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2004/08/18

スイカ。

この夏、当り年であったのか、三個のスイカを食べた。
一つ目は七月の末に、
あとの二つはお盆前、ほぼ同日に別々の方から頂いた。

結局最初の直径30cmもの大ぶりの物が
一番スイカらしくて美味しかったようである。

ほぼ同日に頂いた二つのスイカは、
打った時の音がぜんぜん違っており、
先日、低い音のする方から切ってみた。

薄い味だったので、あじ塩を振ると、
喉の渇きも手伝って、それなりに食べることができた。

そして今日、三つ目のスイカをおやつに頂いた。
いつも、そうするように、お向かいの牛乳やさんの冷蔵庫に半日冷やしていただいて、「いつもおおきに」と挨拶しながら、いつになくスイカに期待を寄せている自分に気が付いた。
最後の一つであったからか、
今日は、しのぎやすかった数日を経て、再び蒸し暑くてしんどい一日であったからであろうか。
とにかく、喉が非常に渇いていた。
「わたしが切りますから、おやつにしましょか。」なんて言って、
さすが牛乳やさんの冷蔵庫で冷やしただけあって、
かなり冷たくて、持つ手が心地よかった。

ざくっと包丁を入れると、さぁ~と果汁が出て、
切り口はもう、なんと、驚くほどのクレバス!
「す」が入って実が割れているだけなのかと思ったら、果肉の一部が信じられないほどやわらかい。

恐る恐るさじで掬って口に運んでみると、…☆!◆
これはスイカじゃない!

昔から言われている通り、
打音の高いスイカは選ばぬこと!!
身をもって学んだ。

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