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2006/06/12

お品物。

お誂えの帯揚げやお風呂敷が仕上がって、お客様のお手元にお届けする段取りになると 少し緊張する。
生地がお品物であるだけに、開封されたときに皺は寄っていないか、お天気によって不具合は起きていないか、
箱を開けた中味の包み方はどう感じられるか…などなど 気になる点は沢山ある。

もともと卸商であったので、私が店を手伝い始めた数年前までは 玄人相手の梱包で、自分の目が点になることを感じながら「ずっとこれでやってきた。」という一種の重圧に負けていたが、今では「梱包こそ我が仕事!」という勢いで 先に述べたようなことに気をつけながらご用意させていただいている。

実際お届けの後に、お気づきの点などお知らせいただくようにはお願いさせていただいているが、本当に何か助言などを頂戴してもありがたいと思う。
また近頃は、お誂え頂いたお色に対してのお喜びのメールなどを頂戴することが増えてきて、それが何よりも嬉しい。
ご注文をいただいて、その通りのお品物に仕上げることが仕事であり、ご満足いただけると ―あぁ、良かった。 と充実感がわいてくる。
これまでは家族従事者として「やらなくちゃ」と ちょっと、必死だったけれど、最近いろいろお客様とも接点ができて、こういう仕事も良いものだなぁ、と思うようになってきた。

そんな自分の中の変化に気付いて面白がってはいるものの、お品物に対しては常に丁寧に、慣れすぎないようにしたい。

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「お仕事なこと。」カテゴリの記事

コメント

梱包は、確かに大切ですよね。お店に対する第一印象なので。品物がどんなに良くても、雑な印象が残ると残念です。
でも環境問題が気になるものにとっては、過剰包装の場合もマイナスイメージになってしまいます。呉服屋さんなど、丁寧=過剰包装になっていることがあり、やはり風呂敷持参にするべきかなと考えたりします。
和小物を通販で購入する際、何より気になるのは、一筆添えてあるかどうかです。着物を着始めるまでは気にしなかったのですが…。

投稿: 熊五郎 | 2006/06/14 06:43

熊五郎さん、コメントをありがとうございます。
お顔の見えないところでお品物にひと言お添えさせていただくことは、大切ですね。
私もメールでお問い合わせをいただくと、
そのやりとりだけでもお客様との繋がりを感じますので、個々のお品物に対してもご満足いただけているのか お尋ねさせていただくことにしているつもりです。
あまり上手なお手紙でもないのが残念ですが…。

年季をつまなければいけないと感じるこの頃です。

投稿: 白生地や | 2006/06/14 13:47

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