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2006/04/02

手染め風呂敷の絞り染め。

京都で活躍されている若手職人のおひとり、
「#天然色工房 手染メ屋#」さん。
この度お願い申し上げて、
★天然染料無地染め教室 ~本格派コース
にて手染めの手ほどきを受け、
ちりめんの風呂敷の地染めに挑戦してみた。

尺二ちりめんの白生地に丸い白場3ヵ所を残した絞り染め。

鬼しぼちりめんは打ち込み(緯糸の様子)も強く、
地色が入りにくいけれども 糸による深い凹凸から
色に深みが出るのでこの生地を選ぶ。
絞り残した白場がくっきりときれいだと思う。

生地重さから割り出した染料や染め水の量などを元に
染め作業を進める。
今回使用させていただいた染料は蘇芳(すおう)。
この木片 天然染料は、焚き出しを繰り返して
染液を作る。煮出し終えたチップは捨てる。
 ―染めに失敗したらこの38gのチップがもったいない!
かなり緊張する。

本格的な天然染料を使った染めは初めてで、
絹と染料の相性が良い話や、媒染液の働きなどの説明も
具体的で分かりやすく、とても興味深かった。
色の調整などは手染め職人の技術であることが良く分かった。

また、この仕事場というのは道具が楽しいものである。
・絞りには番手法で20番(だと思う)の綿糸を用いる。
 タコ糸まではいかないが、太い。
・絞った白場が染まらないようにラップを巻く。
 ラップの縦横方向によって裂けやすさが異なることを改めて知った。
・鍋とコンロの大きさ。
 とにかく法外。
・上賀茂でよく見かける漬物樽。
 どこに売っているのか、その寸胴さが重要。
・小学校時代の図工室と同様の椅子と机。
 いろんなデザインやアイデアが浮かびそうである。

50cm足らずの風呂敷一枚を6時間ほどかけて染め上げた。
染めムラもなく、希望以上の紅色に染まったのが
とても嬉しい。
白場もくっきりと残り、手染めは大成功である。

柄付けの失敗は愛嬌として、大切に使いたい。
そして自分で体験してみて、毎日お世話になっている
染め職人さんの手間を思った。

いろいろ教えていただき、
#手染メ屋#さん、本当にありがとうございました。

皆さんも 是非一度いかがでしょうか。

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