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2007/07/31

今年も!「お地蔵さまの前掛け」。

裾かざりとひもを裁断する作業から始まった今年のお地蔵さまの前掛け作り。白生地やの店には 白生地は綿・麻・絹の天然素材しか扱っていないのでお地蔵さまの前掛けは毎年絹生地を使用します。

070731筆の墨がにじみにくいということで 前掛け本体には富士絹を、裾かざりとひもは (たぶん)精華。悉皆ものの合間に染められた今年の色は朱色と黄緑色に、今年も四点の御奉仕。

お盆のあとの地蔵盆には それぞれのお地蔵さまに新しい前掛けでおめかししていただきます。
この時期恒例で楽しみな前掛け作りが済むと、本格的な夏休みに入り、母親業主婦業に追われる毎日となります。
次女の小学校は8月23日から始業です。かなり気ぜわしいことですが、多くの学校で同じような日程らしいですね。

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2007/07/23

丹後ちりめん 正絹鬼しぼちりめん。

『鬼しぼちりめん』と言いましても 小巾の着尺と 広巾のお風呂敷地とは 産地の異なるお品物をそれぞれ専用に扱っております。

お風呂敷地として 私ども三浦清商店では 丹後ちりめんを扱います。

丹後ちりめんは経糸に撚りのない生糸、緯糸に1メートルあたり3,000回前後の強い撚りをかけた生糸を交互に織り込み 生地にし、その後 精練することによって糸が収縮し、緯糸の撚りがもどり、生地全体に細かい凹凸上の「シボ」がでた織物のことをいいます。
丹後ちりめんの最大の特徴が このシボに現われております。

鬼しぼちりめん とは、左撚り2本、右撚り2本を交互に織り込むため、一越ちりめんよりシボが高いのが特徴です。シボが大きいことから『鬼しぼちりめん』との名前が付けられました。
シボが高いことにより、しわがよりにくく、しなやかな風合いに優れ、凹凸の乱反射によって染め上がりの色合いが より豊かに深みを醸し出すものでございます。
また、発色の良さをさらに高めるために 国内でも稀少な最高級の布海苔を使用するなど、ひと工夫もふた工夫も加えたお品物でございます。

どうぞ たっぷりとしたお風呂敷の逸品を ご愛用くださいませ。
お好みの生地巾を お好みのお色にてお誂えいたします。
生地巾によって、普通品・重目・特重 がございます。 
御紋とお名前は 用途によってご相談いただいても結構でございます。染め抜きにてお入れいたします。
常にご愛用のお風呂敷には やわらかめの文字にて ひらかなでお入れするお名前も素敵です。

お誂えお風呂敷のご案内
リンク切れですがしばらくお待ちくださいませ(H22.6.19)
上記リンク切れ 対処いたしました(H22.6.21)

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2007/07/18

加賀白山紬。

私どもの店ではその名のとおり、加賀白山紬が看板商品でございます。
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加賀白山紬は手織り(の白山紬)である牛首紬とは異なり、機械織りの白生地に商号登録した白山紬です。
小巾から各種広巾を生産しており、その光沢と風合いに加え、生地の強さから婚礼時には欠かせない御用を務めるお品物でございます。右写真は白山紬広巾の 普通品と重目 を並べました。

0707183また、そのクールな仕上がりが好まれて 例えばお仕事にご使用になるお風呂敷や 男物着物などにもご愛用いただいております。


さて、私たちの店が白山紬を取り扱い始めたのが 先代の仕事でございました。
着物文化の中心地 京都には 昔から産地よりお品物を携えた人々の出入りがありました。
先代の時代には 店の向かいに加賀よりいらした方が住まわれていたらしいのですが、その方が古里に戻られる際、加賀白山紬の取扱いを引き受けたとも聞いております。
今でも加賀は元より 各地から機工場の方が来てくださいますので 私達には(残念ながら)出張というものが無いのです。
でも ありがたいことでございます。
機工場の皆さんにも喜んでいただけるよう努めたいものです。

皆さまのお品物のご愛用を賜りますようお願い申し上げます。
 
白生地や 「白山紬」 関連記事: 「白山紬の値上げ」について。白山紬の孔(あな)。
白山紬 切売り価格のご案内。

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2007/07/14

気になる台風4号。

梅雨と重なるこの時期、祇園(祗園)祭は好天に恵まれるとは限らない。今年は台風4号の影響で激しい雨が続く中、鉾や山は建ちあがっている。

070714今年から囃子方にデビューする次女のお友達が 「昨日は(自分の鉾が)曳き初めだったんだ。」とちまきを持ってきてくれた。
あまりに若い号数のこの台風。連休は祭り一色で過ごしたいではないか。

これ以上暴れてほしくないものである。

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2007/07/10

色無地のお着物。

いろいろある きもの地の中で、色無地のお着物として 全体に柄の入った紋意匠のお品物がございます。
はっきりと見え、程よい大きさの図柄です。

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薄いグレーに染め上がった左の画像は紋意匠のお品物。端の青色は紋糊を置いてございます。
八掛地付きの三丈物で マーガレットのような花を一面に配し、菫などの小花が散らしてございます。
右は染める前の白生地を撮った画像です。柄が分かるでしょうか。

0707102こちらはこれから無地に染める三丈物です。ご用意いたしました八掛も表地共色に染めるよう承っております。


店では お品物が日々入れ替わってございますので、品切れの際にはご了承くださいませ。

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2007/07/05

母との何気ない会話。

店の隣に住む私が母(義母)と話すのは大抵仕事中である。
仕事上では優しい師匠であり、母(義母)として、あるいは子ども達のおばあちゃんとして 時には緊張して、また何気ない日常をおもしろおかしく語り合う日々である。
先日 私と子どもに楽しげに見せてくれたものがあった。
まずは写真付きのポストカード。
オットや私やその兄妹たちの年賀状の束。母にとっての孫たちの成長する様を見て ちょっとした思い出話に花が咲く。オットや私の「若さ」には思わず笑ってしまった。
そして最後に見せてくれたのが 母が生まれた年の新聞紙上のうちの店の広告。
「三浦呉服店」とある。
私は ちょっとしたことなのだけれど 母が時折この店・三浦清商店のことを 三浦商店 などと言うことをいぶかしく思っていた。戦後に先代清次郎氏が今の看板を上げたのだというが、その後も暫くはかつての名称に馴染みがあったのだろう。

私の知らないことを こうして母との何気ない会話の中から見つけることは 何より楽しいものである。

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2007/07/01

七月。

ここ、オットの実家の隣に引っ越してきてから7年になるでしょうか。年々この月が待ち遠しくなってきています。

070701京都の厳しい蒸し暑さの中にも我が家なりの楽しみが多く、祇園祭りを筆頭に ハモ料理に鮎料理、賀茂なす、瓜の浅漬け、お向かいさんの甘味羹や竹流し・ここ数年は当たらない(予約制だったと記憶)行者餅、そしてなぜか鯛寿司と亀屋則克さんの浜土産(はまづと)。あぁうれし。
写真の絵はがきは 毎年早い時期に氏子であるこの地域にも販売されるもの。絵が新しくなる年もあれば 前年に同じであったりします。サイクルがあるのかどうかは私は存じません。

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