『さつまいも』から『朝顔』!!
白生地やのお向かいさん、二条駿河屋さんのご主人とは 代を経て ありがたい長いお付き合いでございます。
ご主人の手技で生み出されるお菓子の美味しさ、美しさは 私が申し上げるまでもなく、お茶席はもとより 広く皆さまに愛されていらっしゃいますね(写真は今朝の二条駿河屋さん)。
ところで、先日 京都新聞にて拝見いたしましたのは いつものお菓子とは違い、ご主人のご趣味である園芸についての記事でした。
『サツマイモに接ぎ木 アサガオ開花』 中京の経営者Kyoto Shimbun 2009年7月30日(木)より転載サツマイモに接ぎ木し、かわいい花を咲かせたアサガオ(京都市中京区)
京都市中京区の和菓子店経営甲和憙(かぶとかずき)さん(71)が、サツマイモに接ぎ木して育てたアサガオが、薄紫のかわいい花を咲かせている。10年ぶりに栽培して成功し、「帰省する孫に見せてやりたい」と顔をほころばせている。
アサガオとサツマイモは同じヒルガオ科。接ぎ木をするとサツマイモの栄養で育つ。園芸が趣味の甲さんは1977年、幼少期に見た記憶を頼りに接ぎ木に初挑戦し3年がかりで花を咲かせた経験がある。
今回は5月末に接ぎ木して育て始めた。イモの成長力が旺盛なため、あとから出てくるイモの芽をこまめにつみ取って世話を続け、7月17日に見事な花を咲かせた。
甲さんは「アサガオの苗をどこで切れば接ぎ木ができるか、コツが分かった。来年も挑戦したい」と話している。花は8月いっぱい咲き続けるという。
園芸には とんと疎い私も店先の鉢とお写真を前に ご主人にお話を伺ったのです。
サツマイモの入手はもとより、発芽したアサガオの生育状態や接ぎ木のタイミングなど、いろいろ試行錯誤なさったうえでの賜物なんですね。園芸も生き物相手ですから 個体によって様々だそうで、見事な接ぎ木の成果に今日もアサガオは開花しています。
子どもの頃のご体験から手がけられた サツマイモに咲くアサガオ、まだまだしばらくの間 毎日楽しませていただけそうです!
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