七草かゆ
明日は正月七日。朝は七草かゆを食べる。
春の七草は周知のとおり、「せり・なずな・すずな・すずしろ・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ」。今では生協でも七草パックとして売ってあり、とても便利である。殆どが雑草ではこべらなんて飼っていた文鳥に食べさせるために庭から採ってきたり、ほとけのざも子供の頃「ほとけさん、こんな小さなところに座れはるんかぁ」なんてかなり感心したことがあり、その新鮮な感覚は今でも憶えている(へぇ10回)。ま、そんな身近だった草も今では見かけることもなく、雑草を見かけたとしても、それらはなかなか見つからない。だからこのパックを毎年買っている。
今日六日の夜に洗った七草を茹でてあく抜きをする。その茹で汁が熱いうちに家族が順番に手の爪を浸けていく。昨年の大晦日に爪を切った後お正月の間、この汁に浸けるまでは爪は切れないことになっている。
そして茹でた七草は歌いながら包丁でまないたをトントン叩き、微塵切りにする。「♪~ななぐさなずな、にほんのとりと、とんどのとりが、わたらぬうちに(七草なずな日本の鳥と唐土の鳥が渡らぬうちに)~♪」そしてお米をといで炊飯器をおかゆにセットし準備OK。このとき残ったお餅を入れる場合もある。が、今夜は入れない。
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コメント
はじめまして。
トラックバックありがとうございました!
昔からの七草にまつわる風習(つめをゆで汁につける、歌)初めて知りました。
私も、七草のみじん切り、自己流ですが、こんなんかな?と思いながら、ななくさなずな~♪
と口ずさんでみました。
投稿: kotori | 2004/01/07 08:03