2008/12/11

羽二重。

昨日、しこ名を替えたお相撲さんのお座布団用にと、白山紬の三巾をお求めいただきました。生地巾は100cm強ですので、大きなお座布団になりますね。

さて、白生地は生地重さによって様々な用途をもちますが、中でも羽二重ほどバラエティに富んだお品物は他にはないような気がします。
店頭にて切売りさせていただいておりますお品物をご覧ください。

Habutae04これは店で最も軽いめ4.5匁の羽二重。
生地巾はヤール巾、つまりおよそ90cmです。透けるほど薄く、呉服物では総絞り着物などの裏打ち生地として使われます。
またこの生地は花かんざしなどのつまみ細工にもご利用いただいております。

Habutaesこちらの二品は 左が尺一巾、6丈(長さ)で1,350gの重い方の生地、このお品物の反物では羽二重のお着物にもできます。右が小巾6丈で750gの生地、羽織の肩裏など 裏地として使われます。

京都では 羽二重のお着物といえば男物といった感じがありますが、三浦清商店では男物 黒紋付(お羽織とお着物)には 1,500gや1,650gといった特に重い生地でお誂えいただくことが多いです。
白生地は巾に種類がありますが、用途やお好みによって重さも異なるお品物があり、こうして日々 触れているとなかなか面白いものです。
ただし、羽二重や塩瀬の生地は折れてしまうと染めムラの原因にもなりますので、取扱いにはまこと、神経をつかいます…。

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2008/12/06

半衿。

今日は寒いですねぇ~。
明日の予報では京都でも氷点下になるとか。
からだが寒さでちぢこまっても厚着でしのいでも肩がこりそうです。

お襦袢に付ける半衿ですが、店ではこれもまた一疋単位で入ってきます。疋単位でご購入していただくこともできますが、通常22枚から23枚分にもなります。

さて、塩瀬一巾衿の墨打ちをご紹介いたしましょう。
Haneri1これが 湯のし の仕上がった一巾衿。
尺差し(鯨尺ですね)でおよそ6丈4尺です。通常、半衿一枚は2尺7寸から8寸で取ります。
おおまかな一枚の寸法を算出したあとは長い生地を当分して一枚ごとに糸印をつけていきます。
Haneri0畳んだ半衿では何となく扱いにくいと思うので 棒に巻いた状態で保存しています。
塩瀬一巾衿は やや厚手でしっかりしているので 時間と共に縮むのを避けるためにも 巻いた状態の方が良いんじゃないかとも思っています。
一枚¥1,690(税別)です。

Haneri2このお品物は塩瀬二巾衿です。
ご覧のとおり、2枚くっつけて織られていますので、ご自身で真ん中の「糸渡し」のところで裁断してご使用いただくものです。もちろん ほつれてくることなどはありませんのでご安心を。
2枚一組で¥2,400(税別)です。

その他、半衿にはちりめん二巾衿、東雲二巾衿、夏物絽ちりめん二巾衿、絽東雲二巾衿がございます。
白い半衿だけでなく、ひと色¥1,800(税別)にてお誂え染めを承ります。

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2008/12/04

加賀白山紬 二四巾重目 一疋。

白生地の卸商をさせていただいておりますが、三浦清商店の看板商品といえば 実は加賀白山紬なんです。
お風呂敷での用途が多い 二巾・二四巾・三巾・四巾 の各サイズにはそれぞれ普通品と重目品がございます。
それを疋単位でお納めすることが、今となっては見慣れましたが、わたくし 白生地やが店を手伝い始めた頃にはまこと珍しく思えた仕事のひとつでした。
例えば先日は 二四巾重目のお品物を一疋 納めました。
二四巾とはおよそ92cmほどの巾です。
価格は一疋の糸の重さ(g)で決まります(このお品物は4,800gでしたが ちなみに普通品は通常3,900g程度です)。
先ずは墨打ちをします。
一疋の総丈を測り、それを二四巾のお風呂敷の寸法に合わせて8枚単位に等分し、糸印を付けます。
次に一枚ずつお風呂敷サイズに裁断し、畳んだ状態で納めます。
Hakusan1 Hakusan2
左:手前が鋏を走らせるオット。右:加賀白山紬です。

店では切売りとして 一枚単位からこの加賀白山紬を販売しております。
かつては婚礼などの儀式に用いられましたが、最近では学生さんや弁護士の方などにもご愛用いただいております。
丈夫さが実用的で ハリと艶があるのでとてもクールです。
ぜひ一度 お手に取ってご覧いただきたいお品物でございます。

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