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2006/10/10

伏せ糊。

今日、伏せ糊を施した訪問着を拝見した。
自分のきものなのに「拝見」というのもおかしなものであるが、やはり職人さんの手仕事ひとつひとつをこうして実際に追うところ、その表現も許されたい。

061010上前身頃スソ、脇に続くところである。
糸目糊(ゴム糊)を置いた上から伏せてあるのが分かるだろうか。
拡大されているが、下の糸目糊の写真から形の特長を見つけて伏せ糊の写真を見ていただければ良いかも知れない。

0610051 0610052 0610053

さて、この後 地染めに入るので、友禅方が地色の色見本生地(!)を持参してくださった。
なんと、わたしが参考までにとお渡ししたきものの写影を元に その色に染まった生地片を見せてくださったのである。きものの誂え手としては素人である私には、そんなところにまで感動するが、色のプロにはそのようなことも失礼なのかも知れない。

その生地片は綸子地であったので、シボのある高砂一号(変わり三越ちりめん)には深みが加わると思われるので、その見本生地を「やや明るめに」とひと言加えてお願いした。
こういう加減で色は限りなく作られていくのである。
それは限りなく 自分の好みの色に出来るということである。

きものの色を決める際に ちょっと気を付けるべき点というのがある。 あまり薄い色だと時間とともに褪せてくるので、タメに良くないのである。このきものは60歳くらいまで着ることを考えているので、淡いベージュなどは避けたほうが無難である。

さて、地色が染まると いよいよ友禅が挿され始める。

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