お客様と祇園祭。
京都を流れる空気からはなかなか雨気が抜けずにいる。今朝から断続的に降り続いた雨も夕方頃には一度止んだようで、急いで下の方まで所用で出かけた。帰途に四条通りの新町を東に向けば曇天を貫くような鉾頭をつけた真木が建ち並ぶ様子を目にした。まるで巡行の始まりを告げているようで、心に緊張が走った。
昨日より始まった鉾建て作業の様子が実に間近で見ることができ、これはとうていカメラには収まりきれないと 撮影はすんなり諦めた。
…
店の前は二条通りである。御池通りより上二本目の東向き一方通行のこの道は、御池以南の碁盤の目が通行禁止になるこの時期からかなり渋滞し始める。そんなことでもお祭りを直に感じるのである。
今年は清野恵里子さんや 雑誌ミセスに掲載された影響からか、遠方より多くのお客様にご来店いただいている。そしてそれはこの七月に入ってからもちらほらお見えになるのがありがたいことでございます。16日(土)の商いを確認してくださるお電話もあり、祇園祭のついでにお立ち寄りいただけるのかしら、と喜んでいる。
どうぞ末永くご愛顧いただきますよう、お願い申し上げます。
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