京都 初ゑびす ~食べ物編~
ついでもあり、十日ゑびすに家族で出かけた。
時間帯にもよるのか、昨日より人出は少ないほどで 大和大路(縄手通り)の露天をゆっくりと見ることができた。
まず 古都ほかまんじゅう。牛肉のしぐれ煮・きんぴらごぼう・しば漬けをミックスしたという具と 寒空に湧き上がる湯気に引き込まれて並んでしまった。口にすると しば漬けの味はよく分らなかったけれど、確かに美味しかった。甘めの牛肉のしぐれ煮ときんぴらごぼうは出合いモノだと思うし、冷めないうちに食べ切ることができるのも、こういうトコロで頂くには良いかも知れない。
なにやら目についたのがこれ。えびす焼。京都ゑびす神社前に店を構える鍵甚良房の一品である。うすく伸ばしたカステラ地にあんこを包み えびす様のお顔を焼き入れたもの。形を変えて 常より味も作りも 馴染みのあるお菓子である。
さて、夕食。四条縄手通り(店の箸袋には縄手通りと記載:大和大路)を東に入った南側に八雲という出雲蕎麦のお店がある。昔から芝居関係のお客さんが多いであろうこのあたりには 老舗の蕎麦屋も多いと思うが、無知な私でも 南座ねき(側:そば)の松葉、お向かいのやぐ羅、そしてこの八雲は知っている。本当は鴨の鳥南蛮が食べたかったのだが、その品数から三味割膳というような名の 割り子蕎麦セットを頂いた。海老天・おろし・とろろといった割り子蕎麦と かやくご飯、煮物一品、香の物。分量も丁度で美味しくよばれたけれど、外の寒さを考えるとやはり 温かいお品物にしても良かったかも知れない。
それから昨日の記事に一つ訂正を。
「人気大上也」というのは誤りで 正しくは 「人気 大よせ」である。
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