2015年6月 夏物波筬(なみおさ)の帯地
三浦清商店では定番で扱っておりました夏物帯地 波筬(なみおさ)が在庫限りとなってしまいました。
このお品物は九寸巾、ふつうの名古屋帯仕立てでお愉しみいただいております。
ご覧いただいてわかるように 紬の糸を用いて特殊な技術で波柄を織り出したもので、とても涼しげな帯としてご利用いただいております。
この帯は 帯芯によって表情が変わります。
紺色に染めあがった帯を例に、まずは白を合わせます。
色を合わせてみます。
左はうす水色を 右はうすグレーを合わせてみました。
(映りの違いは畳の色目の違いを目安にご覧ください)
お召物に合わせて 波柄を立たせたい場合とそうでない場合、または 小物とのお取合せで帯の色と帯芯の色を選ぶ愉しみがございます。
ただ、残念なことに 帯芯のお誂え染めはできませんので ある程度決まったお色の中からお選びいただくことになりますことを ご了承くださいますようお願いいたします。
以前、染色作家さんが 帯芯に金魚の絵を挿されたことがございました。
イメージとしては このような感じでしょうか。
みなさまにも いろいろお愉しみいただければ嬉しく存じます。
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