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2007/02/06

色を選ぶ。

先週 あるお問い合わせを頂いた。
お着物好きなベテランの方への贈り物として 絞り柄を入れた帯揚げをお考えとのこと。白地にひと色のものと、地色のうえにひと色のせた ふた手のお品物をご所望で、それぞれの色を選ばせていただくこととなった。

まずは700種類以上もある色見本帳を見たものの、参考にはなっても決め手がなく 白地とのコントラストもつかみ難いので 店の別室にある大きな箱に向き合うことにした。
この箱にはこれまで父たちが手がけてきた あらゆるお誂えものの端切れが蓄えられており、つまり 生きた色生地見本集である。

それから数日間というもの、合間をみては箱の前に座り込んで生地片を手に取り色を見て、結局 白地には深い茶味を帯びた臙脂いろを(古代紫系統)、底に赤味のあるきわめてうすいベージュ系を地色に 黄色味のある抑え気味の緑色をのせたものを候補にした。家族にはおおむね好評であった。

年齢を伺っただけではやはり選びにくく、私自身、お誂えのお手伝いという事の 正しい手法であるのかはよく分からないのだけれども やはり お問い合わせには出来る限り尽力のうえお答えさせていただくだけである。
もしかすると これは却って無責任な仕事になることかも知れない。

無責任で終わらせないためにも 色見本切れを送らせていただいて 率直なご意見を伺いたいと思う。恐らく 数パターンからお選びになりたかっただろうと思うものの、願わくば 今回のパターンをご覧になった感想を元に 具体的なお色へのご希望を知りたいものである。

ご注文とは別に、何事も少しでもお役立ていただければ幸いなのだけれど…。
そして私はまだまだ学ばなくてはならない。

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