お誂えお着物 -奈良Sさま 参-。
お誂えお着物の表地が染め上がりますと、お仕立の準備がございます。
単衣のお仕立には衿裏を付けます。
Sさまには居敷当てをお申し付けいただきましたので、羽二重二巾の白生地1mをご用意いたしました。
袷のお仕立てには 八掛地と胴裏をご用意いたします。
表地のお色が渋めの淡いピンクベージュですので 八掛地は表地共色の額ボカシに染めました。
表地が淡色の場合、八掛地色が表にうつらないための額ボカシ染めです。
胴裏は この真綿紬と一緒に収まっていた薄手の白生地をご使用いただきました。この白生地はS様も使い道をご思案してらして、この度のお誂えお着物へのお役立てに お喜びでございました。
この度のお誂えお着物には 引き染めと八掛の額ボカシ染めにひと月強、そしてお仕立におよそひと月のお時間をいただきました。
お仕立上がりは やはり きりっとして いつ見てもうっとりといたします。

思いのこもった大切なお品物のお誂え御用をさせていただきまして Sさまにも心から感謝申し上げます。
末永くご愛用いただけることを願っております。
ありがとうございました。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)


















最近のコメント