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2006/08/31

ぞっとしたハナシ。

おとといは用事があって 寝間に入ったのが夜中の2時。
で、当然昨夜は早く寝ようと、10時前に就寝した。

その後、寝室に差し込む斜め横に位置するトイレの明かりがまぶしく感じたので 長女とオットがまだ起きていたのだけれど、その電気を消した。
そしてぐっすりと眠っていたところに、トイレで用を足す音で目が覚めた。
お腹の調子がすこぶる悪そうなオットのものらしい。その物音に起こされたことが不快で、その物音を耳にしながら枕元の時計で時間を確認した。
この物音が子供達のものなら 母親として具合を把握しなければならないと、寝姿をうかがうと子供達は二人とも眠っている。
私の時計はバックライトでデジタルの文字盤が浮かび上がるものなので、眠るときには裏向きに設置している。
その時計をこちらに向けて、時間を確認したのである。
朝の4時12分。
毎朝6時前に起きるので、睡眠時間も残り1時間半だよぉ~。と怒り気分になり、電気も付けずに用を足すほど切羽詰ったそのヒトにひと言申し述べようか、と思いながら トイレを出てくるのを待ちながら少しうとうととしてしまったらしい。
ふと気が付くとこちらに向けたままの時計は4時42分になっていた。そしてトイレの物音も収まり、人の気配もなかったので私もそれから小一時間ほど眠っていつもの朝を迎えた。

オットが起きてきた時に 早朝の安眠妨害への苦情 兼 体調の確認をすると、
「へ?起きてないよ。ずっと眠っていたよ。」の返事。

このとき ぞぉーっと身体中に鳥肌が立った。
な、な、なになに、なんだったのぉ。
あのはっきりと耳にしたのは 実は幻聴?
しかもぐっすりと眠っているときに?
よりによってトイレの音って…。
あぁ、なんだかすごく嫌。

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2006/08/30

やっと墨打ち。

店から白生地を購入した。
浜ちりめんの七号 A反 四丈物である。
税込みで¥31,500也。
0608301 0608302

墨打ちをするために 自分のきもの寸法を確認しつつ、今回初めて後ろ巾を5分縮めることにした。
今までの標準寸法では身頃が胴回りにまわり過ぎる感じで、着にくかったからである。

いざ糸印をつけよう、というときに
生地を湯のししなければならないことに気付いた。
ちりめん地なので、寸法の狂いを防ぐために
湯のしで生地を伸ばしておくのである。

そして墨打ち、裁断を経てただ今 総絵羽仕立にかかっている。
ところが絵羽方は現在他の上げ絵羽仕事が立て混んでおり、
私の仕立上がりが来週になるという。

ゆっくり楽しみながら作っていこう。

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2006/08/27

パープルサンガ観戦。

オットと子供達がパープルサンガの試合を観戦してきた。
夜の10時前に帰ってきて元気なものである。
私は一日休養と決め込んだけれど
だらだら過ごした後は
回復にかえって時間がかかる。
明日からはまた元気が出ますように。

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2006/08/24

桃太郎ぶどう。

はい、いただきました。

ぶどうってちょっとすっぱいじゃないですか。
実の大きさにかかわらず
皮をむいてたねを出す食べ方があまり好きじゃなく、
ぶどうはあまり好きなくだものではなかったのです。

が、これは ちがいました!

060824マスカットなんです。
でも ひと粒が直径3cm以上もあるんです!
皮が違和感なく食べられて たねがないんです!
ひと粒が桃のようなカタチをしていました。

もう、大満足。
知る人ぞ知るな お品物なのでしょうか。
商品開発に20年を費やしたとしおりに記載がありました。
すごいぞ!
お初記念として記事にしておきます。

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2006/08/23

元絵。

実際の景観を かなりデフォルメすることになるが
私の意見を元に オットが絵にしてくれた。

060823池周辺の緑と西に広がるひなびた景色。
遠くに連なる低い山々とその重なり。
そして丸い遍照寺山。
それらを取り入れて 元絵ができた。

これは原案であって
実際は これから私の寸法に墨打ちをし、
絵羽仕立をした白生地に 
職人の手で下絵がおかれる。

下絵が決まるまで どれ程の日数を要するのだろう。
悉皆屋と職人さんのやり取りが順調に進むよう、
願うばかり。

今回は風景を訪問着の柄にするということで
むかしながらの標準的なきもの作りができると思う。
自分のきものを誂えることで、
段階ごとの基本を知ることができれば
正直、嬉しいのだけれど…。

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2006/08/22

ただ今思案中…。

自分のイメージを人に伝えることの難しさを実感する。
訪問着の柄も、風景の写真だけでは
「こころのふるさと」を相手には伝わらない。

農地用、あるいは近隣の植木畑用に作られたため池(だと私は思っている)の広沢の池。
その池から引かれた用水路が 子どもの頃に
整備されたときのことを覚えている。
そしてそこに隠れる場所を失い、戸惑うように見えた亀とザリガニのことも。
従姉弟たちと白いセメントの壁に囲まれて流れる水を見ていた。

小倉山は立ち入りが禁止され、
一部は開かれてアスファルトの道になり、
バスの車庫や人の家がずいぶんと多くなった。
あたりはすっかり変わってしまった。

でも、広沢の池とその西側の景観は保たれている。
ここに立つと ほぅっ、とするのである。

あぁ、ほんとうに良いきものにしたいなぁ。

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2006/08/21

はなび。

今夜は家族でこじんまりと花火をした。
市内では昨日で夏休みを終えた中学生も居るらしく、
小学生のわが子も金曜日から「前期3」が始まる。
昨日の地蔵盆もどうやら無事におつとめができたようで、
今日になってほっこりしてしまった。

最後に点火した線香花火のように
わたしなりに小さくても長くはじけていきたいものだ。

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2006/08/20

「気になる日本の木」シリーズ。

うちの町内の地蔵盆も無事に終え、次女の夏休みは残すところ4日となってしまった。
夏休みの宿題の中で 「なるべく多くの読書を」というのがある。
これは選書が肝心で、次女はまだ絵本を好むらしく、
学校からの推薦図書にあった 『日本の風景 松』 を入手したところ、私が気に入ってしまった。

0608201まず、最初のクロマツの絵が良い。
人と松のかかわりの歴史など意外に知らないことが分かる。


ゆのきようこ 文  阿部伸二 絵  ¥1,470
理論社  ISBN4-652-04035-0


そしてこの本が「気になる日本の木」シリーズであることを知った。
その中でも 『春の主役 桜』 を 是非とも読んでみたくなった。

0608202色んな桜の花の描き方があり、読み進むにつれ 春のお花見気分に浸れる幸せな一冊である。 

 
ゆのきようこ 文  早川司寿乃 絵 ¥1,470
理論社  ISBN4-652-04036-9


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2006/08/19

『メリーGO!ラウンド』。

なぜか暑くなると欲しくなる コカ・○ーラについている
コンビニ  限定のおまけ。

060819

ユラユラゆれて楽しい。

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2006/08/17

わたしの訪問着。 -色と柄-

さて、生地が決まったわたしの訪問着。
着たいきものの色があり、自分の中ではほぼその色を地色に と決めている。
わたしは淡い色の方が 顔写りが良いので
白茶系の薄香の色を基準に やけ易さのことも考えて
ベージュでの濃淡調整をしたい。

柄のテーマは私のだいすきな広沢の池
この写真のほか、数点をもとに下絵方に相談しようと考えている。

柄付けについて ふと父が、
「カタチの良い松なんかがあればなぁ」
と話していたのが気になっている。

盆栽の松などは良いカタチをしていると思うのだけれど
広沢の池に 果たして合うのかどうか…。

しばらく柄のことでいろいろと楽しみたい。

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2006/08/16

黒崎茶豆。

毎年この時期に届く新潟からの贈り物。
何よりの豆腐好き、大豆好きにはたまらない黒崎茶豆。

060816ダンボール箱三段で届けられるものの、
全て茹でて順次いただいて、
これが今年最後の茶豆たち。
茹でているときは外にまで甘い香りが漂う。
とうもろこしと同じ香りがする。

今年も変わらず、何よりの夏の元気の元。
ごちそうさまでした。

仕事は今日までがお盆休み。
にもかかわらず、ご注文のお電話や
メールのお問い合わせが嬉しかった一日。
今日も無事にご先祖さまをお送りできて、明日から地蔵盆の準備に入り、仕事もあるので両方はちょっとタイヘンかも。万事良き方向にコトが運ぶことを祈るのみ。

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2006/08/15

ぼぅーっと。

暑い。
外に出ればそれなりに覚悟が要る。

生まれてからずっと京都に住まうオットもわたしも
お盆の時期には親類の子どもたちを迎える側である。

お盆の行事の合間、昨日は子供達を映画に連れて行った。
小学生の甥っ子たち、5人を連れて
「劇場版NARUTO-ナルト- 大興奮!みかづき島のアニマル騒動だってばよ」
である(ーー;)。

さて、いざ出発!
となったときに一人(小学五年生)の様子がエラク辛そうで、
熱を測るとかなり高い…。
しかし本人が「家に残ると余計に辛くなる」というので強行した。

朝には空きの多い映画館も、ぎりぎり飛び込んだ時点では飽和状態で、
結局子供達の5席しか空きがなく、
甥っ子の急変に備えてわたしはエントランスに一人、
上映時間中ずっとぶらぶら待機することになった。

こんなことをしながら、ぼぅーっと過ごす時間。
ふと 日常の平和を感じずにはいられない。
お盆ならではの 先代のことを想い、
また親や兄弟、その子供達とたわいのない時間を過ごす。
暑さや色んな不都合に翻弄されながらも
その中には幸せがある。
当たり前のこととして繰り返すこの日々を
失うようなことはあってはいけないと
改めて思う。…八月十五日によせて。

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2006/08/13

赤い月。

暑かった一日の終わりにふと空を見ると赤い月が上がっていた。
夕焼けのような現象かな、と思いながら写真を撮る。

060813


「赤い月」の解説を見た。
月探査情報ステーションより 今日の月。

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2006/08/12

お盆休み。

わたしもやっと明日から16日までお盆休みである。
地蔵盆も19日、20日あたりにされるご町内も多いので、
来週末には 京都の一方通行の多い通り道でも
路上に場を設けていらっしゃるところは車両の通行は出来ない。

子どもの数が減ったと言われるが、
二条通りの室町あたりから新町までのうちの町内にも
今年は13人ほどの小学生以下のお子様のご参加が
予定されている。
久しぶりに新しいお誂えのお提灯も増え、
なかなか賑わってきそうである。

父が町内で大役が当たっているので
このわたし、
来週はその準備に追われる気配である。
どうか無事に、できれば好評のうちに事が運ぶことを祈るばかりである。

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2006/08/11

わたしの白生地選び。

さて、わたしのお誂え訪問着用の白生地には何が最適だろう。

丁度 今日墨打ちを手がけたお品物に
一つ紋の色無地にする白生地があった。
全体に 細かい花唐草の地紋が本当に素敵で、
「この柄は良いねぇ~。カサもあるし。…でも、訪問着にはやっぱり柄は無いほうが良いかなぁ?」
と それとなく話題を自分のきものに向けた。

わたしの訪問着は父の悉皆仕事を見て、
是非とも 自分で誂えたくなった経緯を持つのだ。
「そうやねぇ…。」とオット。
 ―となると、お品物は浜ちりめんの高砂だ。

オットが作ってくれた一枚は 細かい吹雪の入った梨地で光沢を持つ。
それが水色系の地色と個性的な柄を実に華やかにまとめられており、私の20代の終わから40代という年頃のきもの姿に 彩りを添えてくれた。

これから着たいきもの、やわらか物には やはり、落ち着きや品の良さに主眼をおきたい。
なので、ちりめん地では最高級の長浜ちりめんしかないのである。
(ちりめんのきもの、と呼ばれる場合は通常 地紋のない無地を示すことが多い。)

店では長浜ちりめんといえば高砂の 一号、七号、そして場合によって三号を取扱う。
七号のしぼが低く、一号がカサがある。
三号は鬼しぼちりめんのようなしぼを持ち、お洒落着っぽくなるのが特長である。

さて、わたしの白生地選びは、浜ちりめんの高砂一号 A反。
そして せっかくのお誂え訪問着を 共八掛にしたいので 四丈物と決めた。

浜ちりめん 高砂一号 四丈 A反  ¥31,500也。

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2006/08/10

海遊館。

実家の母の誘いを受けて 昨日、
妹と 甥っ子たち子ども5人を連れて海遊館に行った。

エントランスビルにできたアクアゲートを通るのは今回が初めて。
期待通りの神秘さに加え、
いろんなお魚が私たちの頭上を越えて泳ぎ、
その姿を下から見られることにわくわくした。

ゲートに一歩足を踏み入れると、真上をエイが泳いでいた。
下から見ると口元がよく見えて、
まるで「えへ!」と笑っているようだった。
他のお魚よりも表面積が大きい分、
至るところに「えへ!」「えへ!」「えへ!」…が目について、
とうとう他のお魚を観察できずに11mを歩き終えてしまった。

小さな子供連れだと
甥っ子や子供達にお魚たちの姿を見せたくて、
ぺんぎんが居るとなれば甥っ子14Kgを抱き上げて、
イルカが遊んでいればまたまた14Kgを抱き上げて、
その間別の甥っ子が
巨大水槽のジンベエザメの姿を追って
あっちだこっちだと親切にナビゲートをしてくれる。

クロマグロをカツオと間違っている人がいて、
訂正してあげたくてうずうずした。
カツオはもっとずんぐりとして、頭部が大きく、
目がぎょろっとして、
身体はマグロほど大きくはないような気がします、ってね。
ま、カツオにも色んな種類がいるのかも知れないけれど。

個人的にはマンボウをずーっと見て居たかった。
詳しいことは知らないが、
蚊帳のようなデリケートなネットの中を
ひとりでまったりと遊泳していた。
下にはサーカスの空中ブランコにあるような
ネットが張られており、その水槽だけが
ちょっとナゾめいた よそよそしい雰囲気が漂っていた。

イワシの大群はぴかぴか光っており、
吸い寄せられるように水槽に近づいたが、
口もエラも全開で必死の形相で泳ぎ続けるサマに
見ている方が息切れしそうであった。

子供達はシメに、ショップでお魚のフィギュアのつかみ取りをして大満足。
私は気分転換に良い一日を過ごせた。

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2006/08/08

参考書としての『上品會写影』。

今でも上品(じょうぼん)会というものが 某百貨店や大手呉服店では執り行われているらしい。
が、かつては毎年のように呉服の老舗が秀逸な作品を出展し、その作品集をまとめた冊子、「上品會写影」が発刊されていたらしいが、現在ではどうなのだろう。

06080810608082

この中の一冊を手に取り、表紙をめくれば「上品會の由来」に続き 「上品會素旨  龍村平蔵述(昭和二十八年)」、高○屋による「第*回 上品会について」と題した「上品會写影」編集の挨拶のあとに 写真集が組まれている。

振袖に始まり訪問着、留袖の裾模様、紬、帯地と続く各頁には 薄い和紙にお品物の名前と制作にまつわる短文が添えられている。写真の裏はもちろん白紙である。

裏表紙には「装幀裂 歌集唐草について  龍村平蔵」と題した一文が付加され、この冊子の製作が龍村美術織物であることが表記されている。

毎年色を変えられており、古くはなっているものの、並んでいる様も美しい。

かつてはこの本を見て、柄行きなどを勉強しながら 父などはお得意様のご意向に沿った振袖や留袖の悉皆を受け賜っていた。その一部をお手入れなどのご依頼の際に拝見できるのが 何より幸運だと思っている。

さて、まだまだ未熟者であるにもかかわらず、この度自分の訪問着を誂えるに当たって、自分の好きなように悉皆というものをやってみようと思う。イメージはこの『上品會写影』を参考にする。オットや父に相談しながら、そしてオットには職人方を駆け回ってもらわなくてはならない。でも、自分で作るきものは オットに作ってもらったものと同様、恐らく一生大切に着続けるだろう。

柄のテーマは決まっている。
父に相談すると、「まず 写真を撮ってきたらええなぁ。」とのこと。
手持ちの数枚は春のものなので、本当は秋がいいなぁ。
近々オットと出かけることにする♪

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2006/08/07

20年にして。

オットの元に嫁いで、オットから贈られた一枚のきもの。
旅行から帰ってからというもの、
暫くの間 オットの図案作りを見ていた覚えがある。

暫くして上がってきたきものがこの訪問着である。
06080710608072

左前袖に配されたような柄が 
上前裾部分では刺繍や金箔で彩られている。

実家の母が揃えてくれたきものに加え、
この一枚は その後 長女の誕生を機に、
私自身が母親として出席した公の場で よく着用した。

お手入れも義母に教わって自分なりにしていたつもりでも
ここにきてヨゴレも気になるので
丸洗いに出すことにした。

このきものと共にした若い日の多くの思い出を振り返る中、今から重ねてゆく 更に多くの出来事や節目を思うと
その時に着るための訪問着を 自分で誂えたいと思うようになった。
そう、自分に根付いているもの、
決して変わらぬものを柄に持つ訪問着。
これからの20年間をしっかりと、そして優しく支えてくれるような
そんな一枚のきものを自分で誂えたい。

オットと父にアドバイスを受けながら進めて行きたいと思っている。
かなり難しいかも知れないが、やってみたい。

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2006/08/06

男物羽織の墨打ちぃっ!

さて、きものも袷の季節を前に 「お誂えの準備」のお仕事をしている。
習うより慣れろ、とはよく言ったもので、
それなりに場数を踏んだ女物着尺の墨打ちは 
簡単な柄合わせやキズを持つ反物でも
気付けば裁断まで一人でできるようになっていた。

だからこの秋冬用のお仕事も任せていただいて大丈夫!
なんてタカをくくっていたのが大間違いで、
なんと女物道行コートの仕立直しと 
男物羽織のお誂えが数件、たて続けに入ってきた。

「したことないし。」
なんて言ってはおれず、母にすがってまたまた一から教わることに。

そもそも、どうして白生地屋が墨打ち仕事をする必要があるのか、
というと、ご依頼を受け賜ったお客様と職人方 双方に対して
お品物を通して より満足していただけるように、
また より良い仕事をしていただけるように
私たちが手を入れることは大切なことなのである。

安価だけれどキズを持つ反物は
キズを裁ち目にしたり 縫いこみなど隠れる部分に裁ちあわせるだけで
A反と同じお値打ちのきものに仕上がる。
職人方にも キズを意識した仕事より、
キズを気にせずにする方が より専念して掛かってもらえる。

それが分かっているのだけれど、
ややこしい…。
特に女物のコートは衿によって裁ち方も違うだろうし、
ただただ 奥が深い…。

「習うより慣れろ」
どうぞ男物羽織の御用をお申し付けくださいませ。

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2006/08/05

せみの羽化。

昨夜、せみの羽化を見てきた。

子どもの頃にはこの季節になると庭で見られたものを、
ここではムリなことで子どもと一緒にでかけた。

0608051060805206080530608054

地上から2m以上の細い枝の先まで上って行って
すでに抜け殻の先客より手前で羽化を始めるせみ。
この大きさから、あぶらぜみ?
途中 ヤモリなどに狙われながらの一時間、
ずっと見上げていると思わず力が入る。

せみに限らないけれど それぞれ飛べる時まで
がんばってるんだねぇ…。

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2006/08/04

袷の季節の準備。

さて、8月に入ると袷のお召し物の御用が進み始める。

刺繍用のグレー地にホタルぼかし柄の三丈物、
染め出した手織り紬三丈物、
唐草の地紋をもつ三丈物は 一つ紋のきものに、
そして 先染めの網織り紬は お洒落な男性の羽織ときものに。
袷のお仕立てを受け賜ると
八掛をお染して、胴裏を付けて仕立て方に手渡す。

男物の羽織の羽裏は広巾の羽二重地(すみません、チェニーでした)に
共の濃い色でぼかしを挿した。
これはオットの悉皆。

ご来店のご予定に先立って きものと反物が届けられる。
ここしばらく袷きものの墨打ちに追われる。

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2006/08/03

ペットの成長記録。

夏休みに入って、母親業中心の日々だった。

さて、ペットのかめ。
0608031前足の爪が伸び放題の様子に、切るにも血管が通っているらしくケガをさせても困るので 以前お世話になったコバタケ動物病院に連れて行った。

ちょうど脱皮もしたので小学3年生が夏休みの自由研究にするといい、この機会にかめのことをいろいろ訊くことができた。

水を抜いた水槽で移動中、ふいに「シュー、…プッシュー」と音を出すので
かめは鳴くのか!
と どきどきしたが、これは鼻息。
かめは鳴かない。

家族の重大な関心ごと、分からなかった性別は 病院で爪を切っていただいてるときに「ぶりっ」と出した生殖器でオスであることを目視確認した。

看護婦さんの手は咬むし、首と手足を甲羅に引っ込めて かなり反抗していたかめ。
0608032体重は154g。なんと昨年の10倍以上の重さである。
健康状態のポイントである甲羅のカタチも悪くなかったようで嬉しい(*^_^*)。
病院のペット、リクガメのかやちゃんにもお目にかかれて
警戒心を解いて首と手足を出して私たちの目の前をうろうろ歩いては ドアの前で
「開けてぇ」
と言わんばかりに立ち止まる様子など、
声を出さないだけに 挙動が楽しい。
カノジョも時折「ぷっしゅぅー」なんてやってるし。

うちのかめは 甲羅を洗うときなど 私の手を噛もうとしたり
水槽を洗っている間に 必ず排水溝まで突進したり
常に脱走することを考えている風である。
水槽をよじ登ろうと 日々努力はするものの、
ひっくり返ってもすばやく起き上がれるのがスゴイ。

かめにもいろいろ表情があってかわいいものだ。

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