仕事始め。
仕事始めの今日、ご挨拶に伺う取引先もある。
その中で 初仕事の御祝儀ということであろうか、毎年この日に 御注文を下さる先様がある。白山紬を疋単位でお取引させて頂いているのだが、初仕事として 三巾の白山紬を明日お納めする。
かつては 必需品であった裏絹(きものの胴裏として用いる薄手の絹地)などを 「初絹(はつぎぬ)」などと呼びながら 小売業先にお納めするような慣習もあったらしいが 今はどうなのだろう。
店に届いた年賀状を拝見する。
染色作家さんの秀逸な“作品”に 思わず引き込まれてしまう。また、お品物の御用を加筆されたものや ご本人のお写真に添えて お誂えのきものや帯揚げに ご満足を頂いているご様子など、両親やオットとの会話にも尽きることがない。
店のホームページを開設して この一月で丸二年になるが、今年は メールでの御用もお正月にお伺いできた。お正月にも ますますご自身の仕事に打ち込まれている方も 少なからずいらっしゃるのである。洋装のクリエイターの方であり、また 染色作家のその方であり 意欲的にご活躍のご様子が 喜ばしい限りである。
多くのご愛顧をいただいて 一人ひとりのご希望に添えていきたいと 想いは強まるばかりである。
「本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。」
このひと言に尽きる。
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