悉皆:ぼかし染めの流れ。
染めのお誂えをお品物で大別すると、お風呂敷・お着物(着尺・帯・お襦袢)・帯揚げ(半衿)・八掛などがあります。
染めを大別すると無地染めとぼかし染めがあります。
ぼかし染めの場合、八掛や帯揚げなどのようにある程度ぼかし柄が定まったお品物は別として、染めに出す前に 予め白生地に「あおばな」という染料ペンで ぼかし柄を入れる配置を描きます。
さて、お人形さまのお着物用として 分かりやすいパターンでのぼかし染めの御用を承りましたので、その流れをご紹介させていただきます。刺繍着物の下地としてのぼかし染めです。
お客様には生地のご案内を申し上げて、色見本帳からお色と共にお選びいただきます。
次にぼかしのかたちと位置を決めます。今回はお客様のご希望が明確でしたので 柄の図面と見本のお写真まで付けてくださって、余分なやりとりなくスムーズに進めることができました。
この図柄を生地に写します…。
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