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2006/11/30

「脳に快感 みんなで アハ体験!」を待つ。

何だか煮詰まっている。というか 気持ちが落ち着かない。
視野が狭くなっているような感じ。
これではちょっとした異変に臨機応変な対応ができず、かえってトラブルを招きかねない(あ、お仕事のね)。

こんなときこそ 気分転換を図りたい。

061130以前に入手したこれは、付録のDVDに オリジナルな「アハ!体験」クイズ50問が入っており、家族みんなで体験する日を楽しみにしているのであるが、なぜか 声を掛けて誘う私に他の家族たちは冷たい…。

それならば、と アマ*ンで注文しておいた新しいPSP用ゲーム「脳に快感 みんなでアハ体験!」を手にするのを楽しみにしているのだけれど、どうやらそれは12月8日以降になりそうである。

あんなのやこんなのをいろいろ「ついで注文」をしてしまったからであろうか。
自業自得というものである。

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2006/11/29

繻子地のマフラー。

今日、繻子地のマフラーをお客様に送らせていただいた。
ご指示通り、色違いの二枚を箱に仕組むのが私のお仕事。
空気が乾燥した季節、指先が生地に引っかかると困るので 特にこのような薄物のお品物は取扱いに注意が要る。

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まずは本日発送できたことがとても嬉しい。

このお仕事で私が最初にすることは マフラーの箱への収め方を決めることである。いろいろ試してみたが、生地皺をできるだけ作らないように、写真のようにした。箱を開けたときの見栄えはいかがなものだろうか。

絹100%の繻子地は染めると光沢が加わり、とても美しい色味が出る。ちなみにサイズは 30cm巾、130cm長さのお品物である。

また、この色の取り合わせはオットによるもの。
左などはシックなクリスマスカラーに見えなくもなく、一人黙々と手を動かしながら心はうきうきしていた。また、中の灰桜色と渋い黄緑系の色の取り合わせも 人によってお好みはあるだろうが、抵抗なく身につけることができそうな色に感じて、白生地やにとっては「オット、さすが…」なんてしみじみ思う瞬間なのであった。

このマフラーの取扱いも 慣れた頃にはお終いとなった。

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2006/11/28

恐怖の師走…。

公私共に細かい用事があり、そんな時に予定がどんどん入る。
明日は50枚の繻子マフラーが仕立上がって来る。
欠品のためしばらく止まっていた帯揚げを染め出す数も手加減なしであろう。

環境に左右されやすい白生地や。ノンストップ状態では、少し落ち着かなければ恐らく失敗が待っているだろう。
土曜日がほぼ所用でふさがってしまった今年の師走、さらに日曜日にいろいろ予定が入り始めた。
とりあえず明日、最悪の状態を避けるべくインフルエンザの予防接種を受けて 更に気力を入れて恐怖の師走に備えたい。

がんばれ、私。
上手に息を抜いて行こう。

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2006/11/27

色挿し。

さて、昨日心にとめた広沢の池の風景がまだ温もりを保つ今日、朝一番に友禅方がうちの店まで足を運んでくださって 色挿しを終えた訪問着を見せてくださった。

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一つひとつのモチーフにつけた色の濃淡に変化があり、全体にかさのある絵図に仕上がってきた。
生地巾は伸子で張ったために伸びた部分も見られる。模様一つひとつに豆汁が塗られ、白色部分には胡粉を塗り、うすい色から濃い色へと色が挿されてゆく。比較的大きな柄の部分と 小さな部分とでは 使われる刷毛や筆なども異なるのであろう。
この高砂縮緬 七号 という名の浜ちりめん・四丈物は 高品質の良い白生地なので しっかりと生地に色を挿し入れて下さったことと思う。

写真では雰囲気だけでもお伝えできるといいのだが、このもみじの色を特別に気に入ってしまった。これは上前の、顔に一番近い肩に位置するものである。こうなれば早く身にまとってみたいものだが、この先、あれをしてこれをしてこの段階を踏んでそして…。

お仕立に至るまでは まだまだなのである。

    ――――――――――――――――――――――

この題材は、白生地や(私)が京都の職人達の手で友禅染で誂える自分で着る訪問着です。一連の流れをご覧になる場合は、カテゴリーから趣味を選んでくださいませ。
ときたまペットのカメや犬たちが姿を見せますが、悪しからず。
ありがとうございます。

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2006/11/26

秋の広沢の池。

解きのお仕事もひととおり終えたので、NOBさんのブログにさそわれて やっと広沢の池の紅葉を見てきた。

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秋雨にけぶるこの場所も私には心地よい。
西に連なる低い山々には雲がかかり、円い山頂を優しげに覆う。
そしてこの場所で見る間近の紅葉は私には少しきつく感じる。

空気を吸い込んでも今日は湿った雨の香りだったけれど、冬はまだまだ先だな。
いつでも来れるから 思い立つと この場所で自分を解き放つ。
明日からまた、一日一日大切に過ごそう なんて気持ちを持ち帰った。

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2006/11/25

ありきたりのお仕事状況…。

「お仕事なこと」な話題を避けてきたように、私ども個人商店も年末に向かうとなぜかこの陳腐な”忙しい”という言葉でしか語れなくなってきた。一つひとつを変わりなく丁寧にお取扱いさせていただくだけで精一杯で、本来ならもう そこから楽しみを味わってる心のゆとりをその手仕事から得ることができなくなるこの時期。身のまわりに気分転換できる物事があるので とても助かっている。

今は、なぜかトキハヌイの御用が本当に多くて、しかも お一人が何枚もの古物のお着物やお襦袢をお任せくださっている。個人のお客様もあれば お仕立師の方もいらっしゃって、でも どのお品物にも その元を辿れば大切に着続けたいというご本人さまの思いがある。
私はその見えないものに惹かれつつ お着物を解いてゆく。

実際に手仕事を進めると、そのお着物に関わった仕立師の仕事が見える。お着物の見えない部分の補強や針目の確かさ、糸の継ぎ方など 解く者にしか味わえないことをこの手でみる面白味がある。

白生地卸の看板を出している店なので無理な量にはならず、せいぜい一日に一枚か二枚のペースで進めていけるのもうれしい。

この先一月半ばまでは子供達の学校がらみの所用も多く、体調管理にも気をつけて乗り切りたいものである。

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2006/11/24

「京都国際マンガミュージアム 開館記念フォーラム」。

数日前に 案内のはがきを手にすることができた。オットは11時からの記念式典に、たまたま今年の町会長にあたった父の代わりに出かけたけれど、どちらも館長である養老孟司氏はVTRメッセージにてご挨拶されていた。

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金剛能楽堂において、コーディネーター:茂山千三郎氏、パネリスト:高畑勲氏・竹宮恵子氏・寺脇研氏・夏目房之介氏といった顔ぶれで行われた。パネリストの方々からは、それぞれの現場・教育・官・研究(?)などの各側面からマンガミュージアムおよび日本のマンガについてのお話しを聞くことができた。日本独特の(表現方法による)文化発信を担ってしまったという点で、狂言(や能などの伝統文化)と共通するお立場からこぼれるお話しもあり、茂山千三郎氏の司会も分かりやすくて楽しいフォーラムであった。

「なんで『国際』なんだろう。」という点から なんとなくアングレーム国際漫画フェスティバルとの関係などを期待していたが、そういう存在ではないらしい。が、2008年に開催予定の「国際マンガサミット」(国際漫画家サミット)など、マンガを通した国際交流がはかられる。

日本のマンガが海外に浸透している例として、本屋にMangaというコーナーが設けられていることや バリ島の田舎で子供達にドラえもんの絵を描いて尊敬のまなざしを向けられたこと、またカリフォルニアの大学で日本の少女マンガの展示会が実現された様子や外国の人が日本語を学ぶきっかけがマンガであることが多い、なんてことがあるらしい。
その現状からやはりそろそろ日本のマンガをきっちり説明できる場を設けた方が良いのではないか、ということで「京都国際マンガミュージアム」なのであるという。

また、一般のミュージアムにありがちな「資料館的要素」だけではなく、教育研究機関としての機能と 元瀧池小学校の跡地利用としての地域とのつながりを持つ施設としても理想的ですらあるらしい。
…というような内容であったように思う。

とにかく明日、いよいよ開館日を迎える。明治2年に建てられた元小学校であり、新たな文化発信の担い手として再スタートするここを 多くの人に好まれつつ訪れ続けていただけることを願わずにはおれない。


追記:持ち帰った「えむえむ通信」などにはイベントの詳細情報などもあり、ファンにはたまらないだろう催しもある。私の場合 今だに離さずに持ってる「萩尾望都」さんなど、招いて欲しいよぉ。

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2006/11/23

「こぬか薬師禅院」のおもてなし。

オットが撮ってきてくれた写真である。

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左からゴマ豆腐と大徳寺麩(とんぶりのあしらい)・いろいろ盛り合わせ・鰻の蒲焼を模した豆腐料理である。

「普茶菜単(献立一例)」より(読みがムツカシイ…)
 一、  茶菓子(さこおつ)---抹茶・布袋干菓子
 二、  杯附-------- 黄檗時雨煮
 三、  麻腐(まふ)----- 胡麻豆腐・岩茸・莫大
 四、  浸菜(しんつぁい)---季節の和え物
 五、  油滋(ゆじ) -----味付天ぷら三品
 六、  澄免(すめ) -----梅干の汁物
 七、  雲片(うんぺん)----野菜葛よせ
 八、  笋羹(しゅんかん)---飛龍頭・豊年俵その他野菜煮合
 九、  巻繊(けんちゃん)---時季の焚合せ
 十、  焼物(しゃうう) ----鰻もどき
 十一、 飯子(はんつ)- ----味付御飯
 十二、 味噌煮 -------味噌汁
 十三、 掩菜(えんつぁい)---香の物
 十四、 水果(すいご) ----豆乳寄
 十五、 甘味(かんみ) ----葛切り
 十六、 煎茶
                   医徳山  薬師院

以上、持ち帰った献立書きよりご紹介である。
でも、やっぱり自分が戴かないことには…(苦笑)。

とても手の込んだお料理なので一日一組限定ゆえ、必ず一週間前には予約を。

06112314医徳山 薬師院 075-211-1890
http://www.cvmix.com/realnews111.html
株式会社 シーブィミックス 
「プロのための京都ガイド」にて RealOnePlayerによる動画のご紹介がある。

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「京都国際マンガミュージアム」 事前公開に行く。

二日後に開館を控えた「京都国際マンガミュージアム」が 元学区の地域住民を対象に事前公開をしてくださるというので、申し込んで出かけてきた。私たちにとっての正面入り口はやっぱり 両替町通りなのである。
見学を終えて第一の感想は、「きれいに明るくなった」である。建物は恐らく出来る限り姿を止め、それでいて子供達のスペースや、落ち着いて本を見たり語らえる場も取られていた。
写真も少なからず撮ってしまったけれど、かつての姿を止めているものだけを載せたいと思う。

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左から、両替町通り側のエントランス・南側の階段(木の階段もそのまま残されている)、そして2階に設けられた元瀧池小学校の歴史資料室。歴代の校長先生や、昭和時代の小学校の写真などが展示されている。

0611234そしてこれはマンガでまとめられた瀧池小学校史。資料室の資料を見ていると、次第に自分の母校にまで思いを馳せていることに気付いた。小学校ってある意味 自分の原点がある。それがこうして あまり堅苦しくない形で一堂にまとめられていることに羨ましくも感じた。


一般の方にはやはり圧巻の「マンガの壁」を一度見ていただきたい。壁にあふれるマンガと 様々な作家さんによるイラストが醸し出す空気に直接触れて欲しい。また、韓国を始めとする世界のマンガ事情も知ることができる。懐かしい雑誌も、現在活躍中の漫画家の 初期の作品が掲載された雑誌にも直接触れることができるものもあるから、丁寧なお取扱いが必須である。
精華大学の学生さんも沢山お手伝いをしてくださるようで、色んな質問にも気さくに答えてくださる。

開館の折には 先日機を逃した似顔絵を 絶対に描いてもらう!
是非、多くの人に足を運んで欲しいなぁ。

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2006/11/22

「こぬか薬師禅院」さん。

ここ二条新町の近くにあるお寺さん。長女の同級生のお宅である。
今夜はオットが所用を兼ねて ここ「こぬか薬師禅院」で 黄檗普茶料理をよばれてきた。
普茶料理の品々のことは明日にでもオットから聞くとして、まずはこのお寺さんのご紹介をする。

場所は釜座通り二条上がる東側。織田信長が斉藤道三から命を受け、薬師如来像を奉納されたお寺さんである。1230年に疫病が流行ったときに その薬師如来がご住職の夢枕に立たれ、「病気で苦しむ人は私の前に来たら病を治してあげるから こ・ぬ・か(来也)」と言われ、これを人々に知らしたところ疫病が収まったことからその名がついたという。

実は二条通りが京(みやこ)の薬屋通りとなったのも、このお寺さんの存在が背景にあったということである。

ここのお寺さんは黄檗山の萬福寺を本山として、その流れより 普茶料理を住職の手でもてなしてくださるのである。住職のお心づくしの数々を、明日 ご紹介したい。

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2006/11/21

京都・中川。

さて、10年ほども前になるだろうか。
夏の暑い日に北山方面(京都北山 北山杉のふるさと中川)へ実家の両親とオットの両親と天然鮎を戴いた(今もあるのだろうか’すしよね’さん)帰りに立ち寄った 滝(菩提滝)があった。秋に来ればまた 違った景観が楽しめると 記憶に止めたその場所を 横浜から京都の紅葉を楽しみにいらしたご夫婦におススメしたところ早速おでかけになり、お写真を見せていただいた。

061121お写真は 花の寺で有名な宗蓮寺の奥にある沢の池。かすかな記憶の中に 夏場は水位が低かったのか、あまり大きな池ではなかったような印象であったが、なんともいえず 京都らしい秋の風景だと思う。

てきぱきと過ごした後は、こういうところでひと息入れたいものである。
写真だけでもほ、とできる。

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2006/11/20

なにかを忘れているような…。

霜月も廿日を過ぎようとしている。
仕事の方では お仕立を伴うきものやお襦袢を年内にお誂えさせていただける最終便にさしかかってくる。

今日は鬼しぼちりめんの色無地 一つ紋のきもの2枚をお仕立に出した。白生地に紋の位置を決めるための墨打ちをしてから二週間ほど経つのだろうか。紋糊を置いて地色共色の八掛も一緒に染め、糊を落として紋を入れる。そして仕立である。ひと月ほど掛かるから、丁度クリスマスプレゼントでもお届けするような時期になる。

飛び柄の入った黒地の紬はすでに仕立に入っているし、八掛地の染め替えの件も進行中…男物手織り紬は織り上がるのに数ヶ月お待ちいただいて、ただ今染め出し中。これは年内に仕立上げなければならないぎりぎりのお仕事。きものの仕事は仕立上がりまでに数ヶ月を要し、帯揚げは10日前後、お風呂敷はひと月、と お品物によって仕上がりまでの時間が異なり、なにかを忘れているような、いやな気持ちがしてならない。
一つ一つを帳面や自分の覚え書きなどで確認せずにはいられない。

もしかして、忘れているのは仕事ではなくて、子供の学校の用事であったり地域のことであったりすると、それはそれでかなりの顰蹙をかうこととなる。ぜったいにこの時期、うっかりがあってはいけない。なぜか突如どきどきして 胃が痛くなるってこと あるのよね。

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2006/11/19

「応挙と芦雪」 そしてきのこ。

今日、奈良まで出かけた。

小学生の次女に 一度じっくりと緻密な日本画を見せたくて、彼女の同級生のご家族と誘い合わせてのこと。絵画に深い興味を持たなかった私は、子供の頃に「好きか嫌いかから 見ていけばいい。」という教えの下、それ以上には目を養うことなく現在に至ったために、随分と損をしているのである。

ご家族とご一緒できたお陰で、私たちは初めて音声ガイドというものを手にした。団体さんをやり過ごして、休憩を入れながら 時折 子供達にも分かるような絵の説明をしてくださって 子供達もじっくりと鑑賞できたと思う。
音声ガイドは 自分で説明を読むのではなく、確かな記憶として残るものがあり、今後の必須アイテムとなるだろう。

子供連れでありながら 私もじっくりと味わうことのできた「応挙と芦雪」。友人ご家族に感謝しつつ、これから少しずつ絵画鑑賞を深めていきたいと思った。

満ち足りた気持ちで夕刻に帰宅すると、紅葉を楽しみに京都にいらしたご夫婦から 野趣あふれるきのこのお土産が届いていた。写真を撮り損なったが 恐らく「くりたけ」だと思われる。新鮮なきのこが発する香りは食欲をそそり(でも 採取から時間が経っていたので)、即 夕食のお味噌汁で頂くのが最適!と 調理に取り掛かったのである。家族全員で美味しく頂いた。

友人や知人のご厚意に恵まれて、特別な良い一日を過ごすことができた。こういう思いは いつどこともなく還元していきたいものである。

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2006/11/18

京都国際マンガミュージアムのポスター。

今日、地下鉄の宙吊り広告を見て、より詳しく(近く)で実物を見るために現地 つまり烏丸御池を上がったところに立ち寄った。そのポスターにはお馴染みの まんが本の表紙が並んでいる。小学3年生の次女と暫く見入って、タイトルが異国の言葉であることを知った。中国語だろうか、ドラえもんが描かれているから「どらえもん」だと分かるが、文字列から「さて、このマンガの主人公の名前は?」などという問題には答えるのはムツカシイ。
しかし、ドラえもんに限らず 日本のマンガは一体何カ国語に訳されているのだろうか。
以前インドネシアの女の子が自分のお姉さんのために本、しかも最新作が買いたいというので、オドロキつつ寺町通にあるコミックばかり扱っている店に連れて行ったことがあったのを思い出した。

世界のマンガ展 2006年11月25日(土)~2007年1月14日(日) 10:00~20:00
休館日 毎週水曜日 12月27(水)~1月3日(水)
オープン記念特別入場料  大人:¥500 中・高生:¥300 小学生:¥100

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2006/11/17

オットがくれた本。

一週間ほど前でしょうか。
オットが 読んでみる? と言いながら渡してくれた本。『都(みやこ)と京(みやこ)』 酒井順子 新潮社 ISBN4-10-398505-4 ¥1,500(税別)。
なかなかゆっくり本を開く時間がとれないので読み進んではいないのだけれど、なぜ、各地から特に東方より人が京都までわざわざ足を運んでくるのか、しかも年に何度も来られる方も少なからずいらっしゃるということに驚くのであるが、そのような事を著者が分析し(或いは すでに誰もが認識されていることなのか知らないが)、 自らの体験を通してそのあたりを述べているような…。まだほんの一部しか目を通していないので本の紹介はできないが、よその人から見た京都の人の言動がどう映るのか 興味深いものである。

実は西方が出身の私も ここ中京区に嫁いできて ある意味 よその人なのだと感じる。
あ、だけど 日に日に愛着を感じるし 知るほどに面白く、ここ(二条新町)はふるさとと共に 大好きなところである。
京都の人について書かれた本は そういう点で多面的な読み方ができて 私の場合2倍楽しめる。いつ読み終えるのか分からないが、じっくりと味わってみたい。

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2006/11/16

ウチはこれでした。

今夜は生牡蠣を少しいただきました。

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もう、写真も見にくくて不愉快でしょうが、お取り扱いを始められた頃からウチでは定番の、京都は寺町丸太町西南角の酒屋さん(えび○さん)で、樽だしのボジョレーヌーボーです。
ことしはフルーティですっきりと美味しかったですねぇ。


おやすみなさい。

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2006/11/15

お魚をさばく (11/15)。

今日は鮮魚ボックスの日。
朝から何となくてきぱき動く気分で過ごし、どんなお魚が入ってるのか お造りが食卓に並ぶのか、どきどきしながら「BOX明細表」を見た。そう、ボックスを開けずとも魚種が分かり、そのおススメ調理法・利用者からのメッセージなどが記載された用紙である。

0611151上から丸アジ・ツバス・チコダイである。丸アジはたたきに、ツバスはお造り、チコダイはおかしら付きのまま焼くことにした。
まず全てのお魚を洗いがてらウロコや表面のぬめりを取る。後で知ったのが、アジはゼンゴ(尾から側線に沿ってついたウロコ群)から先に取るらしい。その方がウロコが取りやすくなるのは確かであるが、身を傷つけないように注意しなければいけない。

今までは自己流で、まずお腹を開いて中味を始末してから、頭を落す手順でさばいてきたが、今回初めて『魚をさばく(ブティック社)』で知った、先ずエラを取り除いてからさばく方法を試してみた。まずは小さいけれど、タイのさばき方を参考にチコダイ2尾に挑戦した。エラの構造が全く分かっていないために 必要以上にまな板を汚してしまった。続いてアジ2尾にも試してみた。「エラを包丁の刃先で引っ掛けるようにして、そのまま まな板の上に引き出す」のであるが、引き出しているのに出てこないという事態に…。やはり何度か繰り返してエラの構造を知る必要があるようだ。確かに先にエラを外してしまうと腹の中味を始末する際の変な引っかかりが無くなった。

ツバスは本ではブリの仲間であるカンパチのページを参考にできるが、私にとって特記すべき点はない。


さて、今夜さばいたお魚たち。

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チコダイと 3枚におろして骨皮を取り除いたアジ、さくにして 皮を除いたツバスである。アジは骨抜きで血合い部分の骨を除いた。ツバスはさくにするときに 血合いと一緒に骨も取り除く。血合いはしっかり除かないと、生臭いので 思い切りが必要である。

0611155今夜の我が家の食卓である。お魚の中ではチコダイ1尾だけが残った。調理時間も2時間半ほどだったので、家族に褒められたり感謝されたりの母・白生地やであった。自己満足ならぬ自家満足であるが 母・白生地やはとても嬉しい。

あぁ、そうそう忘れちゃならないのがコレ。お魚の調理にどれだけ手を汚しても強い味方なのである。このスグレモノのおかげで 調理後の食欲が失せることが無くなった。

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2006/11/14

手ゆのし。

すっかり生活の一部になりそうな、帯揚げたち。
それなのに、今まで気付かなかったことがある。それは手ゆのし方でのお品物に関する段取りのこと。

061114この写真。左側はちりめん地、右側は綸子地のお品物に分けられている。染め上がって縮みきった帯揚げ地は、手ゆのし方で端縫いが施されて引き伸ばされる。

私たちが手ゆのしをお願いしている職方は、染め上がり品の用途に応じて 巾を出したり柔らかめに仕上げたり自在に確実にしてくださるので、頼りになる心強い存在なのである。
その職方からすでに多くのお品物を受け取っているのにも関わらず、今まで気付かなかったこととは、ちりめん地と綸子地とを分けてゆのし仕事をされているということである。一瞬、なるほど…と思ったが、実は同じ帯揚げ地でも フクレ織りのような変わりものもあるし、ちりめんと綸子地が段になったものもあるので、それぞれに合った最適な仕上げを心がけていただいていることを 改めて知った。

うーん、奥が深そうである。

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2006/11/13

ン十年ぶり!

お客さまの中にはいらっしゃるらしいのだ。
ご来店下さるなり、ひたすら「なつかしい!!」を連呼してくださった染色家の方がこの秋に 二組ほどいらした。店構えを見ては「変わってへんわぁ!」。父を見ては「おじさん、相変わらず(お仕事を)なさって…」。また、とてもモダンなご婦人が「ネットでたまたま見つけたホームページがプロっていうより、ちょっと手作りっぽいところがあったんで(九州から!)来て見たら、やっぱり変わってない。すごいわ。」…などなど。
また、白山紬などをご覧になっては 当時と変わっていないお品物を通して 当時の作品についても楽しげにお話しが弾んでらした。ン十年も前のお話だという。

よく聞けばその方々は 学生時代 あるいは染色を始めた頃よりご愛顧くださっており、ここしばらくはずぅーっと ご無沙汰でいらしたとのこと。この業界の「昔はまだ良かった」というようなことを耳にすることが好きではないので、昔ばなしには聞き流す体勢になる私も この「なつかしさ」から始まり 
 ― それでも今はこんなことを頑張っている。
なんていうお話を 不思議な感覚で聞いていた。

ずっとこの店で仕事を続けてきた父や母にとっては、時を経てご来店くださる方に店や品物などが変わっていないと感じていただけることは 喜びなのかも知れない。

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2006/11/12

「地始凍 [ちはじめてこおる]」。

今日はことのほか寒い一日だったので、『旧暦のしおり』をめくってみて 「七十二候(しちじゅうにこう)」を見てみた。これは日本の風土に合った暦の上で、五日ごとの時候の移り変わりを表わしている。使われる言葉は、時代とともに変えられてきたようで、タイトルの言葉は先日入手した「ほぼ日手帳2007」のふろくを参考にした。

この秋は時候に合った季節の移ろいを感じるので、こういう時候の言葉が生きてくる。

061112ほぼ日手帳2007」は とにかくあんなとこ、こんなとこ、いろいろ気に入って高校生の長女と入手した。来年は暫く親元を離れる彼女。この手帳に色んな思いを綴ってくれればいいな、と思う。

季節が移ろう中で 小さな何気ない自然の変化を見て物を想うってことは、結構豊かな気分になれるものである。ばたばたと過ごすばかりでなく、そういうことも大切かも知れない。

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2006/11/11

つぶやき。

今日は雨天だったので、楽しみの御池フェスタは明日に延期されると思い込んで仕事してました…・゚・(つД`)・゚・。
ショックです。
(¥500で)似顔絵を描いて欲しかったのに、です。

さらにショックなこと。
ワタシの訪問着は、着るとしても少し先のことになるのだけれど、友禅方にはこの時期、上○會のお仕事が入ったとのことで、仕上げにはもう暫く時間を要するとのこと。
いいです。
うちのお客様の宝尽くしのお着物も10月末ごろからお願いしていることもあるので、どうぞそちらを優先にしてください。ワタシは後でいいです。
お楽しみは伸びても楽しみだし…。

あぁ、そして最大のショックは、ここひと月ほど進めていたゲームのハイスコアを獲得するべく、最後のステージでトライアルゲームで腕を磨いていたところ、今日誤ってデータを消してしまったこと。一瞬PCの前で固まってしまったのは言うまでもない。

とりあえず、今は16日のボジョレーヌーボーを最大の楽しみにしよ。

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2006/11/10

「行事が日を進める。」という感じ。

相変わらず反物の墨打ちをし、白生地を裁ち、染め出しの渋札を書き、染め上がったお品物を発送する一日。でも、明日はもう11日。楽しみにしている「御池フェスタ2006」は予想されている雨天のために明後日に延期かも知れない。
11月はこの先も何かと行事や所用があり、12月もローカルな予定が毎週のように詰まっており、それを一つひとつクリアするごとに一週間が飛ぶように過ぎるのを実感するのだろう。それは何も私に限ったことではなく、誰にとってもそうなのだから、もしかすると霜月・師走は時間の軸が何者かの手によって操作されているのではないだろうか。それで知らぬ間に過ぎてしまった日々にも理由がつく。

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2006/11/09

水屋用の生地のご注文。

今年の6月に見本を持って見えたお方が先日ご来店くださった。その見本とは奉書に包まれた「布巾・雑巾・手拭」が一枚ずつ。生地巾 鯨尺1尺足らずの麻と綿の白生地でできた裁ち目をかがったお品物のセットであった。お教場の皆さんで そのお品物たちを手作りしてみようという試みで 白生地を探していらしたのである。

綿の白生地は厚さも巾も見本通りのものがあったが、麻の白生地は巾が合わなかったり生地の風合いやコシの強さが微妙に異なり、機屋でも該当するお品物がなかなか見つからなかった。が、ようやく一反分(1/2 疋)だけぴったりなものが店の奥から出てきた。

その現品をお確かめいただいて、今日、お納めするために白生地をそれぞれの縫い代を加えた寸法に合わせて裁断した。布巾(麻生地63cm)・雑巾と手拭(綿生地で52cmと63cm)をそれぞれ24枚ずつ。小巾だったので枚数の割りには疲れない仕事であった。

さて、この麻という生地。お茶道具としての茶巾には「奈良晒」のお品物が一般であるが、最近はなかなかご注文がなく、常は店には置いていない。また、ご注文をいただいても 一疋単位(およそ24m)でのお取引になるという。一枚の茶巾はかがり代をいれても15cmほどであろうか、実に160枚分に当たる。また、今回ご注文の布巾としてご使用いただいても38枚分である。
奈良晒…、お稽古には欠かせないお品物だけれども 店で再会できることってあるのだろうか。そんな思いで裁ち仕事をした。

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2006/11/08

京都の紅葉の見ごろ。

今日がお魚の日だと思い込んでいたので、午後はあたふたしてしまった。「4週間隔」のサイクルに早く慣れなければ…って、一体何年利用しているんだか。

さて、昨夜は横浜のHさんから仕事がらみのメールが入ったので、お返事にご挨拶がてら この急な冷え込みに、今年の京都の紅葉が楽しみだ、とお伝えしたところ さっそく来週末にお宿に予約を入れられた。

そう、この秋は紅葉がひときわ美しいのではないだろうか。私も広沢の池あたりにだけは 立ち寄ってみようと思う。現在色づき始めた頃なので、やはり来週あたりが良いようである。京都新聞の紅葉だよりは名所ばかりなので人ごみが気になるところ。

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2006/11/07

魚をさばく お道具。

明日はたしかお魚の日。
ブティック社の「魚をさばく」には本格的なお道具が紹介されていたけれど、フツーの主婦 白生地やがお魚をさばくために使うお道具は これである。

061107出刃包丁・刺身包丁・小出刃そして骨抜き。鮮魚ボックスを利用しているので、うろこのかたい鯛なども小ぶりサイズなので うろこを取るのは出刃包丁のみねで事足りる。出刃包丁はまた、ハギやソイ、レンコ鯛など 骨の硬いお魚調理に頼もしく活躍する。
そして小出刃もできれば揃えたい。出刃包丁に比べて刃の厚み、刃渡りの短さと軽さから使い勝手もよく 三枚におろすときなどにもとても重宝する。

これらの包丁のお手入れはできれば砥ぎ屋さんにお願いしたい。やはり切れ味が調理の決め手だから、なかなか家庭では十分なケアができない。この白生地やも、よく刃を傷めてしまう。また ちょっと油断をすると包丁に錆が出るので、片付けるときには極うすくサラダオイルを塗っている(この良し悪しは実のところ知らない)。

さて、明日はどんなお魚にお目にかかるのだろう。

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2006/11/06

深夜残業?

今日は午後から所用で出かけた。
荷物の発送や 染め出しなどは午前中にやっつけて、今からお仕立直しをご依頼の、袷のきものの解きにかかる。始めると結構楽しい作業であるが、久々の夜更かし仕事となる。

なるべくタフでありたいと願うこのごろである。

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2006/11/05

OIKE Festa 2006 (おいけふぇすた)。

御池通りは東西に走る京都市のメインストリートとして常々行事が催されているが、この11日(雨天12日に順延)には御池通り沿いでウォークラリーが行われる。

061105このパンフレットの写真では見難いので、詳細はOIKE Festaにて確認できる。ストリートイベントとしてミュージックやパフォーマンスが随所で繰り広げられ、晴れれば賑やかな一日となりそうである。

今回嬉しいのが、京都国際マンガミュージアム開館を目前に控え、烏丸通りより西は 西洞院まで開催エリアを広げられていることである。こちらはBコースとして、京都精華大学の学生さんによる似顔絵コーナー(¥500・11:00~16:00)が結構賑わうのである。2ポイント設置される予定なので、白生地やも一度描いてもらいたいものである。

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2006/11/04

お詫び。

数日前にメールでお問い合わせをいただいたお品物。
以前このブログで、販売目的であることに掲載することを躊躇しながらご紹介した染め上がりの付下げである。
先月半ばにご婚礼の御支度を仰せつかった父が準備したお品物の中に含まれていたのを知ったのが、今回お問い合わせをいただいた後であった。現在、他の染め上がり品や帯と一緒にその付下げ地も湯のしを終えてお納めする段階である。

お品物の在庫管理の難しさもいろいろ経験を通して分かってきた。
ひとつ一つのお問い合わせには できるだけきちっとした対応をしなければ、と常々注意をしているのに、大きなミスをしてしまう自分が居る。失敗を肝に銘じて繰り返してはいけない。

今回お問い合わせをいただいたU様には心からお詫び申し上げます。既に売約済みのお品物への掲示に遅れまして、本当にすみませんでした。

やはり一点ものの ブログへの掲載は、皆さまへのご迷惑や白生地や個人の限界もございますので、なかなか難しいものでございました。

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2006/11/03

『INSTANT BARBECUE』。

今日はムスメの友達が遊びに来ている。
夕ご飯のメニューを考えながら、コレを使おう!と思い立った。

061103文化祭のバザーで(ウレノコッテいたのを…)格安で入手した 『INSTANT BARBECUE Made in U.K.』である。この表紙の裏側に 着火手順と取扱い上の注意があり、実際、信じられない簡便さでバーベキューができた。炭火で焼いたサイコロステーキは脂が抜け、外はカリっとして中はジューシーで、格段に美味しかった。

ちょっとしたテラスや庭なんかでもお手軽に使えそうである。

ただ、最初に炎があがり、それを操りながら 全部の炭をおこすのは かなりエキサイティングなものであった。当然のことながら、炭火を扱う場合には広い場所と十分な換気が不可欠であるし、使い切れない場合は最後に水をかける用意は必要である。

京都でもお馴染みの大○百貨店のマークのついた値札は$12.36(税込み価格だって)であった。果たしてこれは安いのか高いのか…。

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2006/11/02

負傷。

気ぜわしく動くうちに手元が狂ってやってしまいました。
お野菜を包丁で切りすすめる中、左手の人差し指を負傷しました。
木曜日の午後はお医者様は休診、明日は祝日で、明後日は朝から所用が…。薬局で塗り薬を買い求めて処置してますが、かなりの不自由を強いられています。
負傷による出血はおぞましくて、できるだけ避けたいものの一つなので、気分は最悪です。

あぁ…全治するのはいつになるのでしょうか。
その爪はいつ 原型を取り戻すのでしょうか。
あぁ…気分悪。

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2006/11/01

お仕事のご褒美。

お誂えの帯揚げ・お襦袢・お風呂敷そして色無地のお着物。

お客様に白生地とお色を選んでいただくと、職人方との連絡が確実に 滞りなく流れるための手順を踏み、染め加工と仕上げが済むと、お品物の整理をして発送手続きに入る。

染めるのも 湯のし仕上げをするのも整理作業も全て、一枚ずつの手作業になる。手作業というのは、なるべく丁重に進めることが当たり前で、だからこそ、包装一つにしても決してプロではないこの「手」には 常に不安が付きまとう。結構緊張するものである。
一方、お品物たちが絹生地で、お客様がいろいろ悩みながら楽しみながらお選びになったお色がどれもこれも美しくて、同じ柄にも色によって違った表情を見たりするのが新鮮で、気持ちはワクワクしてくる。

そんな風に、ひとつ一つのお品物をお渡しさせていただいている。

こんな白生地やにとって何よりのご褒美が お客様からのお喜びのお便りである。これはもう、本当に嬉しいものでやりがいというものを感じる。こうして白生地やは より白生地屋らしくなっていけるのであろうか。

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どうぞ、仕上がりにご満足いただければ何よりでございます。
でも、お気づきの点などございましたら、是非、何なりとお申し付けくださいませ。
ありがとうございます。

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