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2010/05/27

お誂え染め -紬のきものの八掛地-

さわやかですが、肌寒い日が続きます。
袷のきものの話題には最適かも知れません。

さて、お申し付けいただいておりました八掛地のお誂え染めが上がってまいりましたのでご紹介させていただきます。

紬のおきものの、表地色に とも色(同じ色)とのこと。
白生地は紬用・両駒の八掛地(駒糸を使用し、紬への沿いも良いお品物)です。

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左は表地色が薄い色です。着姿に八掛地がひびくと困りますので 額ぼかし染めをします。
右の2点は無地染めで大丈夫でしょう。


十日ほどおひにちをいただきましたが染め上がりました。

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いずれも紬地の端切れをお預かりいたしましたので 染め上がった八掛地を当ててみると仕立て上がったお着物のイメージが浮かび、わたしも楽しませていただけるのがうれしいです。

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2010/05/16

気に入った反物 ‐その後‐

4月に仕立てに出したお誂え染め・一つ紋を入れた反物が袷の色無地着物に仕立て上がってきました。

1005151「三浦清商店」は白生地卸商なので 取り扱うのは『絹・麻・綿の 染めることのできる小巾・広巾の白い生地』です。
「染め」、「仕立て」、「刺繍」などは工程ごとに細かく分業された職方を渡り歩いて(オットが自転車で走ります)ひとつのお品物を仕上げる悉皆御用もさせていただいています。
染め方や色、生地、またはお品物(着物・ふくさ・風呂敷・ショールやマフラーなど)によってそれぞれの工程ごとに異なる職方をコーディネートし、仕上がりも吟味させていただく悉皆業です。

ざんねんながら 「白生地や」 が仕立てているのではございません。

さて本題です。
以前気に入った白生地AB反の反物を手に入れました。

淡い紫色を使った縫い取り刺繍を見て、黄みがかったクリーム色のイメージをしっかりと持ちながら、地色を色見本を染匠(ハードカバーの生地染めの色見本帳)から選ぶまでに長い月日を経てしまいました。

そして染め上がりを見て袷か単衣かとまたまた迷い、半年ほど紙に巻いて箪笥に置かれていたものをようやく仕立てに出しました。
お稽古着なので急ぐものでもなかったのですが やはり仕立て上がりが楽しみです。

単衣には絽の衿裏を付けます。
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丈が十分にありましたので、染め上がりのAB反物は難を避け、縫い取りの柄をある程度合わせて自分の寸法に墨うちをしました。
絽衿裏は二巾・2枚ひと組ですので半分に裁ちます。
寸法を書いたものも付けて、3~4週間で仕立て上がる予定です。

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2010/05/12

二条駿河屋さんのアマリリス。

わたしが気づいたのは連休の頃だったでしょうか。
お向かいの二条駿河屋さんの店先に咲き始めた大輪のアマリリス。
大輪にもかかわらず、清楚で静かな佇まいに うっとりと眺めてしまいます…。

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母も 「本当にきれいですねぇ~」 なんて 二条駿河屋さんのご主人さまとお話しするうち、ひと鉢を我が家の庭でじっくり愛でることができるようにと渡してくださいました。

日当たりが十分でないのですが、そこはご主人さまが大切に育ててこられたアマリリス。
見事に咲きそろいました。
大輪の様子が少しでも伝わるように みやこわすれ の横に置いてみました。

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カサブランカのような香りがほのかに漂います。
今が満開でしょうか。
お近くにお越しの折には二条駿河屋さんの店先に咲くアマリリスをご覧いただくのはいかがでしょうか。
アマリリスのおとなりは てっせん でしょうか。
素敵ですよ~。

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2010/05/10

お誂え・夏物コート

爽やかなご時候を迎えましたが、早くも夏物コート地のご紹介です。

絹紗を風通に織った反物です。

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3種類ございます。

左から流水柄、縦縞柄、市松柄です。



 

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上の3反は白生地です。


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3色を用いた「もやボカシ染め」にてお誂えコートをお申し付けいただきました。
(縦縞柄はピンク系、市松柄はグレーがかった紫系のもやボカシ染めです)


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市松柄、ピンク系のもやボカシにてお誂えいただいたコートです。

着尺ですので仕立上がり後、残り布で房付きショールをお申し付けいただく方もいらっしゃいました。

夏物コートはちりよけとしてお洒落に着こなしたいものですが、変わった織物のお品物はいかがでしょうか。
どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

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