生地サンプル。
生地に関するお問い合わせが電話だと父またはオットが、メールによるものは私が対応させていただいている。
電話だと具体的な用途に応じた生地の特長をお伝えし、お客様のご意向に沿うお品物を絞り込むことができるが、メールではなかなか容易ではない。
幾度かのメールのやり取りで用途に応じた生地を ある程度絞り込めれば生地サンプルをお作りさせていただく。
これは「特殊もののドレス用」とのご意向をうかがって送らせていただいたサンプルである。なんせ生地の種類が多いので、こういう機会に私もお品物を知るように生地サンプルの控えを別に作って手元に置くことにしている。
絹生地はそれぞれ特徴があるので種類の見分けがつくのだが、麻がいちばん判りにくい。まずオーソドックスな「旧製生平(きゅうせいきびら)」でさえ名前に馴染みがなくて未だに親しみがわかない…。綿もかなり手ごわい。生地の違いが判りにくいものが多く感じるのである。
そう、お品物に触れていればある日突然に判ってくるものなのかも知れない。なんて思っている。
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