繻子地のマフラー。
今日、繻子地のマフラーをお客様に送らせていただいた。
ご指示通り、色違いの二枚を箱に仕組むのが私のお仕事。
空気が乾燥した季節、指先が生地に引っかかると困るので 特にこのような薄物のお品物は取扱いに注意が要る。
まずは本日発送できたことがとても嬉しい。
このお仕事で私が最初にすることは マフラーの箱への収め方を決めることである。いろいろ試してみたが、生地皺をできるだけ作らないように、写真のようにした。箱を開けたときの見栄えはいかがなものだろうか。
絹100%の繻子地は染めると光沢が加わり、とても美しい色味が出る。ちなみにサイズは 30cm巾、130cm長さのお品物である。
また、この色の取り合わせはオットによるもの。
左などはシックなクリスマスカラーに見えなくもなく、一人黙々と手を動かしながら心はうきうきしていた。また、中の灰桜色と渋い黄緑系の色の取り合わせも 人によってお好みはあるだろうが、抵抗なく身につけることができそうな色に感じて、白生地やにとっては「オット、さすが…」なんてしみじみ思う瞬間なのであった。
このマフラーの取扱いも 慣れた頃にはお終いとなった。
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