2007/10/30

壬生寺の障壁画。

今朝の読○新聞で拝見いたしましたが、壬生寺の手描き友禅染の障壁画の完成についての記事です。

▽…新撰組でしられる京都市中京区、壬生寺の本堂に、手描き友禅染の障壁画の大作が完成し、絹地に色鮮やかな極楽と地獄を浮かびあがらせた。12月8日~10日に一般公開する。
▽…友禅染の障壁画は珍しく、友禅画家あだち幸さんが4年がかりで、高さ約2~2.7メートル、総延長約30メートルの壁画6面とふすま絵8面を制作した。貝殻を砕いた胡粉を塗る独自の手法で光沢を出した。
▽…松浦俊海貫主は「地獄と極楽を目の当たりにしたよう。40年以上前に焼けた本堂にも地獄と極楽の絵があり、復活が長年の悲願だった。」と話していた。(2007年10月30日 読売新聞朝刊 「いずみ」より転載)

12月に拝見する日が心待ちでございます。

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2007/10/22

時代祭り(2007年)。

昼過ぎに烏丸通りまで出てみた。
ちょうど江戸時代あたりの行列が進んで 奴さんたちの姿も見られた。
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うちの旧九学区で持ち回りの藤原氏の時代にはまだまだ遠く、平日ゆえにはやばやと家に戻った。

秋晴れのよいご時候である。

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2007/10/20

お祭り。

さて、京都も22日の時代祭りを前に 明日21日は各地でお祭りがとり行われるようである。
私の実家のあたりでも神社のお祭りだが、明日は泉涌寺塔頭(せんにゅうじたっちゅう)・即成院(そくじょういん)に参拝しようと思う。
「二十五菩薩お練り供養」を拝見したい。

境内には、以前一度参拝した折に子供が見つけたこんな楽しみもある。
0710201手を洗おうと、紙石けんを探すと ふと左横に建つ「願いが的へ」箱。
この扉を開けると¥200でおみくじと紙石けんを手にすることができる。
願いを念じながら この紙石けんで手を洗うのである。

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中味はなかなか素敵である。
子供は紙石けんも願い事も楽しんだ様子。

明日はお天気にも恵まれそう…。

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2007/10/01

秋の七草。

秋も深まるこの頃、昨日はお友達3人でミニお茶会に出かけた。
メモ帳のような無粋なものは持ち込まず、
ゆったりと亭主とお客人とのやりとりを楽しもうという心がけ。
そこで「秋の七草」のお話しが。

春の七草はよく覚えているもので
「せりなずなすずなすずしろごぎょうはこべらほとけのざ」
これぞななくさ、である。

それに引きかえ馴染みの薄い秋の七草の覚え方を教えていただいた。
たしか「すきなおふくは」に それぞれ
すすき・ききょう・なでしこ・おみなえし・ふじばかま・くず・はぎ
をあてる。
(これで間違いはないと思うが)覚えておきたい。

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2007/05/20

『若冲展』の予習。

現在会期中である「若冲展」が 近くの相国寺承天閣美術館であることを知ったときに前売り券を入手した。
その後茂木健一郎氏の5月14日のブログでその展覧会の凄さを少し知った。
そして今日、新聞で見つけたこの番組。
足を運ぶ前の予習として(録画だけれど)是非 見ておきたい。

 5月21日(月):つまり今夜 
毎日テレビ(京都では4ch)
午前0時30分~午前1時35分
『若冲降臨』
伊藤若冲 動植綵絵の妖気超細密絵解き
仕掛けられた謎
茂木健一郎

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2007/02/03

廬山寺・鬼の御加持。

霜の降りた静かな朝には防寒態勢に余念がなかったが お昼ごろには暖かい陽射しが心地よいほどになり、廬山寺まで子供に「鬼の御加持」を拝受すべく参じた。

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何もそこまで…という気はしないでもなかったが、午後2時からの催しには早すぎる1時間以上も前に着いてしまい 所在無いままその場に立つことにした。
御苑の中を南西から北東を歩いたわが子は早くも座りたがったが、「御加持を受けるためのこれも修業なんだ。」などと自分でも呆れるようなことを言いきかせ、ひたすら時が来るのを待った。

境内がかなり込み合って来た頃、時間を守って鬼が出てきた。かなりの強面である。上の子と参じてから10年ほど経つが 当時の記憶に比べるとかなり貫禄のあるお顔である。
両側に立ってくださるお坊さまの読経の中、自分の身体の健康上での弱い部分を鬼に告げ、わが子は御加持を受けることができた。
ほどほどに元気な私は、御加持を受けるのを今回も先送りにした。

さすがに10年前とは異なり、御加持のあとはインド舞踊家による宗教的にも濃い意味合いの踊りが披露されたが、人垣の間から拝見するには疲れすぎた私たち親子は 鬼の出番まで待てずに来た道を戻ることにした。

0702034持ち帰ったこれは「蓬莱豆」である。
しおりによると 『この蓬莱豆は紅白二粒食べると福寿が六年延び、紅白いずれか一粒食べると福寿が三年延びるといわれています。』
以前も頂きながら 今回も頂く。
もちろん両親にこそ そのご利益を望むものである。

さて、いわしと巻き寿司の夕飯である。今年の恵方は北北西であるらしい。
まるかぶりは なんといってもちょっとお行儀が悪く 食べ難くもあるので、うちはうち流にいただくことにしている。

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2007/01/08

初ゑびす祭・宵々参り。

成人の日に重なり休日となった今日、初ゑびすの京都 恵美須神社に参った。

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参道の店などは本日は開店準備ということで楽しむことはできなかったが、神社の境内はまずまずの人出の中、七福神みくじをひいて お飾りを付けた笹を頂いて帰った。
やはり明日以降がより楽しめそうである。

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2006/11/24

「京都国際マンガミュージアム 開館記念フォーラム」。

数日前に 案内のはがきを手にすることができた。オットは11時からの記念式典に、たまたま今年の町会長にあたった父の代わりに出かけたけれど、どちらも館長である養老孟司氏はVTRメッセージにてご挨拶されていた。

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金剛能楽堂において、コーディネーター:茂山千三郎氏、パネリスト:高畑勲氏・竹宮恵子氏・寺脇研氏・夏目房之介氏といった顔ぶれで行われた。パネリストの方々からは、それぞれの現場・教育・官・研究(?)などの各側面からマンガミュージアムおよび日本のマンガについてのお話しを聞くことができた。日本独特の(表現方法による)文化発信を担ってしまったという点で、狂言(や能などの伝統文化)と共通するお立場からこぼれるお話しもあり、茂山千三郎氏の司会も分かりやすくて楽しいフォーラムであった。

「なんで『国際』なんだろう。」という点から なんとなくアングレーム国際漫画フェスティバルとの関係などを期待していたが、そういう存在ではないらしい。が、2008年に開催予定の「国際マンガサミット」(国際漫画家サミット)など、マンガを通した国際交流がはかられる。

日本のマンガが海外に浸透している例として、本屋にMangaというコーナーが設けられていることや バリ島の田舎で子供達にドラえもんの絵を描いて尊敬のまなざしを向けられたこと、またカリフォルニアの大学で日本の少女マンガの展示会が実現された様子や外国の人が日本語を学ぶきっかけがマンガであることが多い、なんてことがあるらしい。
その現状からやはりそろそろ日本のマンガをきっちり説明できる場を設けた方が良いのではないか、ということで「京都国際マンガミュージアム」なのであるという。

また、一般のミュージアムにありがちな「資料館的要素」だけではなく、教育研究機関としての機能と 元瀧池小学校の跡地利用としての地域とのつながりを持つ施設としても理想的ですらあるらしい。
…というような内容であったように思う。

とにかく明日、いよいよ開館日を迎える。明治2年に建てられた元小学校であり、新たな文化発信の担い手として再スタートするここを 多くの人に好まれつつ訪れ続けていただけることを願わずにはおれない。


追記:持ち帰った「えむえむ通信」などにはイベントの詳細情報などもあり、ファンにはたまらないだろう催しもある。私の場合 今だに離さずに持ってる「萩尾望都」さんなど、招いて欲しいよぉ。

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2006/11/18

京都国際マンガミュージアムのポスター。

今日、地下鉄の宙吊り広告を見て、より詳しく(近く)で実物を見るために現地 つまり烏丸御池を上がったところに立ち寄った。そのポスターにはお馴染みの まんが本の表紙が並んでいる。小学3年生の次女と暫く見入って、タイトルが異国の言葉であることを知った。中国語だろうか、ドラえもんが描かれているから「どらえもん」だと分かるが、文字列から「さて、このマンガの主人公の名前は?」などという問題には答えるのはムツカシイ。
しかし、ドラえもんに限らず 日本のマンガは一体何カ国語に訳されているのだろうか。
以前インドネシアの女の子が自分のお姉さんのために本、しかも最新作が買いたいというので、オドロキつつ寺町通にあるコミックばかり扱っている店に連れて行ったことがあったのを思い出した。

世界のマンガ展 2006年11月25日(土)~2007年1月14日(日) 10:00~20:00
休館日 毎週水曜日 12月27(水)~1月3日(水)
オープン記念特別入場料  大人:¥500 中・高生:¥300 小学生:¥100

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2006/10/22

正式名称 『京都国際マンガミュージアム』。

はい、正式名称に決定したそうです!
英語名もあります。
”Kyoto International Manga Museum”です。
シンボルマーク・ロゴタイプも決定したそうです!
ホームページもどんどん新しくなっています。
そこで愛称も募集しています。

  ―――――――――――――

開館は11月25日(土)。その施設内容が公表されました。

入館料が必要で、約4万冊のマンガ本を閲覧することができる。 1階は子ども向けのマンガ本を集めた「子どもフリーゾーン」とし、記念品の売店や喫茶スペースなども設置する。2階は、歴史的に貴重な本などを展示する「ギャラリースペース」になる。3階は京都精華大学の国際マンガ研究センターが入る。1~3階の廊下などには総延長約140メートル、高さ2.3メートルの書庫「マンガ本の壁」を置く。 入館料は一般500円、中高生300円、小学生100円。 開館時間は午前10時~午後8時で、水曜と年末年始を休館日にする。

(以上、朝日新聞 2006年10月19日朝刊より。)

開館前日に記念フォーラムが金剛能楽堂で開かれるということです。
定員があるので申し込みが必要です。

いよいよ、約ひと月前です。

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今日はとりあえず。

時代祭りでした。

061022撮影をオットに頼んだ今年の時代祭り…。子供のハッピーセット入手ついでの烏丸丸太町でのワンショット。

こんな日は烏丸越えの用事は午前中に済ませることが大切で、何となく焦って過ごしました。
一日好天に恵まれて良かったです。

明日からまた、白生地屋に専念します。

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2006/09/18

『不戦の希(ねが)い』 -美しい地球に生きるⅣ-

子供達も一緒に 第7回京都国際マンガ展2006に行ってきた。

060918京都市美術館別館2階に展示された「ひとコママンガ」がざっと221点。戦争や武力をあらゆる視点から諷刺した作品の数々。ピカソのゲルニカを作中に取り入れたものや、ロシアの子供がグループで出展したもの、マンガでありながら油彩画や版画で描かれたものなど、実に多彩であった。

初秋の京都を散策するついでに立ち寄るにも いい催しかも知れない。ちょっと記憶に止めておきたい。
展示は24日まで。入場料 一般:¥800、大高中:¥400、小学生以下65歳以上無料。

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2006/09/06

『えむえむ通信』(京都国際マンガミュージアム)。

こうなると、名称が長い「京都国際マンガミュージアム」である。
元瀧池小学校校舎は現在も白い幕に覆われている。

8月半ばだったろうか、町内の回覧で知ったこの「えむえむ通信」の存在。

060906やなせたかし氏の 「マンガミュージアム」を語る と題したインタビューや 倒れられてその後のご容態が気になる河合隼雄さんの 「マンガミュージアム開館へのメッセージ」 などが掲載されたVol.1である。

昭和(1988年)までの古いマンガ単行本・雑誌や風刺漫画などの資料の寄贈をつのった「お知らせ」もあり、まだまだ初々しい印象である。Webサイトにてミュージアムの詳細がわかる。

8月後半には 世界のプロ漫画家の一コマ漫画を集めた「第7回京都国際マンガ展」が 「不戦の希(ねが)い」をテーマに、61カ国計460人から1246点をもって開かれており、その中から 入賞作を含む221点が 京都市美術館別館で9月12日~24日の間 展示されるらしい。
マンガ展のこれまでのテーマもサイト内に紹介がある。
第7回の「不戦の希(ねが)い」はなんとなく重いテーマのようにも感じるが、第1回から見てみると バラエティに富んでいて面白い。

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2006/06/02

大絵巻展。

すでに足を運ばれた方も多いかと思うが、
京都国立博物館にて公開中の大絵巻展に行ってきた。

060602前売りチケットを手にしておりながら、子供に鳥獣戯画を見せるために後期展の時期を待つうち、今日になってしまった。金曜日は入館が午後8時まで、なのである(実際は更に延長されていて、8時30分まで)。最終入館時間に合わせて7時30分に入り口を通ったが、中はなんという混雑ぶり!

とりあえず 小学生にも分かりやすい地獄草紙・餓鬼草紙・鳥獣人物戯画・信貴山縁起などに絞って見てまわろうと考えたが甘かった。人垣の隙間から覗いても ストーリーが分からない。
待ち時間なく館内に入れただけでも、この日時を選んだ意味はあったと思うことにした。

結局買った図録で絵巻物をゆっくり見ることにした。
期間最終のこの週末はかなり大変だろう。
一日くらい時間をたっぷりかけて、展示室ごとに待ち行列に並んで見る心積もりでいると 良いかも知れない。

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2006/04/21

VISUAL MEDITATIONS: A COLLABORATION

法然院ではこの時期も様々なイベントが催されているらしい。

その中で 今回ご案内をいただいたのは
染色家 BETSY STERLING BENJAMIN さんの
(店ではベッチィさんとお呼び申し上げている)
LUANNE RIMEL さんとのコラボレーション展。

060421 4月22日から27日まで
 午前11時-午後5時
初日にはレセプションが午後4時から。
ここ数日京都も肌寒いかも知れませんが
哲学の道散策の折にお立ち寄りください。

写真はご案内はがきより、

Door to ths Sea 2004 68"x30"
Rozome layer by Benjamin,
Stitched Text/Photo layer by Rimel

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2006/04/04

刺繍展を見に行こう!

刺繍の展覧会を二つ、ご紹介。

★ 日本刺繍 山下隆次 遺作展
   ・場所
            画廊 とーべぇ
           11:00~19:00
     京都市中京区三条通寺町西入ル二軒目
          TEL 075-255-4058

   ・期間
     平成18年4月4日(火)~4月9日(日)

★ 京繍(きょうぬい) 長艸(ながくさ)の仕事展
   ・場所
         思文閣美術館
        10:00~17:00
     京都市左京区田中開田町2-7
   ・期間
     平成18年4月8日(土)~5月28日(日)
   ・講演会
     4月15日(土)午後2時~ 「京繍の魅力 -伝統と創作-」など

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2005/07/22

「アングレーム」。

先日、お誘いを受けて学区の納涼会に参加した。
教育関係者も参列する中、京都精華大学 学長の中尾ハジメ先生のご挨拶もあり、昨年伺った「京都国際マンガミュージアム」に関連して あるキーワードを得たのでその後ネットで検索をかけてみた。
フランス国内の小さな都市、「アングレーム」の名である。

どうやらフランスでは一昔前にマンガも芸術として認められ始め、毎年一月に「アングレーム国際漫画(BD:Band Dessinee)フェスティバル」が開催されているという。漫画芸術においてかなり権威のある賞であるらしく、日本人としてあの「PLUTO」の浦沢直樹氏(オット購入ながら私は未読)と谷口ジロー氏が近年受賞の栄冠に輝いておられたとのこと。欧米で認められた漫画芸術家が日本に二人も居られるというのである。

そこで京都にマンガミュージアム!という話である。
来春着工…とか。

とにかく がんばれ京都。

そして浦沢直樹氏の「二十世紀少年」。
20巻近くあるというそのマンガを是非読んでみたい。

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2005/07/02

「うちのお宝展」。

6月26日から7月3日まで 京都芸術センターにて開催されている「うちのお宝展」を拝観した。

050702-1静かな祇園囃子の流れる中、竹内照代さんの絵画で綴られた祇園祭の横顔の数々…。味わいがあり、新たな発見があり、7月の声と共に始まる祇園祭にまつわることなどを思い浮かべながらまわった。今日はもう、くじ取り式なんですね…。

南観音山保存会の催し物の紹介

祇園祭ひと展
 祇園祭の行事と祭を支える人々の心意気を絵と言葉で
描きとめた作品を一堂に展示します。
■日時:6月25日(土)~7月3日(月)
  10時~20時(最終日のみ18時まで)

■会場:講堂
■主催:竹内照代
■共催:(財)南観音山保存会
■協賛:(財)祇園祭山鉾連合会
■問合せ先:042-592-7021(竹内)

 百足屋町史発刊記念 「うちのお宝」展
祇園祭の山鉾・南観音山の懸飾品を一同に展示。
□日時=6月26日(日)~7月3日(日)
      10時~20時(最終日のみ18時まで)
□会場=大広間
□主催=百足屋町町内会 (財)南観音山保存会
□問合せ=075-221-5829(北川)

◆今年の巡行順◆
【さきの巡行】(1)長刀鉾(2)蟷螂(とうろう)山(3)孟宗(もうそう)山(4)山伏山(5)函谷(かんこ)鉾(6)占出(うらで)山(7)綾傘鉾(8)伯牙山(9)鶏鉾(10)保昌(ほしょう)山(11)木賊(とくさ)山(12)油天神山(13)菊水鉾(14)郭巨(かっきょ)山(15)四条傘鉾(16)霰天神(あられてんじん)山(17)月鉾(18)白楽天山(19)芦刈山(20)太子山(21)放下(ほうか)鉾(22)岩戸山(23)船鉾

【あとの巡行】(24)北観音山(25)橋弁慶山(26)浄妙山(27)鈴鹿山(28)八幡山(29)鯉山(30)役行者(えんのぎょうじゃ)山(31)黒主山(32)南観音山

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2005/06/05

平安神宮の神苑拝観。

学区行事として平安神宮の神苑拝観に参加した。
烏丸御池を朝9時に出発、徒歩で10時には到着。中京区に住まえば京都は歩いても決して無理のない街である。

050605-4 まず社務所において神宮方より神苑のお話を伺った。神宮内で生息する稀少な一文字タナゴ(小魚:別称ボテ)の生態など、興味深い話の数々であった。またこの時期、花ショウブの開花が見ものであった。

050605-2 これは7代目小川治兵衛の手による当神苑の中、蒼龍池(そうりゅういけ)の臥龍橋(がりゅうきょう)という飛び石で、ここを渡る人には「龍の背にのって池に映る空の雲間を舞うかのような気分を味わっていただく」という意図に置かれたものであるという。龍の背にのって…というような歳でもなく、池に落ちるのが怖くて飛び石体験は辞退した。水面を清楚に飾る睡蓮の花が分かるだろうか。

050605-1「今が見頃」と睡蓮に並んで期待していたのが河骨(こうほね)である。堀川ごぼうのような地下茎の根の断面が、骨のように白いところからこの呼び名が付いたとの説明であったが確認できず。その小さな花をやっと見つけて撮った。

050605-3この栖鳳池(せいほういけ)の泰平閣(たいへいかく)を渡れば神苑を一周したことになる。もともと御所にあったものをここに移したという。神苑内の池にはお尻に苔の生えたカメが少なくとも2尾は居るというお話であったから、ぜひそのようなめでたい長寿亀にお目に掛かりたいものだ(右端手前の石の上で甲羅干しをしてらっしゃる亀さんには苔を認めず)。

先日の薪能といい、この 歩くごとに心が和む庭といい、ここのところ平安神宮に癒されている~。

ところで午前11時ごろ、平安神宮の前にミニサイクルの集団を見かけたけれど…。

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2005/06/01

平安神宮 薪能。

オットが謡を嗜んでいる関係で、平安神宮の京都薪能を初日の今日、鑑賞した。

050601-1 -漂泊(さすらい)の英雄 義経伝説の旅- をテーマに第一日目の演目は 『屋 島(ヤシマ) -能(観世流)- 』『吉野静(ヨシノシズカ) -能(金剛流)- 』『蝸 牛 (カギュウ) -狂言(大蔵流)- 』『鞍馬天狗(クラマテング) -能(観世流)-』。屋島で途中入場し、蝸牛まで鑑賞することができた。
オットによる能の解説と、ワタシはたまたま狂言の蝸牛は知っていたので、薪能を思いのほか楽しむことができたように思う。
屋島は義経の霊による修羅物(戦の様子を舞われるもので 屋島は勝ち戦のめでたい演目)の刀だろうか、小道具が数点出てきたのが印象的であった。火入れ式のあと、吉野静からかがり火の炎と立ち上る煙が特設舞台を幽玄な世界にとても効果的であった。義経を追手から逃すために舞うのだが、序の舞・中の舞…などは分からなかった。が 屋島とは対比的とも思えたとても静かな舞に 日常の気ぜわしく荒立った心が少しほぐれたように感じた。

会場は外国の人といい、とにかく大勢の人で立ち見でも舞台の動きはとても観えたものではなかったが、かがり火の焚かれた屋外で、平安神宮の建物を背景にマイクを通してあたりに流れる演者の声がなんともいえず良かった。

050601 とにかく肖像権のモンダイからも撮影禁止ということで、火入れ式だけ撮った写真も今回は使うのをやめた。
明日は悪天候が予想されるので延期になるだろうが、二日目の演目である。『 橋弁慶(ハシベンケイ)  -能(観世流)-』『二人静(フタリシズカ)  -能(観世流)- 』『鶏 聟(ニワトリムコ)  -狂言(大蔵流)- 』『船弁慶(フナベンケイ)  -能(金剛流)- 』。

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2005/05/15

「人体の不思議展」。

午後2時前からおよそ一時間で展示会場を一周してきました。
チケット販売窓口には長い列ができており、前売り券を持っていたのでエレベーター待ちの列を横目に階段を使って3階まで行き、展示会場入り口の列に加わりました。
開場内は、列に続く列と全ての陳列台ごとの人だかり、そして献体の末 人体標本となってしまったその人の上半身があちこちに見えるだけ。アベックも多くて、人だかりから離れたところで男性が自分の体に臓器の位置を示して女性に説明および感想を述べている様子が伺われたり…。標本の最前列でスケッチをしている若者・標本の裏側背側を色んな方向から眺めている人・子供に説明をしているお母さん・身近なファストフードを連想してしまった女の子連れ…最初は標本の観察よりしばらく人観察をしてしまっていました。

数十年の昔、医用機器によって得られた臓器のイメージデータを元に 動態機能をイメージ化し、サジタル像・コロナル像・4-チャンバービューといった断層像を再構成させ、病変の抽出が試されていた時期に仕事として少しだけ触れたことがあったものが、こうして数センチ厚さにスライスされた実物標本として間近に観たとき、なんとなくきっぱりと「すでに命を絶たれた モノとしての標本」を観る目というものに切り替わった気がしました。人体の「プラストミック標本」というものが緻密でありながら枯れ果てた様子に モノであることを強く感じたのだと思います。

その中で最も印象的だったのが、胎児の月例を追ったもの。
3ヶ月目ですでに人でした。
とても小さくて愛おしい姿は女性の人だかりを長い時間くぎづけにしてしまっていました。

本展では、ホンモノの人体標本である「プラストミック展示」を通して、人間の身体の仕組みや構造を理解し、「からだ」「いのち」の大切さを見つめなおし、健康であることの素晴らしさを実感してください。 この「プラストミック標本」が、自分自身の身体であることの驚き、そして親しむ大切な機会になれば幸いです。(前売り券についていたちらしより一部抜粋)

私個人としては自分の消化器系の現状を知るためにも極端な胃下垂をもった人体の標本なんて観てみたかったです。


さてひととおり見終えて3時頃に外に出ると なんと三条通りまでチケット購入待ちの列が伸びていました。60分待ちだったそうです。

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2005/04/17

ミニチュア美術品・根付を拝見。

今日4月17日は京都迎賓館の記念式典が行われるようです。午後からは市中の警備も厳しくなり、交通も滞ることが予想されるので午前中に思文閣美術館まで出向くことにしました。

「宮さまの作品とコレクション」と題された今回の展示会で拝見できる根付は、2003年5月20日~7月6日、たばこと塩の博物館で開催された「現代根付展」での展示物のほんの一部ということでした。

きものの生活においてポケットの無い時代、『「印籠、巾着等すべて佩垂(さげもの)の墜(つい)に用るを根附と云。…」江戸時代中ごろに書かれた「装剣奇賞」(根付図なども掲載)に見える言葉』、と紹介があったことから、この小さな飾り物は持ち主の趣向を凝らしたこだわりに400年もの歴史が刻まれているということです。伝統 故事・説話や民間信仰、能・歌舞伎 または動植物などを題材にしたミニチュア美術品の数々…。
360度どこから見ても緻密な細工が施された根付の数々にとても楽しませていただきました。

ついつい自分の干支、寅の根付は見ただけで性別は判るし、「トンコツ」のタイトルで、赤地に黄色いMの文字が浮かび上がったフライドポテト(黄楊:つげ・漆・アクリル)のたばこ入れにハンバーガー(木・漆・貝)の根付を取り合わせたモノ、「すずくり」のタイトルに「鈴」と「巣作り」が掛け合わされた根付など、意外性から印象的なお品物もありました。

素材や技法によって昭和初期までの物は古根付、それ以降は現代根付と分類されているようですが、機会があればまた楽しませていただきたいものです。

そのときたまたま十二神将の中に私の干支である馬の根付があったので、清水の舞台から飛び下りるつもりで婚約プレゼントにしました(それまでに女性にそんな高価なプレゼントをしたことがありませんでしたから)。(展覧会に寄せて高円宮憲仁親王さまより抜粋)
私も一つだけでいいです。自分のための逸品を探したいような気がします。

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2005/04/16

「宮さまの作品とコレクション」展。

京都は思文閣美術館にて平成17年3月19日(土)から催されていた「宮さまの作品とコレクション」展。高円宮憲仁親王殿下を偲んでの特別展です。
特に根付に関しては世界有数のコレクターでいらっしゃったということで、普段あまり目にしないのでこの機会に拝見することを楽しみにしていました。その緻密な技と、題材の粋、小さな飾りが醸し出す 日本の文化というものに触れてみたいと思っています。

本当は今日行く予定をしていましたが、この足の怪我に大事をみて 一人では行きませんでした。

高円宮さま特別展 「宮さまの作品とコレクション」展 4月17日(日)まで。最終日の明日は午後3時半までに入場しなければアウトです。
 

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2005/03/19

京都迎賓館 その人と形展 -調度品-

今や、小学校でも子供たちは総合学習としても伝統工芸技能に接しており、その様子を知る私たちにとっては、規模や材質に違いはあっても、案外身近な存在であるのかも知れないと感じるお品物の数々。例えばお茶席で、また祇園祭などで。

050319-1 蒔絵(まきえ)とは漆を塗った上に金銀粉や色粉などを蒔きつけるもの、螺鈿(らでん)とは薄くスライスした貝殻の真珠層部分用いた装飾技法。それらをミックスして黒漆の調度品がより引き立つ。

050319-2
有職織物や穀(こく)・羅(ら)織物が 恐らく和室のしつらえをより確かなものにするのであろう。晩餐室の舞台に用いられる「穀」、几帳(きちょう)に「羅」。いずれもたいへん細い糸による薄織物。


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京繍(きょうぬい)。

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椅子の張り地は西陣織。


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そして段通やこの綴れ織。


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最後に晩餐会などに用いられる食器類。

京都迎賓館、開館は四月十七日。

京都迎賓館 その人と形 -建具-

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2005/03/18

京都迎賓館 その人と形 展 -建具-。

京都迎賓館という華燭の場にふさわしいホンモノ見たさに、昼休みの限られた時間を利用して京都国立近代美術館まででかけた。

会場では16の展示ブースが設けられ、別室で作り手による講演や ビデオが放映されており、多くの人が詰め掛けていた。試作品であったり実物であった展示物。見てきた中から建具と調度品に分けてメモ記事として残したい。

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ふすまや壁の表装は唐長の唐紙。錺(かざり)金物のうち、これは(確か)天井の釘隠し。


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截金(きりかね)といわれる純金箔やプラチナ箔を数枚焼き合わせたものを貼り付け、文様を書き出す技法。写真は晩餐室の板戸。

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58畳の大広間の座卓に螺鈿や蒔絵の装飾は知らないが、展示されていた黒漆の座卓。

京都迎賓館 その人と形 展 -調度品-

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2005/01/22

¥210 の文化。

初えびす祭の際、ふらっと立ち寄った文具店、大和大路通り四条を下がった東側のヤマ京さん。

050122目に付いたのが この「隈取」である。白紙に印刷され、各々の名前まで記されている。隈取は 部分的にかすれさせたり にじんだ感じを出してあり 一枚¥210であったが 額に入れて楽しむことにした。何となくおめでたい感じを受けるので 赤い額縁に金のマットを選んでみた。仕事は寺町三条を上がったヤマシタでお願いした。遊びの一点である。

さて、白生地屋にとって隈取とは 押隈(おしぐま)用白生地として 小巾の羽二重(およそ750g/疋)を買いに来てくださるもので、まったく知らぬ存ぜぬでは格好の悪いハナシである。お買い上げは ¥650/尺(税別)を おおよそ一尺五寸より二尺ほどで一つの押隈とされるらしい。
白生地やとしては 一度実物を拝見してみたいものである。

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2005/01/19

「春の玉手箱」狂言会。

どうやら今年から恒例になるという 睦月第三水曜日 「吉例 春の玉手箱」狂言会に足を運んだ。

050119-1会場となった中学校の大ホールでは まず茂山千三郎氏から狂言の基礎知識を教わった。観阿弥世阿弥以前の猿楽を始まりとして 能と狂言が生まれた。 同じ感情でも表現方法が異なることを実演して見せてくださったので 双方の相違点を具体的に知ることができた。幽玄の世界を 限りなく抑えたカタチで演じる「様式」の能であり、喜劇を外に発散するカタチで演じる「写実」の狂言であるという。例えば「笑い」を能では心が晴れ晴れとしている様子として 扇を翻す勇肩(右肩:ゆうけん)という動作で表し、狂言では両手を広げ大きな笑い声を上げる、といった具合である。

さて、本日の演目は「清水」と「濯(すす)ぎ川」。

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写真は「清水」での太郎冠者。
主人に清水へ水汲みを命ぜられ「なんとめいわくなことよ」と嫌がる場。主人秘蔵の手桶を持つ場。鬼の面を付けて主人を嚇(おど)す場。

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2005/01/16

恒例 初笑い おやこ狂言会

金剛能楽堂が四条室町より烏丸一条に移転して二度目の新年を迎えられた。

050116-1おやこ狂言会は今年で十七回目。大蔵流 茂山一門会 面々の出演による、初心者や子供にも親しみやすいよう 配慮された鑑賞会であり、私たちも昨年よりここに足を運ばさせて頂いている。

050116-2さて、今年はその演目によって 幼児用に午前・小学生用に午後・大人のための夜、の三回公演で行われた。鑑賞した午後の部の演目は附子(ぶす)・因幡堂(いなばどう)・二人袴(ふたりばかま)。附子は 茂山千五郎氏演ずる太郎冠者と 茂山あきら氏演ずる次郎冠者の掛け合いを、また 因幡堂では、迫力のある丸石やすし氏の女房にいじめられる男を、茂山千之丞氏の表情豊かな好演に 楽しませていただいた。
そして二人袴。舅(茂山千五郎氏)の下へ聟(むこ)入りの挨拶に出向く、兄(茂山茂氏)と弟(茂山童子氏)の一枚の袴をめぐる愉快な展開が 三人で「舞う」場面によって 楽しくめでたい雰囲気の中で大いに笑わせてもらった。

050116-3小腹の空いた帰り道、烏丸竹屋町のシュークリームのお店「クレーム デ ラ クレーム」に立ち寄った。写真のデザートはプロフィットロール。

ところで

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2004/12/22

「大丸ヴィラ」

烏丸丸太町上る西側に 木々がうっそうと茂る重厚な建物がある。

041222近くに居ながらその洋館が京都市登録有形文化財(旧下村邸:昭和初期の大丸の社長・下村正太郎氏の自宅であったらしい)であるとは知らなかった。
大丸、京都で呉服商より百貨店に広がった店。以前は大丸の特選品会場として使われており、会があると顧客の立ち入りができたらしい。
今は現大丸ゆかりの人の私宅となっているらしく、警戒が厳重である。文化財であるということで、遠目から今日の大丸ヴィラを見てきた。

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2004/12/19

「京都国際マンガミュージアム(仮称)」って…。

041219-1元龍池小学校跡地利用として誘致される「京都国際マンガミュージアム」の構想策定フォーラム、に一般聴衆として参加した。主催側の挨拶に続き、河合隼雄文化庁長官の基調講演・パネリストを招いてのパネルディスカッションという内容であった。明治2年に町の区分の中で 上京第二十五番組小学校として学区民の寄付で開校されたのがこの建物(龍池小学校)である。両替町御池を上(あが)った東側に位置する。

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2004/12/10

干支文字切手。

ロサンゼルスに単身赴任中の知り合いにクリスマスカードを送った。

041210郵便局で確認すると サイズが大きめで送料¥260。
ふと この干支文字切手が目に入り、かっこいいのでこの中から三枚使うことにした。
十枚綴りのシートゆえ、残り七枚が手元に残ったが、少なくとも来月いっぱいは使うこともないだろう。なぜか溜まりがちな八十円の記念切手である。ついつい買ってしまって 使う時期を外しては お蔵入りを繰り返す…。


年賀状の前にクリスマスカードを送る?…<却下。

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2004/12/01

京都・南座。

「當る酉歳 吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎」が始まった。
二人の母には夜の部の、しかし一等席が確保できた。師走半ばの公演チケットは、本日より引き換えということで、まねき見たさに南座まで足を運んだ。

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それにしても、病気から復帰された團十郎・海老蔵の親子共演があり、「口上」で披露される市川家独特の「にらみ」には災い退散の効用があるとかで、かなりのお楽しみ要素満載な公演であるらしい。


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ともあれ、チケット入手にて 私は一安心。

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2004/11/21

七五三詣。

041121.JPG次女の七つ詣りをした。
お天気が上々で 良かった。先勝の今日は七五三詣の人に加えて 白無垢の花嫁さんも午前中だけで二組もお目にかかった。

我が家の祝い事の慣わしも これでひと段落であるが、次は長女の成人式と 次女の十三詣りが六年後に控える。


千歳飴は 八坂さんと熊魚庵たん熊北店(ゆうぎょあん:烏丸丸太町ハートンホテル内)で頂いたもの。

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2004/11/20

「茶の湯と裂の工芸」

041120-1.JPG10月15日(金)~12月5日(日)の期間(月曜休館)、表千家北山会館において第四回千家十職の特別展が開催中である。今回は表具師・奥村家と 袋師・土田家の系譜 ならびに時代を経て作り継がれる茶道具の展示である。
特に今日は 市民講座として土田友湖氏の講演があり、お茶のお稽古でも聞けない貴重なお話しを伺うことができた。名物裂(めいぶつぎれ)の復元と写しのはなし、中でも服紗の柄については干支ものから寿ぎのものなど様々で、興味深いものだった。

土田氏講演の最後には お仕服(お茶入の袋)制作の最終工程である「毛焼き」の実演があった。

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緒(お仕服の口をしぼる組紐)の毛羽立ちなどをアルコールによる炎で除かれている。

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さて、今日の呈茶席でのお茶菓子。
加賀は七尾の「だいずあめ」。
京都のお菓子でいうところのすはまのような口当たりであった。

秋晴れの中、北山会館に集うきもの姿には なんとなく 京都らしい落ち着きを感じた。

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2004/11/15

チケット争奪戦、完敗…。

今年は例外である。
10時を5分ほどまわったところで参戦、というのが致命的だったのか。<いや、まさか。

恒例となった実母と義母おそろいでの年末のお楽しみである。
「京の年中行事 當る酉歳吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎 十一代目市川海老蔵襲名披露」

いつもなら混みあいながらも30分ほどで繋がる予約電話も今日は1時間越えであった。

やっと繋がったかと思えば夜の部の特別席は全て押さえられ、残るは二等席Bのみ。ハハたちにはちょっと厳しい席だと思われるので、もちろん断念。
初めての完全敗北感にしばらくボー然として、午前中は仕事にならなかったほどである(小心者ゆえ)。

更に厳しい状況のもと、後期公演の争奪戦がまだ残っている。
ココロして臨みたいぃっ!!

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2004/11/10

まちなかを歩く日(イベント開催)。

041110.JPG京都ではこの週末[13(土)・14(日)]、京都文化博物館を拠点に、その周囲11地域のまちづくりイベントが開催される。『まちなかグッズ』を手に入れるため、スタンプラリーには参加するつもりである。

今のところ気になるイベントは、四条京町屋2階の「マイキモノプロデュース」での¥15、000の白生地と、三条通を考えよう会の「もてなしスポットの提案・みちづくり」。
空模様にもよるが、たまにはご近所をぶらぶらと歩いてみるのも良いかも知れない。

イベント開催エリアについて、

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2004/10/13

『沖縄・知花花織展』

京都・百万遍、西の思文閣(しぶんかく)美術館にて『沖縄・知花花織展』が開催中である。

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綿花より紡がれた綿糸と、バナナの葉より作られる芭蕉の糸、そしてウールを組み合わせた、柄織りの技法によるものである。
私達でいう日常のきものとはまた違った着こなしが興味深い。
温暖化と共に、こういった暑い地域に受け継がれる古来のきもの文化も、要チェックだと思う。

041011-2.JPG美術館受付に「京都きものパスポート2004年秋版」を見つけた。

ご利用は
パソコン 
i-mode
vodafone
EZ-web でもどうぞ。


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2004/09/19

新説・京美人展より。

「東男に京女」「京によきもの三つ、女子、加茂川の水、寺社」。
展示室最初に目にしたのが、このことばであり、自分が抱いている京女、或いは京美人のイメージが喚起された状態での絵画鑑賞となる。

ぜんたいに、肩の凝らない、はんなりとした容姿の作品が多く、ひと息入れるには頃合の催しである。

江戸時代から明治・大正・昭和と、時代の変遷も見られ、描かれたきものに関して特に興味を引いた。

「人生の花」という同じ題目の二点物は、上村松園による、母に導かれて歩む花嫁を描いた作品である。同じ構図でありながら、それぞれに描かれた背景に思いを馳せた。
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特別展:新説・京美人展は京都市美術館にて、11月7日(日)まで。
入場料:大人千円。

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2004/09/17

トンネルコンサート…。

この秋、京都文化祭典’04と銘打った数多くのイベント・展示会が行われる。

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特別展 新説・京美人
9月11日(土)-11月7日(日)
於:京都市美術館

是非観ておきたい。
[左図版:
上村松園《人生の花》1899年]


ユニークなコンサートも催される。
トンネルコンサートと、その名のとおり、「供用開始前のトンネル」をステージに筝,十七絃,琵琶,三絃,尺八といった和楽器を中心にした演奏会である。二日間で四ステージ、各回200名程度の聴衆規模とあり、事前にはがきでの申し込みが必要である(9月15日締め切り)。
会場:京都市道高速道路1号線稲荷山トンネル(京都市山科区西野山)

どんなだろうか、参加者の感想が聞きたい。

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2004/08/16

京都の送り火。

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お盆に迎えた精霊を冥途に送るために催される儀式。
五山の送り火。

今夜も八時前から、自転車の家族連れや
浴衣姿のカップルなどが静かに御苑に向かう。

御苑からは東方に、東山如意ヶ嶽の(右)大文字が手近に見ることができる。
東西にのびる道に障害物のないところなら、
どこからでも大丈夫である。
車などの往来はないので、ゆったりと、帰ってゆく精霊に手を合わせている人が多い。

今夜は曇り空に月の姿はなかったが、
漆黒の空に点在する朱の明かりが、みるみるうちに形を成し、燃え盛ったあとは余韻を残しつつ、静かに消えてゆく。

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2004/07/25

24日:祇園祭・花笠巡行。

祇園祭の山鉾巡行は、
もともと17日の先祭と24日の後祭に分かれていたのである。
が、恐らく都市機能面での都合からだと思うが、
17日に統一されたのが、昭和41年だったらしい。

「花笠巡行」は
後祭に替わって、山鉾のもともとのカタチであった10基以上の花笠を中心に、祇園囃子、祇園太鼓、鷺舞、花街(はなまち)の舞踏列、馬長列、そして子供神輿8基に武者稚児などを加えた、総勢500人にもなる行列で、
八坂神社―(河原町通り)―市役所―(寺町通り)―八坂神社
といったコースで巡行する(実際は1000人だったそう…7/26)。


さて今回、子供神輿に付き添ってきた。
参加する側なので、全体の流れを観ることができなくて残念だったけれど、
これで今年の祇園祭も終わるんだな、
なんて思いつつ、炎天下を2時間、子供たちとしっかり歩いてきた。


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出発前の子供神輿。

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出発前の…いろいろ。

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祇園祭らしい酷暑だった。

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2004/07/17

祇園祭り・鉾巡行

好天にも恵まれ、巡行が行われた。

新町御池でのスナップ。


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長刀鉾からお稚児さんが降りられるところ。
肩車をするのはお父様のお役だった年もあるとか。
頭の飾りも含めて、衣装もかなり重く、
はしごの上で担ぐ位置決めを慎重にされていた。


代表で函谷鉾をどうぞ。

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新町通りに入ってきたところ。

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ボランティアの協力で鉾を曳く。

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方向を変えて新町通りを南に下がりはじめる。
信号機はちゃんと畳んである。

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かなり狭い路地をここから入っていく。

一度だけ激しい夕立があったが
今年の祇園祭り・先の祭りは巡行が滞りなく進んで良かった。

今日はこれから日本海まで海水浴に行く。
お天気も、もう少し続いて欲しいもの。
連休明けまで暫くゆっくりしたい。

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祇園・八坂神社の御献茶式。

山鉾巡行の前日、16日には
朝から八坂神社において御献茶式が行われる。
神事ということもあり、厳かであるらしいが、
神とともに茶をいただく拝服席なども設けられている。

本殿での式には参列が限られているものの、
境内とその周辺に、副席、協賛席などの茶席が
表千家・裏千家に属する各会担当のもとに設けられるので、
私たち一般人にも参加が可能である。


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私は副席・大中会担当の美濃幸と、
協賛席・而妙会担当の万亭(一力さん)の
二席を楽しませていただいた。

さて、茶道具の取り合わせやお軸のことはさておき、
きものを着て一服いただく喜びに加え、
万亭さんでのお茶席では
とても華やかで、私も大好きな
舞妓さんのお運びがある。

その立ち居振る舞いのあでやかさに、
しばし呆然としながらの、嬉しいひと時。

スナップですが、皆さんにも。

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なんてすてき。

是非京都でお楽しみくださいませ。

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2004/07/12

京都・祇園祭 『鉾建て』。

さて、七月も十日を迎えると京都の祇園祭の各山鉾の鉾建てが始まる。
「吉符入り」も、鉾町によって異なるらしいから、「鉾建て」もそれぞれに進められるのではないだろうか。


今日は朝からの曇り空。
ぽつりぽつりと雨粒が落ちる中、新町通りを三条から四条まで下(さが)ってみた。

この山鉾の配置図が示すように、新町通りもまた、山鉾を楽しめる通りなのである。

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八幡山の鉾建てが準備されている。 このように鉾町での保存庫が路地に入っているところもあるし、 町屋の中に位置しているの?といった感じのものもある。 私は鉾町の外からでしか見ないので、謎だらけである。
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北観音山の鉾建て。 釘一本使われないで、やぐらを組んでいく。
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各鉾町で、車両通行止めの建て看板が設置される。
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南観音山の鉾建て。 遠見で判り難い画像しか撮れず。
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放下(ほうか)鉾の鉾建てと現場の通行止め表示。
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四条通りに出て東を見る。 写真右の月鉾と左の函谷(かんこ)鉾が見える。

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近くで見る月鉾と函谷鉾。

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新町通りより一筋東の室町通り。 四条を上(あが)ったところ、こぐちに菊水鉾の勇姿。

さて、こうなれば京都の洛中は、各山鉾の通行規制にかかって、南北方向の通行がままならない。
車での外出を控えるべし。

      _ _ _ _ _ _ _


さぁ、十四日の夜にはとおりにお店も並ぶことやと思いますさかい、
ご都合の良ろしい日に、祇園祭り。是非きておくれやす。

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2004/05/17

「十備会」に酔う。

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「十備会」というのをご存知だろうか。
千家十職のお家ごとの力作をガラスケースなしに拝見できる
お披露目会である。
京都は北山にある表千家北山会館において
五月十四日から三日間の日程で開かれた。

十備会は三年ごとに開かれるために、
三年に遡る千家のお祝い事や干支に縁(ゆかり)の作品などが並ぶ。

受付を済ませ、二階と三階に展示されているお品物を全て、
できるだけじっくりと拝見した。

目の前に最高のお茶道具の品々がそのまま陳列されている。
茶道の稽古では常にお道具の極みとして習い続けた
十職によるお道具の数々を、直にたっぷりと堪能した。
堪能して、そして完全に酔ってしまった。

それぞれの作品を十職各家・ご本人の説明にて拝見するのだ。
情けないが、そのような場にも慣れてはおらず
ともすれば舞い上がってしまいそうであったが、
それでも五官を総動員して、その場の空気なりは
十分に吸い込んでこれたと思う。


永楽茶碗、楽茶碗には手を触れてみたい!と思って
アクセサリーは何一つ付けてこなかった。
途中、お茶を一服ご馳走になる。

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そう、この茶碗の落款は永楽とあった。

なお、五月十八日(火)から六月五日(土)までは、
跡見の展観を北山会館にて開かれている。
前見と趣は異なるが、茶道具の実用の美をお求めに、
立ち寄られてもいかがだろうか。

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2004/01/18

初笑い親子狂言会。

茂山狂言による恒例、初笑いおやこ狂言を鑑賞した。昨年、烏丸一条より一ブロック南の場所に移転を果たした金剛能楽堂において初めての会であった。
演目は、午前の部/蚊相撲・附子・蝸牛、午後の部/千鳥・飛越・末広がり 、であり、私達は「日本語であそぼ」でもおなじみの蝸牛を含む午前の部を楽しんだ。開場の十五分ほど前にはすでに長蛇の列ができていた。入場後、御簾席という「御簾の掛った四人掛けのベンチ状ソファーと椅子八脚をしつらえた空間が仕切ってある席」の前に出されていた補助席のうち、舞台正面の場所に座ることができた。三間四方(十八畳)の舞台背景である奈良の影向(ようごう)の松が描かれた鏡板は、百年以上受け継がれてきた重みを十分に味わえる物であった。

さて、三演目のなかで唯一面(おもて)を用いた蚊相撲だけが今回初めての鑑賞となった。大名(豪族)の言い付けでおかかえの相撲取りを「上下の街道(都へ通じる大街道)」でハントした太郎冠者は、蚊の精がなりすました男を誤って屋敷に連れて帰る。大喜びの大名がお白州での取り組みを一番申し出る。ここぞとばかりに蚊の精は大名に長いくちばしを突き立て血を吸い、目を回したことでその正体に気付いた大名と太郎冠者は蚊の嫌う風を扇で送りながら蚊を捕らえ、くちばしを抜き、投げ飛ばすといった筋である。
蚊の精に使用された面は「うそふき」といい、口笛を吹くという意味の名前の通り、ひげの生えた口をとがらせ、ほほを膨らませた造りであるらしい。劇中白い紙でできた一尺ほどの「こより」をくちばしに見立てて血を吸う瞬間を表現していたのも分かりやすくて面白かった。

附子はこれまでにも幾度となく鑑賞しており、なじみな一題。蝸牛では「日本語であそぼ」で聴きなれた囃子がとても愉快なシチュエーションで使われていることを知った。
かたつむりを見たこともない太郎冠者が祖父(おおじ)の長寿薬として探してくるよう主人にいいつかって竹薮に向かう。伝えられたかたつむりの姿が「黒い頭、腰に貝殻、たまに角を出し、人ほどの大きさのものも居る」というものだったので、竹薮で爆睡する山伏に「もしや、あなたは蝸牛ではないか?一緒に来て欲しい。」と声をかける。眠りを妨げられた山伏は気分を害しながらも、太郎冠者の間違いに「なんとあほな太郎冠者」と言いつつしばらく楽しんでやろうとからかいに出る。「蝸牛は囃子物がないと動かない」と言って太郎冠者に謡わせるのが「雨も風も吹かぬに、出ざ釜うち割ろう」で、「でんでんむしむし」は山伏の合いの手の囃子であった。二人が囃子物に浮かれているところにやってきた主人が太郎冠者を叱るが、ついには巻き込まれて三人とも浮かれ続けて退場するというもの。とても愉快だった。今思い出しても笑ってしまう。

連れていった幼児には場面ごとの解説が必要だったので私も鑑賞にばかり身を入れてはいられなかったが舞台は始終笑い声に包まれていた。あぁ、たのしかった・・・。

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