2008/07/09

メンテナンス中につき失礼いたします…三浦清商店。

しばらくご不便をおかけいたしますが、本日午後6時ごろからインターネット接続サービスが一時切断されます。
つきましてはホームページの閲覧 ならびに メールでのお問い合わせなどはご利用いただけなくなりますので ご了承いただきますようお願い申し上げます。

ただ実店舗は変わらず営業しておりますので 重ねてよろしくお願いいたします。
お電話番号は 075 231-1529 でございます。
FAX番号も同じです。

これでしばらくはスパムメールからも開放されますが、これからの移行手続きが順調に進みますよう 願うばかりです。
それでは皆さま 暑さ厳しい折柄 くれぐれもご自愛のうえお過ごしくださいませ~。

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2008/07/02

プロバイダー変更作業に伴うお願い。

いつも三浦清商店をご愛顧いただきましてありがとうございます。
6月30日に 「【会員の皆様へ重要なお知らせ】京都アイネット」 にて知ったのですが、とうとう京都アイネットも関東地方に拠点をもつ資本の下に運営が渡ったようです。
これを機にプロバイダーを変更します。
急な通知であったため、これから白生地屋の仕事の合間に移行作業をいたします。
なんせ、ネット上のことは一人で活動しておりますので、不手際もあるかと思います。
念のため、三浦清商店はの御用の折りには ご来店いただくか、ご来店が無理な場合はメールではなく お電話かFAXにてご連絡いただきますよう お願い申し上げます。

お電話番号は 075 231-1529 でございます。
FAX番号も同じです。

急なお知らせですが、どうぞよろしくお願いいたします。
今後とも三浦清商店をよろしくお願いいたします。

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2008/06/13

梅雨の晴れ間。

日の経つのは早いもので、6月に入り梅雨を迎えております。
朝は肌寒さも感じますが ここ京都では晴天に恵まれ 本日の予想最高気温も30度とか。

おかげさまで 「白生地や」 も変わらず元気に過ごさせていただいておりますが、わたくしも40歳半ばを迎えましてもまだまだ勉強することが多く、心身ともに健康であることが大切だと痛感しております。
特にお誂えのお品物につきましては ひとつひとつが まことオリジナリティに溢れており、職人さんとその仕事との相性を見極めながらすすめる悉皆業というものを 一つずつ学んでいる状態です。
お誂えに託されたお客様のお気持ちと 職人さんたちにも喜んで仕事を進めていただくことを大切にしようと思うばかりに 全体を見ることがおろそかになってもだめで、今はもう、経験を積んでいくだけです。

このブログも自分を追い込むものではなく、すこし開放できるようなカタチで ぼちぼち続けていければいいかなぁ、なんて思います。
また、三浦清商店同様、ご愛顧いただければ幸いでございます。

080613京都、烏丸二条にある松栄堂さん。
お店の前を通ると そこに流れるほのかな香りに心和むことが多くなりました。
この梅雨にはまずは手始めに 「芳輪」-京五彩-を求めて 家でも香りを楽しんでいます。

今日も素敵な日でありますように。

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2008/03/29

桜の季節です。

春のうららかな季節でございます。
遠方からお越しのお客様には (京都での)お花見に良い場所をお尋ねいただくことが多くなりました。
急に暖かくなりましたので、鴨川沿いでは出町柳より北の方でも咲き始めております。
街なかではあちらこちらに桜の開花が見られます。
さて、来週あたりが見頃でしょうか。

昨年末よりご来店いただくお客様のほかに、メールでのお問い合わせをいただいて お着物や帯の御用を承ることが続きました。お手持ちのお着物の紋に刺繍を施し飾り紋にさせていただいたり、ぼかし柄のお誂えお着物をご相談させていただいたり、刺繍の帯のお誂えなど、ご来店いただけないということで 御用を進めさせていただくうえでご不安のないように ひとつひとつお確かめいただきますので、どうしてもお時間がかかってしまいます。
進めさせていただくうえでは より良くご案内させていただけるよう 常に自問自答しておりますが、どなた様もどうぞご遠慮なく 進め方につきましても何なりとお申し付けいただきますと幸甚に存じます。

今後ともご愛顧のほど どうぞよろしくお願いいたします。

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2008/01/02

あけましておめでとうございます。

皆様お健やかに佳き春をお迎えの事とお慶び申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

0801021

店先ではお品物に代わり、お正月飾りでご挨拶回りにお越しいただく方をお迎えしてございます。

なお、営業は一月七日からでございます。

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2007/12/31

二〇〇七年 大晦日。

今年も残すところ数時間となりました。
迎春の準備もおおかた整ったところで振り返りますと 今年もなかなかに楽しく、良い一年だったように思います。

白生地やである以前に やはり主婦でございますので、家族がそろって元気で 喜怒哀楽を共にして過ごせる日々が何より嬉しく幸せなことです。

白生地やとしては 今年も本当に多くのみなさまにご愛顧を賜りまして 感謝の気持ちでいっぱいでございます。しかしながら こうして多くの方にお喜びいただけるのも 家族ひとりひとりがそれぞれに役割をこなし、ここ京都の職人さんたちの変わらぬ仕事のおかげだと 改めて感謝するばかりです。
地道ですが、これからもこの気持ちを忘れずにひとつひとつの御用に向き合っていきたいと思います。
まだまだ足りないことの多い私ですが、反省しながらも明るく前向きでありたいです。

二〇〇七年、ありがとうございました!

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2007/12/01

師走でございます。

先日店の事務処理用のPCを Windows Vista機 に替えました。
ついでにプリンタもレーザープリンタにしました。
ややリフレッシュした感じで師走を迎えました。

帯揚げはじめ、お誂えのお品物にて当店をご愛顧いただいている皆さまにも心より感謝申し上げます。
なるべく早くお誂えのお品物がお手元にお届けできますよう 心がけてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございます。

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2007/11/13

淡交社 『京都で、きもの』 なごみ別冊 12月号

さて、淡交社出版「なごみ別冊」は 現在 Vol.5 が発売されています。
071113今号の特集 「お誂え」は京都 も 着物に親しんでいる方、これから親しもうという方も 多くの人が楽しめるものでしょう。
この雑誌の良いところは どのページを開いても きものや帯、きものまわりのお品物やお風呂敷などの色や柄が読者を釘付けにする点ではないでしょうか。
わたし達がきものを着るときに その色の取り合わせが小物に生かせます。
余分な広告ページがない点も嬉しいものです。 

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2007/11/01

道行コートはミシン縫い?

なぜか 同じような悉皆仕事が続くことがある。
今回させていただいたのは数点の道行コートの色あげ。
「色あげ」というのは 古物のお着物を染め替えることである。
いずれもお若い頃から着続けていらっしゃったお品物を そろそろ落ち着いた色目にして ついでに寸法も直してお召しになるとのこと。
私もそうだが、お嫁入りに持参した着物はピンク系が目に付き、なるべく今のうちに着ておこう!なんて会話をオットと交わすことも少なくない。

さて、いずれのコートもあっさりとした柄物で、色あげにもそれほど手のかかるお品物ではない。
まずはトキハヌイ(解き端縫い)をして、一反の巻物状態にするのが私の仕事である。
「お着物は手縫い」が目下の私の中の常識である。
が、道行コートはどれもが表地の縫製の大部分がミシン縫いなのである。
最初の一枚目はミシン縫いが信じられずに、解き難いほど細かい目で縫った和裁士に尊敬の念すら覚えながら、生地にキズをつけないようひと目ずつ慎重に解き進めた。非常に多大な時間を要するので、そこではたと気が付いたのである。
結局特別細かい針目のミシン縫いを解くのは 職方にお願いすることにして、比較的大きな針目のお品物のみ 私が解くことにした。

その事実に驚いて義母に伝えると、道行コートの衿をきれいに仕上げるために ミシンを使っているのだろう、とのこと。それだったら、私の手持ちのコートも ミシン縫いの可能性もあるのだろうか。
でも、店から仕立に出すと コートも手縫いのはずなんだけど…(仕立職方によってはやはり一部分はミシン縫いでした≪11月5日追記)。


お品物を仕立てる手法も その時代の流行りがあるのかも知れないと思った。
解き仕事の際に心配した 「ミシン目が残る」 ということはなく、色あげとお仕立直しの後、無事に納めさせていただいた。

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2007/10/27

爪織り綴れのお帛紗。

かつて 婚儀による お風呂敷のお誂え御用に追われた時代には少なくなかった お誂えの爪織り綴れのお帛紗のご注文。最近では本当に稀になりましたが 本日ひと月ほどのお時間をいただきまして仕上がってまいりましたひと品でございます。
071027
ご注文どおり 「五葉の老松」に亀房を付け、羽二重の白生地にて包み 桐箱に納めました。
軽くて強いコシがございます。

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2007/10/23

「待つ」 楽しみ。

最近、「待つ」 ということを考える。

私的なことでは、物事を確保した上で待つのが好きである。
例えば

・長女の分と購入した来年の手帳は 彼女が私の元へ帰ってくるまでパッケージ状態で置いておく。
・継続性があるだろう、と密かに期待して入手したゲームも 前作の復習を終えるまで置いておく。

なんて他愛もないこと(!)であるが 待ち時間の経過とともに楽しみを増幅できるような気がする。

さて、三浦清商店でのお誂え仕事では 帯揚げの無地染めでは10日から2週間、お風呂敷の抜染(ばっせん:紋や名前を染め抜くこと)では3週間から4週間もお待ちいただく。
この待ち時間については お客様には最初にお断りを申し上げて、染め上がったお品物をお届けの後、いただくお便りなどに「待つ間も楽しみにしていました」と言っていただくと 先程の「楽しみを増幅」する感じが思い浮かんだりする。

また、待たれるお品物ほど 幸せなものはない という思いもする。

…ところが実はただ一件だけ お品物は仕上がり、お支払いもいただいておりながらご連絡が取れない(お電話は留守番電話)ということがある。かなり月日が経っていることもあり、私は寂しいお品物のことが気に掛かりながら、同時にお客様のことも心配になってくるものである。
待つ楽しみも ほどほどの時間でこそ、である。

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2007/10/18

悉皆:ぼかし染め方に託す。

まだ少し詳しいことには疎いわたしですが、ひとくちにぼかし染めと言っても手間のかかるものと、そうでないものとがあります。多彩な色使いや細かい柄分けをする場合は、染めたくない部分に糊を置かなければならないので 手間がかかります。そしてそれは職方によって 得意不得意があるもので、柄に応じた職方に白生地を託します。

さて、この度の御用では糊置きなどは不要ですので 図柄と共にあおばなを入れた白生地と色見本帳を準備しました。
07101820710181渋札(写真右)には染め方への連絡事項を書き連ねる、欠かせない重要なアイテムです。
色は練色と浅緋(…残念ながら染織試験場の色名検索が無効ですのでお色をご覧いただけません)。

都合でモノトーンですが、染め上がりイメージです。
0710183_2

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2007/10/17

悉皆:ぼかし染めの流れ。

染めのお誂えをお品物で大別すると、お風呂敷・お着物(着尺・帯・お襦袢)・帯揚げ(半衿)・八掛などがあります。
染めを大別すると無地染めとぼかし染めがあります。
ぼかし染めの場合、八掛や帯揚げなどのようにある程度ぼかし柄が定まったお品物は別として、染めに出す前に 予め白生地に「あおばな」という染料ペンで ぼかし柄を入れる配置を描きます。

さて、お人形さまのお着物用として 分かりやすいパターンでのぼかし染めの御用を承りましたので、その流れをご紹介させていただきます。刺繍着物の下地としてのぼかし染めです。

お客様には生地のご案内を申し上げて、色見本帳からお色と共にお選びいただきます。
次にぼかしのかたちと位置を決めます。071017_2今回はお客様のご希望が明確でしたので 柄の図面と見本のお写真まで付けてくださって、余分なやりとりなくスムーズに進めることができました。
この図柄を生地に写します…。

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2007/10/15

ひとつの悉皆仕事。

刺繍の先生に師事し、様々な刺繍を楽しんでいらっしゃるその方は 最初塩瀬の半衿の無地染めをお申し付け下さいました。
その後、刺繍の御用に関して生地やお色をご案内しては無地染めをご依頼いただき 染め上がり品をお納めさせていただいておりました。
ある折りに お人形さまのお着物に合うような生地ということでご案内申し上げた、本紋柄のどんすをお気に召していただいて、かすみぼかし様の染め仕事をご依頼くださいました。
ぼかしの感じや色の取り合わせはご指定いただき、私はぼかしの配置やデザインを、手紙をやり取りしてご検討を重ねていただきました。

07101510710152
デザインと染め上がり品の画像(都合でモノトーンに加工)です。
お色やぼかしの形や配置などをご相談させていただいている内は楽しかったのですが、染め上がりを送付させていただいて、ご意見をお伺いするまでの間は仕上がりをお気に召していただけるか かなり緊張するものです。

ひとつずつですが、白生地やも オットの後に付いて新しいことにもめぐりあえるようになってまいりました。

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2007/10/12

紋意匠白半衿七種 -後半-。

紋意匠の白半衿七種が入荷した。

その七種の中で やわらか物のお着物に、と感じたお品物。

ErisakuraErimaihanabiraErisayamon
左から 「桜」、「舞はなびら」 そして 「さや紋」。
舞はなびら柄は完売いたしました。ありがとうございました。2007.12.10

以上、前回のお品物と合わせて七点である。

お品物は二巾衿なので 

二枚(つまり一組)で¥1,680、
一枚だと¥1,050。

いずれも税込み価格。

面白いもので、それぞれに同様の柄の帯揚げがある。
無地のお着物などには揃えてみても良いかも知れない、と思う。

≫2007.10.16追記
≫前日の生地にてご案内申し上げました
≫吹雪柄とフクレ柄は完売いたしました…。
≫2007.10.16追記
≫吹雪柄とフクレ柄を新たに仕入れることができました。
≫引き続き 販売させていただきます。
≫少し慌ててしまいました…。すみません。
≫2007.12.10追記
≫舞はなびら柄は完売いたしました…。ありがとうございました。

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2007/10/11

紋意匠白半衿七種 -前半-。

紋意匠の白半衿七種が入荷した。
それぞれ数に限りがあるものの、衿元を飾る様を思い浮かべるだけでも楽しい。

まずは 私が紬のお着物にも合うと感じたお品物。

ErimoyaErihanachidori
左が「もや柄」、右が小菊を束にしたような「花千鳥柄」。
花千鳥柄は小紋などにも良いかな…。
花千鳥柄の半衿は完売いたしました。ありがとうございました。2007.12.10

ErifubukiErifukure
左が「吹雪柄」、右が「フクレ柄」。

手持ちのどの着物にどの半衿が合うか、こうしてお品物が手元にあると、ついつい思いを巡らせてしまう。
お品物は二巾衿なので 

二枚(つまり一組)で¥1,680、
一枚だと¥1,050。

いずれも税込み価格。

もちろん染めることもできるけれど、
価格面でも私は白で使いたい。

明日はやわらか物に合いそうな 残り3種をご案内。

≫2007.10.15追記
≫吹雪柄とフクレ柄は完売いたしました…。
≫2007.10.16追記
≫吹雪柄とフクレ柄を新たに仕入れることができました。
≫引き続き 販売させていただきます。
≫2007.12.10追記
≫花千鳥柄は完売いたしました…。ありがとうございました。

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2007/10/10

河出書房新社 『きもの便利帖』。

不器用さからか、旬な物事に疎い面ももつ私。
そんな私が「文筆家 君野倫子さん」を知ったのが 昨年手にした 七緒 vol.6 でのこと。
丁度 浴衣を始め、夏の「涼しく過ごす知恵袋」という特集に 

とにかく万事手軽にすること。 
とのアドバイスのもと、ご自身の盛夏のきもの生活の一片をのぞかせていただきました。

071010さてこの度、君野倫子さんの新しいご本が出版されました。
『きもの便利帖』 河出書房新社。
まず、生活着としてきものを身につけていらっしゃるので 私などは視点が異なり、どのページからもとにかく新しい情報が飛び込んできました。
語りきれないほど広範囲ながら 一つひとつがとても丁寧で分かりやすい、まさに「便利帖」だと思いました。

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2007/10/09

羽織の墨打ち。

刺繍教室からご依頼の 羽織の絵羽仕立の御用をさせて頂いた。
これまで着物のお仕立御用において 初めて手がけるものには義母に頼ってきた「白生地や」だけれど、今回は教科書(図説きものの仕立方 村林益子著 紫紅社)を見ながら一人で墨打ちをした。
難をもたない生地のうえ 柄合わせも不要なお品物であったので、羽織の基本を学べる良い機会と 裾の返りをなるべく多くというご要望をくんで慎重にさせていただいた。

さて、羽織はマチと袖口布を 突合せにした上前・下前の前身頃から続けて取る関係で、生地を裁断する際 衿ぐりも裁たねばならず、それは仕立方の仕事となる。衿ぐりの裁断ほど晴れがましいものはなく、責任重大である。通常 絵羽方では鋏を入れるのは嫌うもので、この羽織の絵羽仕立は昔から頼りにしてきた地元の仕立方にお願いした。私の墨打ちを図解した寸法メモも一緒に渡し、羽織の絵羽は無事仕立上がった。

羽織にはこれからお教室のお弟子さんの手によって刺繍が施されるだろう。
素敵な刺繍の羽織。お仕立にかかる日が楽しみである。

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2007/08/24

手織り信州紬白生地 値上げのお知らせ。

皆さまにご愛顧いただいております手織り信州紬の白生地が 今回入荷の分からとうとう値上がりいたしました。
税込み価格が 従来の¥57,750/反 から ¥68,250/反 でございます。
規制がかかりまして画像は掲載できませんが、ご了承のほど お願い申し上げます。
三浦清商店 つむぎ反物

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2007/07/23

丹後ちりめん 正絹鬼しぼちりめん。

『鬼しぼちりめん』と言いましても 小巾の着尺と 広巾のお風呂敷地とは 産地の異なるお品物をそれぞれ専用に扱っております。

お風呂敷地として 私ども三浦清商店では 丹後ちりめんを扱います。

丹後ちりめんは経糸に撚りのない生糸、緯糸に1メートルあたり3,000回前後の強い撚りをかけた生糸を交互に織り込み 生地にし、その後 精練することによって糸が収縮し、緯糸の撚りがもどり、生地全体に細かい凹凸上の「シボ」がでた織物のことをいいます。
丹後ちりめんの最大の特徴が このシボに現われております。

鬼しぼちりめん とは、左撚り2本、右撚り2本を交互に織り込むため、一越ちりめんよりシボが高いのが特徴です。シボが大きいことから『鬼しぼちりめん』との名前が付けられました。
シボが高いことにより、しわがよりにくく、しなやかな風合いに優れ、凹凸の乱反射によって染め上がりの色合いが より豊かに深みを醸し出すものでございます。
また、発色の良さをさらに高めるために 国内でも稀少な最高級の布海苔を使用するなど、ひと工夫もふた工夫も加えたお品物でございます。

どうぞ たっぷりとしたお風呂敷の逸品を ご愛用くださいませ。
お好みの生地巾を お好みのお色にてお誂えいたします。
生地巾によって、普通品・重目・特重 がございます。 
御紋とお名前は 用途によってご相談いただいても結構でございます。染め抜きにてお入れいたします。
常にご愛用のお風呂敷には やわらかめの文字にて ひらかなでお入れするお名前も素敵です。

お誂えお風呂敷のご案内

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2007/07/18

加賀白山紬。

私どもの店ではその名のとおり、加賀白山紬が看板商品でございます。
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07071840707185
加賀白山紬は手織り(の白山紬)である牛首紬とは異なり、機械織りの白生地に商号登録した白山紬です。
小巾から各種広巾を生産しており、その光沢と風合いに加え、生地の強さから婚礼時には欠かせない御用を務めるお品物でございます。右写真は白山紬広巾の 普通品と重目 を並べました。

0707183また、そのクールな仕上がりが好まれて 例えばお仕事にご使用になるお風呂敷や 男物着物などにもご愛用いただいております。


さて、私たちの店が白山紬を取り扱い始めたのが 先代の仕事でございました。
着物文化の中心地 京都には 昔から産地よりお品物を携えた人々の出入りがありました。
先代の時代には 店の向かいに加賀よりいらした方が住まわれていたらしいのですが、その方が古里に戻られる際、加賀白山紬の取扱いを引き受けたとも聞いております。
今でも加賀は元より 各地から機工場の方が来てくださいますので 私達には(残念ながら)出張というものが無いのです。
でも ありがたいことでございます。
機工場の皆さんにも喜んでいただけるよう努めたいものです。

皆さまのお品物のご愛用を賜りますようお願い申し上げます。
 
白生地や 「白山紬」 関連記事: 「白山紬の値上げ」について。白山紬の孔(あな)。
白山紬 切売り価格のご案内。

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2007/07/10

色無地のお着物。

いろいろある きもの地の中で、色無地のお着物として 全体に柄の入った紋意匠のお品物がございます。
はっきりと見え、程よい大きさの図柄です。

07071010707103

薄いグレーに染め上がった左の画像は紋意匠のお品物。端の青色は紋糊を置いてございます。
八掛地付きの三丈物で マーガレットのような花を一面に配し、菫などの小花が散らしてございます。
右は染める前の白生地を撮った画像です。柄が分かるでしょうか。

0707102こちらはこれから無地に染める三丈物です。ご用意いたしました八掛も表地共色に染めるよう承っております。


店では お品物が日々入れ替わってございますので、品切れの際にはご了承くださいませ。

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2007/07/05

母との何気ない会話。

店の隣に住む私が母(義母)と話すのは大抵仕事中である。
仕事上では優しい師匠であり、母(義母)として、あるいは子ども達のおばあちゃんとして 時には緊張して、また何気ない日常をおもしろおかしく語り合う日々である。
先日 私と子どもに楽しげに見せてくれたものがあった。
まずは写真付きのポストカード。
オットや私やその兄妹たちの年賀状の束。母にとっての孫たちの成長する様を見て ちょっとした思い出話に花が咲く。オットや私の「若さ」には思わず笑ってしまった。
そして最後に見せてくれたのが 母が生まれた年の新聞紙上のうちの店の広告。
「三浦呉服店」とある。
私は ちょっとしたことなのだけれど 母が時折この店・三浦清商店のことを 三浦商店 などと言うことをいぶかしく思っていた。戦後に先代清次郎氏が今の看板を上げたのだというが、その後も暫くはかつての名称に馴染みがあったのだろう。

私の知らないことを こうして母との何気ない会話の中から見つけることは 何より楽しいものである。

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2007/06/30

お誂えお着物 -奈良Sさま 参-。

お誂えお着物の表地が染め上がりますと、お仕立の準備がございます。

0706291単衣のお仕立には衿裏を付けます。
Sさまには居敷当てをお申し付けいただきましたので、羽二重二巾の白生地1mをご用意いたしました。

0706292袷のお仕立てには 八掛地と胴裏をご用意いたします。
表地のお色が渋めの淡いピンクベージュですので 八掛地は表地共色の額ボカシに染めました。
表地が淡色の場合、八掛地色が表にうつらないための額ボカシ染めです。
胴裏は この真綿紬と一緒に収まっていた薄手の白生地をご使用いただきました。この白生地はS様も使い道をご思案してらして、この度のお誂えお着物へのお役立てに お喜びでございました。

この度のお誂えお着物には 引き染めと八掛の額ボカシ染めにひと月強、そしてお仕立におよそひと月のお時間をいただきました。
お仕立上がりは やはり きりっとして いつ見てもうっとりといたします。
0706293 0706294

思いのこもった大切なお品物のお誂え御用をさせていただきまして Sさまにも心から感謝申し上げます。
末永くご愛用いただけることを願っております。

ありがとうございました。

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2007/06/29

お誂えお着物 -奈良Sさま 弐-。

紬の反物を拝見したところ生地の傷みなどはありませんでしたので、色を決めていただくことにいたしました。

ご来店いただきますと 染め生地による色見本を見て決めていただくことができます。帯揚げのように薄手のお品物とは異なり、お着物のお色はなるべく生地色見本をご参考にしていただきます。
これまでに蓄積した 手織り紬を染めた見本切れなどもご覧いただいて、色見本と実際に染まった色の雰囲気をお確かめいただきます。

0706301 050426

Sさまは 単衣に水色系、袷にベージュなどの暖色をご希望だったと記憶しておりますが、単衣のお着物は生地色見本帳の染匠から、そして袷のお着物は清野恵理子さんの きもの熱掲載のお写真から お色を決めてくださいました。

point:真綿様の紬は和物のどの系統のお色にも本当に素敵な仕上がりを見ますので、お客様のお好み次第でそれぞれにお楽しみいただけるお品物でございます。

Sさまにはご自身の着物寸法表をご持参くださいましたので、こちらに控えさせていただきました。

point:ご自身の寸法がはっきりされない方には お手数でも 着やすく感じていらっしゃるお着物を拝見したり、初めてのお着物をお誂えいただく方には ご身長と腰まわりの寸法から標準を割り出すこともできます。

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そして染め上がりでございます。
0706303 0706302

・・・画像ではその風合いなどを伝えきれないのが残念です。

point:紬の白生地を 加工する前処理として「湯通し」があります。 紬地の場合 特に先染めのお品物は生地の寸法が心もとない場合が経験上多いのですが、「湯通しとゆのし」の工程で丈を、「巾出し」を施すことで生地巾に 多少のゆとりを出せることがあります。Sさまの白生地も通常の湯通しで丈が十分になりました。

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2007/06/28

お誂えお着物 -奈良Sさま 壱-。

お誂えには 人によって様々な思いや経緯がございます。
この度 春先にいただいたメールから始まったお誂えお着物の御用を、奈良Sさまのご好意もございまして ここにご紹介させていただきます。

まずはメールをご覧くださいませ。

初めまして。雑誌「七緒」にてこちらを知りました。
昨年少し着付けを習い、少しずつ着物を着始めた*0代の主婦です。 なので、まだまだ着物についてはわからないことばかりです。
先日母の荷物を整理していると、紬のような反物が出てきました。
しろうと目には、割といい品のように思うのですが、真っ白で染めなければいけないのでは と思います。
そこで、以前雑誌で見たこちらのことを思い出し、メールさせていただいた次第です。 反物を持ち込みし、染めて頂き、着物に仕立てて頂くことは出来ますか?   ・・・後略・・・

お家の方がご用意なさっていた白生地を 後になって着物を楽しみ始めた方が手になさった。その絶妙なタイミングに 人と人との繋がりや思いのようなものを強く感じてしまいました。

メールでのやりとりの後、ご来店いただいた折に拝見した紬白生地は 真綿紬の特徴であるやわらかさと軽さを持った良いお品物でした。三丈強のやや短めの長さで2反、おそらく一疋を半分に分けられたのでしょう。

その2反でSさまは 無地染めの単衣と袷のお着物をお誂えなさいました。

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2007/06/27

お嫁入りした素敵な帯。

はい、それはそれで嬉しいのですが、
仕入れた時にひと目で気に入ったお品物が
この度 お嫁入りいたしました。
お誂え染めを経てお仕立上がりを拝見すると 本当にきりっと、一層良いお品物になりました。

白生地は色によって表情が変わりますので お色選びを楽しく感じていただけると思います。

070405 070627

つくづく素敵なお品物だと思います。

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2007/06/26

細かい目の絽の半衿。

いよいよこれから出番が増える絽の半衿。
今年はお客様のご要望もあり、新たに目の細かいお品物を加えました。

0706261 0706262


二巾衿仕様です。絹100%で 生地の重さは従来の絽ちりめん半衿(右写真・下方)と同じです。
あっ、と。ものさしは 鯨尺です。
価格はどちらも同じ 一枚(半衿2枚分)¥2,730(税込み)です。

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2007/06/25

麻の長襦袢。

この度 お申し付けいただいていた麻の長襦袢が仕立てあがってきた。
恐らくこの夏では最後のお品物であろう。
麻の肌触りがお好みの方。
やはり絹のすべりがお好みの方。
この夏にかけてもそれぞれの御用を幾つお伺いしただろう。

綸子地の御用などは季節を問わずお申し付けいただくので やはり 絽や麻の長襦袢には季節感が伴うものである。

梅雨空を気にしながら お受け取りにお客様のお喜びいただけるよう、そのお顔を思い浮かべながら荷造りをする。
気持ちが引き締まる。

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2007/06/15

手織り絽綴れの帯。

夏の帯のご依頼に、拙店では何より涼しげですっきりとした手織り絽綴れのお品物をご案内申し上げました。
見本の帯をご覧いただいて 柄見本帳と色見本帳からそれぞれお好みをご検討のうえお申し付けいただいたのが そろそろ単衣のおきものの季節が待ち遠しくなり始めた頃。
この度ようやく織り上がってまいりました。
お仕立ができればお誂えの夏帯がひとつ お客様のお手元にお届けできます。
お気に召していただければ何よりですが、お手元にてお確かめいただくまでは気持ちが落ち着かないものでございます。

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この夏帯にしても、白生地屋では柄も色もお選びいただくのですが、一からのお誂えになりますので、ご相談からとても長いお時間をかけていただきます。ご自身でご検討いただくことを通して お品物への愛着というものをより深く感じていただくことがまた、お誂えの醍醐味だと思いたいものです。

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2007/06/13

紗の生地。

季節に合わせて在庫の少なかった紗の生地を入れました。
店頭でも販売しますが、お問い合わせいただければご案内申し上げます。

Sha3 Komasha

柄ものと駒紗を重ねた紗合わせの着こなしは 見る人に涼感を与えますね。
お洒落です。
お好きなお色でお楽しみいただけますよ。

ちなみに紗合わせは 単衣と絽のわずかな期間でのお楽しみです。

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2007/06/11

袷のショール。

染めとお仕立でおよそひと月ほど要するのですが、一枚は持っていたいのがこの袷のショール。
ベーシックなデザインだからこそ出番も多くなります。

およそ45cm巾の鬼しぼ尺二ちりめんを4尺3寸(およそ163cm)・袷なので表裏2枚 それぞれお好みのお色でお誂えできます。
¥1,050/尺(税込み)ですので生地代が¥4,515 X 2 で¥9,030。
お染代が無地染めで¥3,675(税込み)、黒染めは¥3,150(税込み)。
お仕立代は袷で¥3,150(税込み)。
以上で ¥19,005 でございます。

たっぷりめの長さをご希望の場合でもご自由にお申し付けいただけます。
別途費用はかかりますが、お好みで房もお付けできます。
リバーシブルで慶弔両用にも一枚 いかがでしょうか。

070611

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2007/06/07

「なす」か「かぼちゃ」か。