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2006/06/29

お誂え浴衣 -仕立上がり-

5月の連休から取り掛かっていた浴衣が仕立て上がってきた。

060629生地を選んで柄を考え絞って、手染メ屋さんで色のアドバイスを受け、手ほどきを受けながら染めた。
この枇杷色のやさしいこと。
この帯とこんなに合うなんて、感動にしばし ぼー、と見入ってしまった。

染めたあと 乾いてから絞った糸を解いて 手湯のしから上がってきて ふわっとカサをもった絞り柄を手にした途端、いろいろ報われた思いがした。

さぁ、今年の祇園祭はこのいでたちででかけよう!


さてさて ちなみにお値段を。
・しじら浴衣地---¥3,150
・染め教室代----¥6,500
・手湯のし代 ---¥1,575
・お仕立て代 ---¥9,450
◎合計金額   ¥20,675

仕立上がりを受け取り オットの前で袖を通してみていたとき、父から「オクミにも柄を入れた方が きものとしてはしっくりくるやろなぁ」とアドバイスがあった。
なるほど、この次のためにしっかり憶えておこう。

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2006/06/28

地底人たたきゲーム。

息抜きです。
顔を入れ替えることができても
面白いと思います。
ブラックですけれど。

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2006/06/27

すずめの親子。

以前より やや大きめの一羽のすずめが 離れのといに止まってひときわ大きくさえずると、まるで合図であるかのように ひとまわりほど小さい数羽のすずめがその一羽の近くに止まりながら 食べ物探しや移動をしているのを見かけていた。
大体昼頃にうちの庭を北東から西南へ、また夕刻にはその反対方向に移動をするようである。

数日前、小雨まじりの夕方。
いつものようにさえずりが聞こえたので西から東への移動なんだな、と思いながら あまりに見事なさえずりに目をやると、なんとうちのベランダの中にまで入ってきた小さなすずめが網戸の際でじっとしているのが見えた。
本当に小さくて、羽がまだ生え揃っていない感じで 尾羽もとても短くて不ぞろいである。
先の大きなすずめが ベランダの欄干に止まって 恐らくこの小雨の中にも関わらず不ぞろいな羽で 果敢にも巣を飛び立ったその子に声を掛けているかのようであった。

暫くして その子を残したまま 大きなすずめの姿もいつの間にか消えていたが、翌朝にはその小さなすずめも居なくなっていて 安心した。

続きを読む "すずめの親子。"

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2006/06/24

『お子様のお風呂敷』(父とオットがする京都の悉皆-弐-)

さて、今回はオットの悉皆仕事をひとつ。

絞りのお風呂敷(予告編)より日を経るが、お品物として上がってきたのでご覧いただきたい。

060624染め抜きの丸い部分に置かれた柄。右より うすべに色になでしこ、鍋島柿(なべしまかき:柿色)にしか、錆青磁(さびせいじ色)にとんぼ、藍玉子(あいたまご色)にうさぎである。うさぎ柄のお風呂敷には 九月生まれの長女の名前を抜染(ばっせん)で入れた。
とんぼ柄のお風呂敷は絽ちりめんでその他はちりめん、いずれも二巾の生地である。

オットの京都における悉皆仕事としてはまず、紋型方にこちらから提案した図案を型に起こしていただく。
今回は上記4種類の図案をそれぞれ染めるために、用意した白生地を(今回はわたしが絞ったが)絞り方に回して指定した地色で染め抜く。次に湯のし方に回して仕立方で二方ミシンをかける。最後に上絵(うわえ)方で起こした型を用いて柄を置く。そのあと、抜染方で名前を白抜きにして仕上げである。

さて、手前味噌で申し訳ないが こうして見ると何ともかわいらしいお風呂敷である。
子供の周辺を見ると 近頃伝統文化に触れることが学校でも増えており、お稽古事として関わりを持つお子様も少なからずいらっしゃる。ちょっとしたお道具やお茶会などに小物などをとりまとめてお包みいただくお風呂敷としてもお役立ていただいても嬉しい。

お風呂敷の地色はお好みの色にお染させていただくが、型は今のところご紹介した四柄である。
お名前を抜染し、えんじ色のもみ紙の紙箱に入れて 並のちりめん地で¥10,000(税別)、絽ちりめん地で¥11,000(税別)。お名前なしだと それぞれ¥9,000(税別)と¥10,000(税別)である。

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2006/06/23

ひと安心。

あまがえるが見つかった。
途端によく鳴いて、ともだちを呼び始めた。
広くない庭だけれど、ひとりぼっちがちょっと気の毒。

060623

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2006/06/22

アハ!体験。

「ひらめき脳」を読んだ。

脳の活動の中で その限られた量の記憶を連携させて得られる「アハ!体験」が、ドーパミンの放出を始めとする 脳にとってうれしいことを処理するシステムを とても活性化するのだそうだ。

そういえば私でさえも、新しい思いつきは「やる気」を連れて来るし、謎解きのようなことをする時に味わったワクワクもやもやした感じは解けた時の爽快感・達成感を増幅するような気がしていた。が、これは恐らく誰にでも当てはまることである。(脳がひらめくということの現象や機能的なこと、また より良いひらめきのために学習することの必要性などは 「ひらめき脳」茂木健一郎 ISBN4-10-610162-9 ¥715 にて知ることができるので 興味のある方は是非一読を。)

また、その他に私が自分にとって大切に感じている脳の働きがある。
それは、自分の内外問わず行き詰まりを感じたときに発揮される「視点の切り替え」である。
これは先の「新しい思いつき」とよく似た仕組みでもたらされるものだろうけれども、この働きによってこれまでどんなに助けられたことであろうか。そしてまた、これからも様々な局面で助けられることだろう。
その時のために 私の脳を錆付かせるわけにはいかない。
アハ!体験で、脳を喜ばせてやる習慣をつけたいぃ!

というわけで、先日の本に続いて今日発売日を迎え、めでたく手中に収めることができた。

060622

Aha! Experience」で脳に刺激を与えましょう!
』が『』になる!

川島教授は前頭前野の働きに着眼して脳を鍛え、茂木先生は脳の動態機能・ドーパミンの放出に着眼して脳にヨロコビの刺激を与える、そんな道具(ゲーム)を提供されていると思うのは 外れているだろうか。


追記)「脳に快感アハ体験」のゲームは、アハ体験について 本を読んでない人にも分かるように 説明がついてます。

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2006/06/21

帯地の柄付け。

染めに詳しい友達が 帯地を見るために店まで足を運んでくれた。
まだまだ未熟で、お客様にお品物の説明をすることが出来ない私なので、自分の勉強にもなるので 友達にあらかじめ見たいものを聞いて夏物と紬地をそれぞれ何点か用意をしておいた。

白生地を見ながら出たのが 柄付けのハナシ。
私も興味があったので 覚え書きがてら記事にした。

060621

「いつか好きな柄で名古屋帯を誂えたいね。」
友達との楽しい話は大きく膨らむ。

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2006/06/18

あまがえる。

おとといの朝、門掃きをしていた時に出合った一匹のあまがえる。
とても健康そうで、キレイな淡い緑色をしていた。
うちのウインドウの隅っこにうずくまっていたところ 差し伸べた手に飛び乗ってきた。
そっと手のひらに包んで庭のつくばい様の石の上に放した。

今日、子供たちが探したけれども見つからない。
どうか天敵から身を守って元気に隠れていますように…。

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2006/06/16

墨打ち。

今日は 染め上がってきたお誂えきものを お仕立てに出すための墨打ちをした。
三丈八掛付きの染め上がりのお品物に あらかじめお客様よりお伺いしていた寸法どおりに墨打ちをする。
飛び柄を持つ紋意匠なので 柄合わせを背縫いと上前裾(身頃と衽)の両方で行う。

とにかく身頃2つと袖2つ、あとは衿オクミをとるだけなので 慣れればムツカシイ仕事ではない。
私たちの店では お品物をお仕立て方に回す前に 裁断まですることにしている。
柄合わせを違わせないためである。

裁断を誤れば取り返しの付かないことになるので、墨打ち仕事に慣れはしても やはり裁断前の寸法合わせは念入りにする。

信じられないことに、母に確認をお願いしていた頃には二日がかりだったこの仕事も、今では数時間でできるようになっている。その頃は墨打ち仕事が私担当の最重要な仕事だと感じていた。

しかし一日を振り返ってみれば、例えば今日。朝は悉皆物御用、昼休みを挟んでその前後で墨打ち裁断、その後仕上がり品の梱包・発送手続きと、なんてバラエティに富むこと。
(あ、そうそう、今日は故障した電話を新しくしたので オットの留守中にその交換もした。)
結局自営業というものが そういうカタチなんだとやっと分かってきたような気がする。
要するに、墨打ちだけでは済まされない、何でもやらなければならないのである。

先には まだ染めに出している七五三用の着物の墨打ち御用もある。これは総絵羽にして一度お客様にお渡しする予定であるが、私の仕事としては絵羽仕立ても着物仕立ても同じである。
墨打ち仕事を通して着物に親しんでいるようにも感じている。

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2006/06/15

梅雨空の京都。

梅雨入り以来 お天気が続いていたけれど、
ようやくそれらしく 激しい雨が降り出した。

ジメジメジメジメジメジメジメジメ…(ーー;)。

こういうときはちょっと雨脚が弱まったときに庭に出てみる。

060615うちのアジサイの足元に咲いたかわいい桔梗。秋の花と思いがちだけれど、梅雨時に彩りを添えてくれる。


さ、午後もがんばろ。

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2006/06/14

絞りのお風呂敷 -予告編-

数日前、オットより二巾の白生地四点に 二寸大の丸を絞るように突然申し渡されました。
驚いている間もなく、今取り掛かっている仕事はそっちのけに 絞らせていただきました。

二点目になると手が笑ってきたので 
―大丈夫かいな…。
と一抹の不安がよぎりましたが、どうやら今日、染め上がってきたようです。

まぁ、一応白抜きにはなっているようでしたが、即刻手湯のし方に持って行ってしまいましたので、よく分かりませんが、近日中にはカタチになるものと思います。
何なんでしょうか。期待したいと思います。

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2006/06/12

お品物。

お誂えの帯揚げやお風呂敷が仕上がって、お客様のお手元にお届けする段取りになると 少し緊張する。
生地がお品物であるだけに、開封されたときに皺は寄っていないか、お天気によって不具合は起きていないか、
箱を開けた中味の包み方はどう感じられるか…などなど 気になる点は沢山ある。

もともと卸商であったので、私が店を手伝い始めた数年前までは 玄人相手の梱包で、自分の目が点になることを感じながら「ずっとこれでやってきた。」という一種の重圧に負けていたが、今では「梱包こそ我が仕事!」という勢いで 先に述べたようなことに気をつけながらご用意させていただいている。

実際お届けの後に、お気づきの点などお知らせいただくようにはお願いさせていただいているが、本当に何か助言などを頂戴してもありがたいと思う。
また近頃は、お誂え頂いたお色に対してのお喜びのメールなどを頂戴することが増えてきて、それが何よりも嬉しい。
ご注文をいただいて、その通りのお品物に仕上げることが仕事であり、ご満足いただけると ―あぁ、良かった。 と充実感がわいてくる。
これまでは家族従事者として「やらなくちゃ」と ちょっと、必死だったけれど、最近いろいろお客様とも接点ができて、こういう仕事も良いものだなぁ、と思うようになってきた。

そんな自分の中の変化に気付いて面白がってはいるものの、お品物に対しては常に丁寧に、慣れすぎないようにしたい。

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2006/06/11

日曜参観。

今日は父の日を前に、小学校で日曜参観があった。
授業前の朝一番に設けられた「ちょっとした学び」の数十分間を観る良い機会だと、早起きのついでに観てきた。
印象的だったのが 一分間スピーチである。
前日(或いは休日であろうか)の過ごし方を、にごりのない言葉で クラス全員の前で発表する子供。
そういえばうちの子も 少し前の月曜日に順番が回ってきたからと言って、土曜日のお稽古事をテーマにした、と話していた。

私たちも保護者として それは殆ど自己紹介やちょっとした意見に過ぎないが、話しを求められることが少なからずある。
が、慣れないために小さな失敗を繰り返すことがある。
自分のハナシをまとめて人に伝えることを、習慣として取り入れることを心がけても良いかも知れない。

上の子と下の子。親の立場でそれぞれの学校から学ぶことが多くなってきた。
それは時代の変化というものなのであろう。
受験勉強では決して得られないものを系統立てて取り組まれている。
何か家庭内でも培うべきものがあるような気がして、何となく母親としての重責を感じた。
…「何」でしか語れない、こういうことを感じる今の私は もしかするとかなり疲れているのかも知れない。

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2006/06/09

父とオットがする京都の悉皆(しっかい)-壱-

うちの店は白生地屋であるが、悉皆も受け賜っている。
「悉皆」について私が日々の仕事の中で理解していることは、お買い上げいただいた白生地を ご希望通りのお品物にして差し上げることである。
そしてその仕事は昔ながらの細かい工程を踏み、その工程ごとに職人さんたちの手仕事がある。
ここ京都の白生地屋のまわりには、しっかりと技を持った職人さんたちが居てくれる。
父とオットは受け賜わったお誂え仕事に自分の感覚をプラスして その仕事に合った職人方へと生地を持参しては、お願いする仕事内容を直にお伝えする。

*帯揚げの無地染めなどは工程が少なく、染め色を記載した渋札を付けた白生地を浸け染め方に持参する。染め上がった頃合を見計らって取りに行き、次は手湯のし方が足を運んで下さるので、手湯のし方より帯揚げを受け取れば整理をして、お届けするための荷造りをする。

今、父が力を注いでいるのがひとつのお誂えきものである。
060609地紋のあるこの着尺をお客様の寸法に墨打ちし絵羽仕立てをした状態で、裾ぼかしと両袖に振り違いでぼかしを入れるので その刺し色のアタリを青花でつけているところである。たまたま別件のぼかし物を持参してくださったぼかし染め方の職人さんに さっそく見当をお伝えしてこの白生地を手渡していた。

この白生地がぼかしを入れたあと、柄をどうするのか父の頭の中で また一枚のきもの作りが動いている。

いつか私は自分のきものを自分で作りたいので、こうしてときどき父とオットの悉皆仕事を見ていきたい。
が、大抵は知らぬ間に物事が運んでいる場合が多いのである。
職方から次の職方まで、直に渡り歩くからである(あ、自転車でね)。

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2006/06/08

お魚をさばいたあとの強い味方。

5月の半ばだっただろうか。
オットから、○善のファミリーセールでお買い物をした際の頂き物を譲り受けた。

060608聞いたことはあったけれど、実際に手にするのは初めてのコレ。使ってみるとなかなか具合が良いのでとても気に入ってしまった。手洗い石鹸を泡立てた手でこのステンレスの塊をこする。
生魚を数尾さばいた後、あの魚の生臭いニオイからすっかり解放されるのである。
魚種によってはなかなか忘れられないきついニオイのものもあり、さばく作業だけで食が進まない日もあったが、この塊のおかげで気にせずに頂けるようになった。

「なんだ今更」感が強いお品物かも知れないが、スグレモノである。
オットよ、ありがとう!
○善さん、ありがとう!

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2006/06/07

惜しい!

カウンターのハナシである。
2006年6月6日に66666のぞろ目が達成できれば面白いなぁ、なんて思っていたが、土台ムリな数字が並んでいた昨日。まさか今日に達成できるとも 考えていなかったのだけれど…。

一つの現象として 愉快なことである。

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お魚をさばく (6/7)。

初夏の候、気温が高いというだけなら まだまだ過ごしやすい京都である。

さて、今日は月一回の鮮魚ボックスの日。
ふと、この時期のお魚って一体どうなのよ。と さばいているその手が一瞬止まってしまった。

060607そう、今日の顔ぶれはかつを1本 とびうお2尾
に丸アジ2尾。まぁ、例のごとく アレンジメニューを考えている暇なく、とにかく薬味を用意して とびうおと丸アジはそれぞれ「たたき」に、かつをはお刺身用に柵にしたところで 
―これってやっぱり春がつを…? 
とギモンが頭をよぎったけれど 愛媛でかかったというこのかつを。あっさりした風味を楽しんだ。

ところで、この鮮魚ボックスの日。
調理を終えて数時間後に 皮膚の一部の異変に気付く場合がある。
調理中も後も、よく手を洗っているにもかかわらず、ぴったりと手に付着したうろこが乾燥して、まるでその部分に突然生えた爪のようになっているのである。
たぶんアジのうろこだと思うのだけれど、確かに張り付いたその部分の皮膚は守ってくれそうだが、皮膚呼吸はできないのだろう。
ちょっと気持ちの悪いハナシであるが 不思議な感じも受ける。

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2006/06/06

お誂えきもの -たてぼかし柄のきもの-

昨年の夏ごろに出た『10万円で誂える上質きもの―はじめてでも失敗なくオーダーできる上質きもの Saita mook』 芝パーク出版 ISBN 4860080920 (2005/07) ¥1,380 に掲載のたてぼかし柄のきもののお誂え仕事を受け賜っている。

以前は確か、ぜんまい紬の白生地をむらさき色の共うす色にてお誂えさせていただいた。
あれ以来、たてぼかし柄には憧れを抱き続けているのだが、振袖に使われたりカジュアルなきものに使われたり、このデザインは生地種と色の取り合わせで、随分と雰囲気が変わることを実感している。

06060600606062

右のモデルさんご着用のお品物であるが、これをお好みの色で白場を残した二色ぼかしのお誂えきものである。
また、写真では分かり難いが、上前身頃の前・後ろと、両袖だけにたてぼかしが施されている。

0606061(色が分からないようにネガアートで撮った写真を起用している)
地の色とそれに合う刺し色とを自分に似合うように自由に取り合わせることができ、色を変えるだけで自分だけのお誂えを楽しむことができる。
たてぼかしなので すっきりと着こなすことができる。

この白場を残した二色たてぼかし(片身頃と両袖)の染めが ¥30,000(染め代のみ・税別)でできるのである。
普通の無地染め三丈物のきものが10万円でできるとすれば、その場合の染め代(浸け染め)が¥10,000(染め代のみ・税別)なので、利口な白生地を選んでいただければ 12万円前後でこのきものが仕立て上がるということである。

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2006/06/04

あ、これいいやん。

なぜか、こういった感じで心引かれるものが 最近少なくなってきたように思う。
わたしの行動範囲が狭まっただけなのかも知れないけれど、それは一つの不幸であるような気がする。

が、おもしろいものに出合った。
小学館 小学三年生 7月号(定価¥540)ふろくの指サッカー。

06060410606042

ボールはパスで進めたいので もう一揃え欲しいところである。
子供と楽しめる ミルダン 以来の「あ、これいいやん」である。

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2006/06/03

お誂え浴衣 -染め-

あぁ、とうとうこの日がやってきた!
いよいよ「染め」である。

もう、すっかりお世話になっている#手染メ屋#さんの染め体験教室
まず、量った生地重さを元に、色濃度によって染料や染め水(染液)の量、媒染剤(色がつきやすくしたり定着させたり、とても重要なモノ)の量を求める。

0606011工房には染料としての天然素材がいろいろあるらしいけれど、今回使わせていただくのは乾燥した枇杷の木の皮。大きな樹皮でも この剪定鋏のようなものを使えば切り刻むことができる。

0606012「染料をぐつぐつ煮て漉す。」を数回繰り返して生地重さに対して適切な量の染液をつくる。
湯気の香りが芳ばしく おからを炒ったときのものに近い感じがした。

0606013生地が染まりやすいように下準備をしてから、いよいよ染液に浸ける。下準備段階から染め段階、とにかく液体に浸ける間はムラにならないように 生地を広げながら一反分の長さをくり送る。染液は70℃くらいまで温度を上げるので、結構熱く、軍手をした上にゴム手袋をして作業をする。このあと火を止める。水温が下がる過程でも生地に色が入り込むのである。

再度、上の写真で述べた工程を繰り返して洗濯。
なにやらハラハラどきどきしながら、でもやっぱり染めは楽しみながら(ずいぶんと店主や番頭さんに助けていただきました)、デジカメの話やら子供の話やらきものの話やら…はい、いろいろと楽しみながらどんどん進めてとうとう染め上がりましたぁぁっ!

0606021         ・
染まり具合はムラもなく、いや、実際 つくづくとても良い色。樹皮を使ったのに、枇杷の実を思わせる色。


やっぱり草木染めで出る色はやわらかいなぁ。
…あぁ、うれし。

あと暫く自宅で乾かして、乾けば絞り部分の糸を切る!
気になる柄の出具合。
それはまた 後報にて。

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2006/06/02

大絵巻展。

すでに足を運ばれた方も多いかと思うが、
京都国立博物館にて公開中の大絵巻展に行ってきた。

060602前売りチケットを手にしておりながら、子供に鳥獣戯画を見せるために後期展の時期を待つうち、今日になってしまった。金曜日は入館が午後8時まで、なのである(実際は更に延長されていて、8時30分まで)。最終入館時間に合わせて7時30分に入り口を通ったが、中はなんという混雑ぶり!

とりあえず 小学生にも分かりやすい地獄草紙・餓鬼草紙・鳥獣人物戯画・信貴山縁起などに絞って見てまわろうと考えたが甘かった。人垣の隙間から覗いても ストーリーが分からない。
待ち時間なく館内に入れただけでも、この日時を選んだ意味はあったと思うことにした。

結局買った図録で絵巻物をゆっくり見ることにした。
期間最終のこの週末はかなり大変だろう。
一日くらい時間をたっぷりかけて、展示室ごとに待ち行列に並んで見る心積もりでいると 良いかも知れない。

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