羽二重。
昨日、しこ名を替えたお相撲さんのお座布団用にと、白山紬の三巾をお求めいただきました。生地巾は100cm強ですので、大きなお座布団になりますね。
さて、白生地は生地重さによって様々な用途をもちますが、中でも羽二重ほどバラエティに富んだお品物は他にはないような気がします。
店頭にて切売りさせていただいておりますお品物をご覧ください。
これは店で最も軽いめ4.5匁の羽二重。
生地巾はヤール巾、つまりおよそ90cmです。透けるほど薄く、呉服物では総絞り着物などの裏打ち生地として使われます。
またこの生地は花かんざしなどのつまみ細工にもご利用いただいております。
こちらの二品は 左が尺一巾、6丈(長さ)で1,350gの重い方の生地、このお品物の反物では羽二重のお着物にもできます。右が小巾6丈で750gの生地、羽織の肩裏など 裏地として使われます。
京都では 羽二重のお着物といえば男物といった感じがありますが、三浦清商店では男物 黒紋付(お羽織とお着物)には 1,500gや1,650gといった特に重い生地でお誂えいただくことが多いです。
白生地は巾に種類がありますが、用途やお好みによって重さも異なるお品物があり、こうして日々 触れているとなかなか面白いものです。
ただし、羽二重や塩瀬の生地は折れてしまうと染めムラの原因にもなりますので、取扱いにはまこと、神経をつかいます…。
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