お豆腐。
夕時、母が友人から貰い受けたお豆腐のおすそ分けを戴いた。
おすそ分けとしてきぬごし三丁と木綿一丁、そして三角の厚揚げを頂戴した。
京都でお豆腐好きは少なくないと思うが、それぞれひいきのお豆腐やが異なり、またそれぞれに味の違う様には驚くばかりである。
だから、自分のひいきのお豆腐を人にも食べてもらいたいという気持ちはよく分かる。今日のお豆腐ももちろん美味しくよばれた。
私も嵯峨の森嘉にはじまって、出町の丁字屋・父の友人の戸田さん・丸太町の小川通りの角あたりのお豆腐やさん・近所の北長などの手作り豆腐、生協の充填豆腐・そして藤野の豆腐と、それぞれ美味しくいただいている。しかし最も絶品と思うのが 下賀茂は一本松の「すがい」のてづくり豆腐である。オットも気に入って かつて このお豆腐について あの「四季の味」への投稿が採用されたほどである。
でも私たちが絶品だと感じていても、人には決して同じ味わいを期待できないものである。シンプルなものであるだけに、人におすすめするにもお豆腐は結構難しいもののように感じる。
そうと分かっていながら、黙っていられないものである。
私の食べ方はお豆腐が本当に好きなので、お醤油をかけないで食べたいのである。
すがいのお豆腐の素晴らしさは、冷奴として口にした場合 醤油をかけずに味わう大豆の濃厚さである。さらにこのお豆腐のすばらしさは 湯どうふにしたときの独特の香りがまた美味しいのである。冷奴でも湯どうふでも美味しいお豆腐って、なかなか無いように思う。
ぜひいちどお試しを。
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