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2007/07/01

七月。

ここ、オットの実家の隣に引っ越してきてから7年になるでしょうか。年々この月が待ち遠しくなってきています。

070701京都の厳しい蒸し暑さの中にも我が家なりの楽しみが多く、祇園祭りを筆頭に ハモ料理に鮎料理、賀茂なす、瓜の浅漬け、お向かいさんの甘味羹や竹流し・ここ数年は当たらない(予約制だったと記憶)行者餅、そしてなぜか鯛寿司と亀屋則克さんの浜土産(はまづと)。あぁうれし。
写真の絵はがきは 毎年早い時期に氏子であるこの地域にも販売されるもの。絵が新しくなる年もあれば 前年に同じであったりします。サイクルがあるのかどうかは私は存じません。

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「旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

いつも楽しみに拝見させていただいております。
早速ですが、今日はひとつお尋ねしたいことがございまして、コメントさせていただきました。
といいますのも、あるところで「単衣、袷の衣替えは、やわらかもの(ちりめんの着物)にかぎってあることで、ウールや木綿及び紬の着物に区別はありません。世間の誤解です」とコメントされていらっしゃる方を見かけたからです。
その方のアドバイスによると、「大島紬は体感が冷たいのでそんなに長くは着られませんが、信州や西陣の紬は、袷のものより単衣の方が着用時期がずっと長く、3月~11月くらいは充分着られます。」ということでした。
私個人といたしましては、ウールや木綿などの普段着といますか、働き着のようなものなら単衣のほうが良いと思いますが、ちょっとしたお出掛けにも着られるような紬の着物は、やはり季節にあった仕立てのものをと気にしておりました。
けれども、それは誤解だったのでしょうか。
お忙しいところ誠に恐縮ですが、お教えいただければ幸いに存じます。

投稿: もも | 2007/07/03 00:20

ももさま
コメントをありがとうございます。
早速ですが お着物の決まり事につきましては 私の場合、お茶事を基本と考えることにしております。
紬は本来お茶事には着用しないというのが 私の周囲での決まり事でございます。が、そうとも限らない場合もある昨今のこと、「白生地や」としてはそれぞれのご意見を尊重させていただいております。お答えにはなっていないかも知れませんが、私も含めて皆さんTPOに応じてお楽しみいただくことが大切だと感じております。

確かに大島紬は糸がつるっとした感触で、西陣の上代紬や信州の真綿紬のものとは異なりますね。生活する上で生地質から実用的な視点でおっしゃっていると感じます。

投稿: 白生地や | 2007/07/03 07:57

早速お返事いただきまして、どうもありがとうございました。
時代もうつり変わっていることですし、TPOにあわせてさまざまに楽しむというのは、私も常々思っていることです。けれどそう申しましても本来のルールを知らないままでは、ただの独りよがりになってしまうとも感じておりますし、お食事の作法にも基本のマナーがあるように、できるだけまわりの方々に失礼のないよう、基本的なことは一応頭にいれておきたいと考えております。
たとえば「単衣仕立て」の紬の着物を、「袷」の時期に着用していても、本来のマナーからははずれていないのか?
他の方に「あら?」と指摘されたとき、「紬に本来単衣や袷という考え方はないのです。」と言ってしまってもよいのかどうか。
初心者ゆえにそのあたりのことを、プロの方にお伺いしたいと存じました。
重ね重ね何度も恐縮ですが、アドバイスよろしくお願いいたします。

投稿: もも | 2007/07/03 17:00

ももさま、
着物の「プロ」とは、着物のお取扱いに関してはまだしも、昨今変遷する慣習につきましてはプロと申し上げるにはおこがましく存じます。

私たちは着物を日常着として用いられていた頃から着物に触れてきた両親と共に続けている白生地卸商でございます。その両親に尋ねましたらやはり昔は個人の裁量で 特に信州の真綿紬などは裏を付けなくても多少袷の時期に単衣物を着ることもあったそうです。でも その頃の紬と現在の紬とは恐らく認識が違ったと思います。「いろいろ変わってしもて 柔軟に考えたらええもんやと思います。」ということです。
でも、昨今はやはり単衣と袷はきっちりと時期が決まっておりますので、「あえて私は気候に合わせて袷の時期に単衣を着ています。」と言いにくいのであれば 袷の時期に単衣の紬は着られない方が無難だと思います。
また、マナーの点で厳密なこととして申しますと 仕立てに準じた着こなしをされた方がよろしいかと存じます。

しかしながら 最初のお問い合わせにございましたコメントも決して間違いではないということです。そして自分が「あら」と感じた時には、異なった主眼で理解するという風潮があっても良いのではないでしょうか。

この度のももさまからのお問い合わせを通しまして 私が着物について再考の機会を得ましたことを心より感謝申し上げます。
また、お恥ずかしいことでございますが、このお返事も十分でないかも知れません。またどうぞ何なりとお申し付けくださいますと幸甚にございます。
ありがとうございます。

投稿: 白生地や | 2007/07/03 19:24

お忙しいところ、なんどもお手間をおとらせいたしまして誠に申し訳ありませんでした。
そしてご両親さまにもわざわざお尋ねくださったとのこと、深く感謝いたしております。
着物には本当にさまざまな決まりごとがあり、そこがまた良いのだとは思うのですが、初心者の私のようなものには、正直、面倒だと思うことすらございます。
疑問があってもすぐにまわりに聞ける人もなく、恥をしのんで、いつも楽しみに読ませていただいている白生地やさんにおすがりいたしました。
おかげさまで、あまり堅苦しく考えずとも、柔軟かつ自分なりの考えで着物を楽しめばよいのだと、そんな風に思えます。

このたびは、本当にありがとうございました。
また何かの折にはお尋ねすることもあるかと存知ますが、これに懲りませず、どうぞよろしくご指南いただけますよう、心よりお願い申し上げます。

投稿: もも | 2007/07/03 23:10

この度のももさまからいただきましたコメントからもいろいろと学ぶことがありました。
ももさまもご自身のことを着物の初心者とご謙遜なさりながらも 着物への理解を深めて良い楽しみ方を追求される姿を知り、白生地やとしてもとても嬉しく感じました。また、自身を振り返ることもできました。
どのようなことでもこのように皆さんのご意見なども伺えることが何より勉強にもなります。
また どちら様もよろしければご意見なりお伺いできますと嬉しく存じます。 

投稿: 白生地や | 2007/07/04 08:40

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