「白山紬の値上げ」について。
昨年の春頃より生糸の価格が高騰し始めておりましたが、これまで取り扱っておりましたお品物の価格を据え置いて参りました。ところがここにきて、白山紬の値上げが避けられない状況になりましたので、ここにご説明させていただきます。
白山紬は緯糸のフシを特徴にもつ紬地です。
白山紬は元々石川県白峰村で織られていたもので、現在は石川県金沢市近郊にて機械織り生産されております(現在手織りはないと思われます)。釘に引っ掛けても破れないほど丈夫だということから、別称 釘抜き紬とも呼ばれておりました(ちなみにこのあたりで手織りにて生産されているお品物が牛首紬でございます)。
京都では古くから婚儀などの儀礼的な場で用いられる 外包み用のお風呂敷として使われており、当店でも常に欠かさず取り扱ってきたお品物の一つです。
この白山紬のフシをもつ緯糸には玉糸という双子のお蚕が作り出す特殊な糸を織り込んでおります。かつては お蚕さんに一定の割合で生じた双子の繭が 入手困難となり、貴重なものとなってきており、この度の値上げに至りました。実は暫く前より価格の交渉を続けており、ようやく折り合いがつきましたので、急ではございますが 本日お知らせさせていただくに至りました。
主な価格変更をご案内申し上げます。お風呂敷一枚分、白生地の税込み価格でございます。
加賀白山紬
尺二巾 巾約45cm ¥1,711より¥1,911に値上げ。
尺四巾 53cm ¥2,205より¥2,520
二巾 72cm ¥2,992 ¥3,360
二巾重目 ¥3,780 ¥4,200
二四巾 92cm ¥4,410 ¥4,935
二四巾重目 ¥5,775 ¥6,405
三巾 105cm ¥6,300 ¥6,930
三巾重目 ¥8,190 ¥9,030
四巾 140cm ¥10,395 ¥11,550
四巾重目 ¥13,125 ¥14,700
以上でございます。
なお、1月5日より太字の価格を適用させていただきます。
何卒ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。
白生地や 「白山紬」 関連記事: 「加賀白山紬」・白山紬の孔(あな)。
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