ちょっと変わった信州つむぎ。
この生地は「くりむしつむぎ」。栗虫とは栗の実につく虫のことで、その虫の蚕から採った繭糸をつむぎ入れたお品物である。くりむしつむぎは くりまゆつむぎ とも呼ばれる。
とても軽くてやや毛羽立った感じが趣味的で、彩りのある色では無地染めが表情の豊かさが味わえるお品物だと思う。似紫(日本の色名 #549)に染め上げた。
さて、左は「ぜんまいつむぎ」。緯糸に 山菜でお馴染みのぜんまいの繊維をつむぎ入れたお品物である。右の「くりむしつむぎ」と並んでちょっと変わったおしゃれを楽しめそうな信州つむぎ。
どちらも白生地で ¥38,850/反(税込み)。
私はいつか ぜんまいつむぎで 自分のきものを作りたいと思っている。その頃にはこのつむぎで どんな色がわたしに似合うのか、考えるだけでも楽しい…。
お詫び:「ぜんまいつむぎ」と「くりまゆつむぎ」の画像が入れ替わって表示しておりましたので修正いたしました。05/04/04 14:56
◆この記事は都合により一部内容を変更いたしました。
(平成17年5月13日)
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