秋仕事。
秋になると、作家さんに動きが出る。
店には白生地注文に加え、作品の加工と仕上げ仕事が増える。
刺繍作家さんからは、
生徒さんたちの刺繍入りショールの袷仕立てと房付け、
刺繍入り服紗の仕立てと箱入れ、
きものの刺繍半衿の湯のし仕上げなど。
染色作家さんからは、
染色後のムシ、洗い、湯のし仕上げなど。
それぞれの工程を経て、仕上がった作品を拝見できるのが楽しみである。
_____________________
これらの生地は、芋版による型染め作家さんのご依頼で、尺二ちりめんを四色に、二巾絽ちりめんを二色に下染めしたもの。生地に張りがあるのは、染め付きが良くなる「豆地入れ(マメジイレ)」処理のため。
染め色は「染匠」という色見本帳より番号にてご指定いただいた。
一度作家さんの元に送り、型染めされた後、ムシ、洗い、湯のし後、風呂敷に仕立て上げる、といった仕事内容である。
| 固定リンク
「お仕事なこと。」カテゴリの記事
- 2013年12月 -お誂え染め ちりめん帯揚げ3枚企画-(2013.11.28)
- 信州まわた 上田の白双手織り紬の墨うち。(2012.09.20)
- 2012年6月6日 桐箱の価格が変わります。(2012.06.06)
- 「真珠色」の帯揚げ。(2012.06.03)
- 駒塩瀬の帯地 白生地。(2012.02.28)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント