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2006/12/04

今日は…。

なんだかぶわぁーっといった感じで過ごした一日だった。

変わりないお仕事内容に加え、お友達が手染めされた手織り紬の色無地を持って八掛地のご相談に見えた。
私も染め上がりを拝見するのを楽しみにしていたのだけれど、お品物を見た瞬間に とても心躍る思いを味わった。

手仕事モノというのは それができるまでの気の遠くなるような工程や尽力を背景にもちながら、そんな手間など感じさせないほどの深い味わいによって ほぼ完璧に「幸せなお品物」として それは出された。
経験と勘によって得れた色にはやわらかさに加え 豊かな愛情(あたたかみ)すら感じた。表現力が乏しいためにホントに抽象的にしか語れないが、手仕事というのは 深い情感があってこそ、良いものを作りだせることを改めて知ることができる、そんなお品物であった。
好き、とか 楽しい、とか そんな気持ちがお品物に表れているようで、とても嬉しい気持ちにさせていただいた。

目の前のお品物は本当にステキな色に ふんわりとした生地の感触がそのまま着心地につながり、これは相当によいお着物になるだろう、と確信した。

拝見させていただいてありがとうございました…。
仕上がりが楽しみです。

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