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2004/12/17

かしら芋たち。

取引先からメロンサイズの大きなかしら芋(小芋の親芋)を戴いた。お正月のお雑煮に欠かせない一品である。
他に大小取り混ぜて三十個ほどの小芋もいっしょに 土は洗い落した状態で受け取った。土付きでないと日持ちも悪く、目の前に多量に転がる芋の群れ姿に 今やらなければいつそれをする!と、一気に調理に入った。
お正月用に冷凍保存するため 形の良いように面取り後ゆでた。

子供の頃 お雑煮に入れるかしら芋は大きければ大きいほど縁起が良いといわれ 兄の次に大きなものが私に出された。味のない大きな芋は 当時、決して美味しいものではなかった。なので このメロン大のかしら芋は三十六に切ってゆでた。程よく上品な大きさであるが、六人分にはちょっと多いかも知れない。

また 面取りされた小芋群を見ると ムショウにいもぼうが食べたくなったが、そういうことには 手をかけていられないのが現状である。お正月に実家でよばれるのを 楽しみに待つことにする。

本来ならこの時期 広沢の池の鯉上げがあり、鯉のたいたんや川えびの佃煮などを頂けるのに、ことしは鯉ヘルペスのために、この慣わしが取りやめになった。今 広沢の池には何も泳いでないのだろうか。


お芋を調理するだけでいろいろ思う年末である。

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