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2006/06/27

すずめの親子。

以前より やや大きめの一羽のすずめが 離れのといに止まってひときわ大きくさえずると、まるで合図であるかのように ひとまわりほど小さい数羽のすずめがその一羽の近くに止まりながら 食べ物探しや移動をしているのを見かけていた。
大体昼頃にうちの庭を北東から西南へ、また夕刻にはその反対方向に移動をするようである。

数日前、小雨まじりの夕方。
いつものようにさえずりが聞こえたので西から東への移動なんだな、と思いながら あまりに見事なさえずりに目をやると、なんとうちのベランダの中にまで入ってきた小さなすずめが網戸の際でじっとしているのが見えた。
本当に小さくて、羽がまだ生え揃っていない感じで 尾羽もとても短くて不ぞろいである。
先の大きなすずめが ベランダの欄干に止まって 恐らくこの小雨の中にも関わらず不ぞろいな羽で 果敢にも巣を飛び立ったその子に声を掛けているかのようであった。

暫くして その子を残したまま 大きなすずめの姿もいつの間にか消えていたが、翌朝にはその小さなすずめも居なくなっていて 安心した。

その日の夜、高校生の長女に あることで私の忠告を聞き入れないことをかなり叱ってしまった。何のことはない、試用期限のあるアプリケーションソフトのバージョンアップを以前から促しているにもかかわらず、未だに行動を起こそうとしていないことに怒ってしまったのである。
私も自分の要領の悪さに 体力がついていかなくなってきたことを実感するこの頃である。
唯一の休日である日曜日が子供達の買い物などで休むことができず、これではいけないと感じつつ過ごしており、ほとほと自分の不出来さに困っているところであるので、子供達にはできるだけ自分達のことは自分達でやるという姿勢を期待してのことなのである。

そしていつもどおりの翌朝、長女が毎朝持って行くお弁当を忘れて学校に行ってしまったことが その日一日中気になって仕方がなかった。
お弁当忘れているよ、と名前を何度も呼び掛けたのに 慌てて出て行ったのである。

夜に帰宅するなり、「お弁当、忘れて行ってしもた。ごめん。」と聞いてほ、として、「もう作ってもらえへんかも、と 学校でむっちゃ焦った。」って言葉にも さすがにその日はツッこめなかった。

早く自立する時期が来て欲しいものよ。大切な子供達。
手をかけていられる時期こそが 彼女たちの安全がある程度保障されているのかも知れないが。

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コメント

私も自営業の親の元で育ちましたので白生地やさんちの親子関係がよく分かります。
私も母から見たら何もできない頼りない娘やったと思います。
反抗期のころは激しくぶつかり合いました(^^;
でも、同じ共働きでも、両親が外へ働きに出てるおうちよりも
いつも帰れば家族がいる、ていうのは子供にとってはとても心強いものです。
私はそういう家庭で育ったことを今になってですがよかったなぁと思ってます。
私はまだ人の親になってないので偉そうなこと言えませんが
子供なんていつかは巣立っていくもの。
そばにいる間はせいぜいうるさい親でいるべきやないかと思いますよ。

投稿: しずか | 2006/06/28 09:40

しずかさん、ありがとうございます。
しずかさんのおっしゃる「ぶつかり合い」を私も私の母と存分に(?)経験してきました。イイものですよね。
私は女の子しかいないので「母親と娘」の関係しかありませんが、これからのこの子たちとのぶつかり合いを しっかりと受け止めていけたらなぁ、と思っています。
親と自分との違いを感じてこそ、本当の意味で外に出て行ける成長段階に辿りついたのだと思います。
そこからが 親子でありながら 個々の人としての付き合いが始まるものと期待しながら、日々小さなことでおたおたしている私です。

投稿: 白生地や | 2006/06/28 10:13

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