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2007/06/28

お誂えお着物 -奈良Sさま 壱-。

お誂えには 人によって様々な思いや経緯がございます。
この度 春先にいただいたメールから始まったお誂えお着物の御用を、奈良Sさまのご好意もございまして ここにご紹介させていただきます。

まずはメールをご覧くださいませ。

初めまして。雑誌「七緒」にてこちらを知りました。
昨年少し着付けを習い、少しずつ着物を着始めた*0代の主婦です。 なので、まだまだ着物についてはわからないことばかりです。
先日母の荷物を整理していると、紬のような反物が出てきました。
しろうと目には、割といい品のように思うのですが、真っ白で染めなければいけないのでは と思います。
そこで、以前雑誌で見たこちらのことを思い出し、メールさせていただいた次第です。 反物を持ち込みし、染めて頂き、着物に仕立てて頂くことは出来ますか?   ・・・後略・・・

お家の方がご用意なさっていた白生地を 後になって着物を楽しみ始めた方が手になさった。その絶妙なタイミングに 人と人との繋がりや思いのようなものを強く感じてしまいました。

メールでのやりとりの後、ご来店いただいた折に拝見した紬白生地は 真綿紬の特徴であるやわらかさと軽さを持った良いお品物でした。三丈強のやや短めの長さで2反、おそらく一疋を半分に分けられたのでしょう。

その2反でSさまは 無地染めの単衣と袷のお着物をお誂えなさいました。

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