは、-100~100ポイントで計算され、マイナスが大きいほど、男性脳で、それに対し、プラスが大きいほど、女性脳となります。

中性的男性脳 あなたは、標準的な男性脳の持ち主ですが、同時に女性的な面も、いくらか持ち合わせています。どちらかというと何かに挑戦するのが好きで、空間能力や論理的な考え方を使う分野で力を発揮できます。比較的に人との対話を重視し、仕事面ではチームの取りまとめをすることに適しています、努力次第で、女性的な考え方や感情なども得られます。

ははは…。
でも、この設問に答えるテストでは 実態を反映せず 「~でありたい」思いが表われているのかも知れない。
それはそれでまた 自分らしいかな、とも感じる。

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2004/12/15

年末編 風邪なのか…。

実は12日(日)からお腹の具合がおかしい。
発端は昼に食べたひろうす(飛竜頭)の、あの油っ気の残留感。夜になっても胃に残る感じに、これはウィルスの仕業と決め付けて 当日の夕食と翌月曜日の朝昼を抜いた。さすがに月曜はりんごを四分の一を食べて午後からは仕事に出たが、結局未だにすっきりせず。

他の症状はないので食事療法で乗り切れると思ったが、実に侮れない。
そんな時 あの田口ランディー女史の「虫の潜伏説」を読んだ。
そうか、胃腸を攻める風邪のウィルスも 一昔前より更に進化しているのだ。
いつも同じ手が通用するなんて、しかも一日胃を休めただけで回復するなんて 見立てが甘かった。

まず内から外から体を温めてやっつける。
とにかく今のうちに治さねば。

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2004/11/19

後部硝子体剥離(こうぶしょうしたいはくり)。

二週間ほど前、突然視野に異変を感じた。
「もしや脳梗塞か」と恐れるも、症状は数時間で消えた。

そして昨日昼過ぎ。
突然、対象物の中心部分が見えなくなり、
重篤な緑内障を疑ってしまった。

そして今朝眼科で検査を受けてきた結果、
タイトルにあるような後部硝子体剥離という診断が下された。

普通は飛蚊症がその主な症状らしいが、たまにアメーバーや雲がすみのようなものが見えることがあるらしい。

痛くもかゆくもなく、ただ視界が悪くなるだけなのだが、原因は老化であるから避けようがない。

生活は今までどおり普通に過ごしてよいらしく、ただ、今後視界にいろんなモノが現れる可能性は大きいらしい。

いやだなぁ、アメーバーたち。
あんまりそんなもの、見たくない…。

一部解説では慣れれば大丈夫なんていうくだりも目にした。
ただ頻度が多くなったり複合的にモノが見えてきたときには再検査ということである。

脳の異変でなくて良かった、というところか。
自覚の仕方を参考まで。

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2004/10/17

川島隆太氏の講演。

氏は東北大学で、高い知能を有する人類に限って発達が認められる脳の一部、前頭葉の3割を占める前頭前野領域に注目し、脳機能の発達過程を解明すべく、研究を深められているようである。

脳のハナシは好きである。
十年ほど前には、誰でもその脳のほとんどの領域が未使用だときいた。
その説が未だに通っているのなら、実にもったいない。
今より少しでも多くの脳組織にシナプスをはりめぐらせることができるのなら、このわたしにもまだまだ可能性が残っているような錯覚をおぼえる。
まさに「夢の脳開発」にまで思いが飛躍してしまう愚かな自分がいる。

大体20歳くらいが脳活性のピークだったと思うが、それ以降は前頭前野にも老化(機能低下)が進み、更なる加齢と共に涙もろくなったり怒りやすくなったりするという。現に、前日の夜に「Brother Bear」のDVDを観て泣いていた自分に感情抑制力の低下を認め、苦笑する次第である。

前頭前野に刺激を与えるべく単純計算や音読を 15分/日 くらいのペースで続けたい、なんて思ってしまう。

講演のあと、ひとつ確認したいことがあった。
氏の用いていたブレインイメージ(磁気共鳴装置で捕らえた脳の3次元であろうイメージ)には、その部位(はたらいている脳の一部)の血流量を青色(小)→赤色(大)で示されていた。
例えば計算力日本一のヒトと普通のヒトが同じ計算問題を解く時のブレインイメージを見たとき、おそらく赤色の示す血流量の絶対値は異なるのではないかということである。

アインシュタインの脳の重さが何gであったか覚えていないが、脳の重いヒトの方が、当然血流量も多くなるだろう。
脳の重さが一体何なのかよく分らないが、肩こりの少ない私には「夢の脳開発」はやはり夢でしかないのであろうか。

ま、いまさら脳ミソの質を上げたとしても、この先の人生が実り豊かなものになるかは大きなギモンである…。

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