店のオモテの間。-紬のきもののお誂え-
店のお客様のお相手は 通常オットか父が務める。
私は中の間で パソコンへの伝票入力や
その日に発送するお品物の荷造りや悉皆物仕事をする。
先日、子供の幼稚園時代のお友達が
紬のきものを誂えたいとのことで、
私も交えた生地や染め色のご相談に見えて
結果、ご自身のご希望通りの御用をお申し付けいただけたようで
後ほど お喜びのご連絡を頂戴した。
今回ご所望のお品物はカジュアルに用いる無地の紬のきもの。
他の店で探しても、なかなかお望みのお品物が見つからず、
これはもう、誂えるしかない!といったところ。
きものを誂えるといっても、
悉皆屋では白生地と色を自分で決めなければならない。
それにはやはり価格のモンダイもある。
それで私も交えてざっくばらんにお話を聞きながら
オットからのアドバイスも加えて決めていただいた。
現在そのお品物は染め出し中である。
染め上がれば八掛地を共色にお染めして、お仕立てに入る。
寸法をみるために長襦袢をお預かりした。
初めて悉皆屋でお誂え。
機会があればお話相手にでもなればと考えている。
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