鹿の子絞りの糸解き。
草木染め作家さんよりお預かりした、鹿の子絞りの帯揚げ。
絞りやさんに解(ほど)き方をお尋ねして糸解きをしてみた。
赤・黄ともにきっちりと配されたしぼは、大きさもそろっており、絞り糸がしっかりとくくられており、しぼの高い良いお品物。くくられた糸ではなく、生地を引っ張る作業を慎重に進めるが、遅々として進まない…。ここはやはり、解きやさんにお願いすることにした。
しかし白生地やが承る仕事にもいろいろあるものだ。
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コメント
うちの父も和装関係の仕事をしてます。
私も絞りの入った生地をほどいたことありますよ。
うちで扱ってたのはもっと大きな絞りがぼこぼこ付いてる生地でした。(兵児帯とか腰紐になる生地とか)
斜めにぎゅーってひっぱっるとぐるぐる巻いた糸がポンって取れるのがおもしろくて、子供のときよくやらせてもらいました。
最近は絞りの職人さんが減って大変だと聞きました。
こういうのも機械でやるようになってしまうんですかね。
投稿: しずか | 2004/10/20 16:41
あ!しずかさん。
お互い京都の人間ですね。わたしも子どものころ、伯母にさせてもらった覚えがあります。
これらの帯揚げはかなり解きにくくなっていましたが、最近は機械での作業も増えてきてるんでしょうか。
ここらの職人さんたちにも手仕事の継承をお願いしたいです。
投稿: 白生地や | 2004/10/20 19:37