おやつ。
家が仕事場であるということは、仕事や家事・子供の用事などで一日があっという間に終わってしまう。
他の家族達もそれぞれに仕事ややるべきことを抱えており、その慌しい毎日が繰り返される中で、朝の10時ごろと午後は3時に顔を合わせてお茶を戴く習慣である。
朝はお煎茶を戴くのが通例で、一保堂は常使いのお品数も多いので毎月数量確認の電話が入り 配達してくださるのだが、柳櫻園の「高雄」は私がお使いに走る。頂き物の茶葉もあるので色んな味が楽しめるひと時である。
午後はいわゆるおやつの時間を取る。その日の気分次第で何でも出てくる。
堀川下立売の鳴海餅本店のお菓子は父が職方まわりに近くまで行った折に登場する。
時候を味わいたくなればお向かいの二条駿河屋さんにお忙しい中お分けていただいてお抹茶を点てる。
賀茂のみたらしを買いに走ることもあればふたばのお餅を選んだり…。
母の贔屓は烏丸竹屋町を西に入った欧風堂と 夷川通り柳馬場西にある豆政。
そして私はちょっと出かけたついでにいろいろと買い込んでおく。
今日は三条で買い込んだので私方のおやつのストックは現在こんなカンジ。
子供が友達と食べてしまいそうなものが多いかも知れない。
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コメント
4、5年前まで 何度か白生地やさんのお店へ伺ったことがあります。趣味の染めの生地探しでした。お父様が、「***ちゃーん」とご夫君の名を呼ばれるお声が聞こえてくるようです。
夏には お向かいの竹流し水羊羹をごちそうになって、とてもおいしかったことも思い出します。
いつも楽しみに拝見しておりますので、いろいろめげずに、がんばってくださいね。
投稿: maya | 2005/05/20 17:29
maya様、コメントをいただきましてありがとうございます。
個人商店の本当の良さを分かっていたつもりでしたが、それは父や母、そして主人がこれまでに築いてきたお客様との信頼関係によるものなのでしょう。
40歳になって仕事を手伝い始めたので私はひとりで焦っています。それはわたし自身の問題なのですが、家族があたたかくゆっくりと導いてくれているように感じます。
そのようなときにmaya様にこのようなコメントを頂いて、とても嬉しいです。両親も変わらず元気に過ごしておりますのでまた一度店の方ものぞいてみてください。父はじめ皆も喜ぶと思います…。
maya様もくれぐれもお元気にお過ごしくださいませ。これからもよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
投稿: 白生地や | 2005/05/20 23:03