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2010/08/19

男物 -袖口布-

残暑お見舞い申し上げます。
京都盆地は厳しい暑さの毎日でございます。

今朝、店のパソコンが経理事務処理を放棄いたしました。
久しぶりに埃を取り除きましたがそんなことでは機嫌が直るわけもなく
プログラムへの対処をお願いいたしました。
暑い中ですのでリカバリなど必要とせず復帰していただきたいものです。


さて、あまりお馴染みでいらっしゃらないと思いますが
男物の袖口布をご紹介させていただきます。

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男物袖口布です。
最近の反物は丈も十分にあるためか、
きもの地 共布で取られることが多くなり、
なかなか出番の少ないお品物です。

羽二重ですと20匁程度のきもの地にも添う厚みです。
今回は黒 袖口布が少なくなってきましたので
新たに墨打ちをして店に出せるようにいたしました。

半巾一疋6丈強を 一枚あたり1尺7寸前後に割り振ります。
価格は一枚1,350円(税別)です。
黒・茶・紺の三色ございます。

特別な用途は思いつきませんが お洒落な雰囲気が気に入っているお品物です。

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2010/08/02

紋糊 -メンコを貼る-

蒸し暑い日の続く京都でございます。
八月に入り、お盆休みの日程も決まりましたが今年も家で仏さまと過ごす予定の白生地やでございます。

さて、現在 刺繍をなさる方からのご依頼で 黒留袖用の御用をさせていただいております。
三浦清商店でさせていただく悉皆は 四丈白生地に墨打ち、紋糊置き、浸け染めの藍下(あいした)黒染め、紋糊落としと紋入れまででございます。

まずは四丈反物に五つ紋を入れるために墨打ちをいたしました。
黒留袖用ということで 裾八掛をどんぶり(表地から裁たずに引き返します)で採ることにいたしました。
A反でもありましたので、お申し付け通りの寸法で用尺を見積もりますと衽八掛もどんぶりで採ることができました。
刺繍の黒留袖になさるということで わたしも気合いが入ります。

紋糊が置けましたので 確認いたしましたら浸け染め用に「メンコ」が貼られておりました。
これまではゴム糊置きが多ございましたのでご覧くださいませ。


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色はシルバーに限らないものですが 生地表と裏 同様にこのようなメンコが貼られています。
ゴム糊にはおがくずに覆われたりしますが、メンコはくっきりと硬く、はがさないように注意が必要です。

このあと染め出しいたします。

このお品物は絵羽には仕立てずお納めいたしますので 墨打ちの糸印に寸法も入れた説明図をご用意させていただきました。
仕上がりまでもうしばらくお時間をいただきます。


素敵な刺繍の黒留袖。
仕上がりをいろいろ思い浮かべるのも楽しいものでございます。

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