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2006/03/31

色を決める。-くりまゆ紬のその後-

カラーコーディネーターのお友達と連れ立って来られて
お仕立てまで受け賜ったくりまゆ紬。

くりまゆ紬は栗の実につく虫の繭糸を繰った趣深いお品物。
白い生糸に混じって織り込まれたこげ茶色の糸が
それだけでとても味わい深い白生地になる。
そんな生地なので、染め上がりにはその色に
ややくすみを帯びた深みが加味されます。

今回、それを考慮に入れられて お友達とご相談され、
紬には やや明るい目の薄い青色を、
その(表地の)仕上がりを想定して
八掛には グレーがかったあわいピンクを選ばれました。

比較的薄いお色目だったので 
浸け染めで通常一週間から十日ほどで染め上がります。
染まりあがりを染め難チェックを兼ねて拝見いたしましたが、
「ちょっとした集まりに着ます」
とおっしゃるように、若い人の集まりの中で、
帯と帯揚げを濃い色で引き締めた すっきりとしたお姿を
思い浮かべました。

お仕立てには寸法のご連絡をいただきますが、
ご自身のきもの寸法をお持ちで無い場合は
身長と腰まわり(ヒップ)から標準サイズを割り出すことができます。
着ていらっしゃるおきものや長襦袢などを拝見させていただいても
こちらで測定できる部分もございます。

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2006/03/30

色を決める。

自分に合った色を決める、というのはどうですか?

わたしは自分のコーディネートに自信がないもので、
きものを着るときの小物の取り合わせなどは
つい オットを頼ってしまいます。

ご来店いただくお客様も近頃はお若いかたも多くて、
先日いらっしゃった方は
カラーコーディネーターのお友達と連れ立って来られました。

くりまゆ紬をお求めで、お仕立てまで受け賜りましたので、
無地染めにする染め色と、
八掛地もその色に合った別の色を その場でご指定いただきました。
今回は濃い目の茶系の帯揚げもご一緒にお誂えです。

こうしてお友達とご来店いただいて お色を決めてくださるのも
楽しんでいただければ嬉しいものです。


また、こちらからお送りさせていただいた色見本帳を元に
お電話口でいろいろとご相談いただく方もいらっしゃいます。
「濃い色の紬に合わせる洒落た感じの帯揚げにしたい」
と、候補に挙げられた6色ほどの中から2色を絞り込んだり、
このようなことは私にはまだまだムリですが、
父やオットがお話を伺いながらご案内申し上げております。

なかなか決められない、という方もいらっしゃいますが、
どうぞお急ぎなきよう、
季節が変わればまた、合わせる色も変わることもありますので
その時に欲しい色をごゆっくりお選びいただくことが
大切だと思います。

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2006/03/29

二色ぼかしの帯揚げ。

お誂え帯揚げでは無地染めを受け賜ることが断然多い。
ところが先日、二色ぼかしのご依頼を受けた。
ちりめん地に「市松宝尽くし」の柄をもつ帯揚げ地。
色見本帳をお送りして 色の指示をお願いした。

真ん中斜めに白場を残し、
渋目のうす緑(見本帳では早苗色) と
朱肉ほどにはっきりした朱色(見本帳でも朱色)
の二色。

無地染めとは異なる職人さんにお願いする。
ご依頼の意向を伝えて色見本帳と共に白生地を渡す。

色合わせといい、その仕上がりは、
生地端から白場にかけての濃淡が
地紋の市松柄を引き立てて
とても良い帯揚げになった。
お品物を受け取られたのち
「満足以上のでき」
とメールをいただいた。
とても嬉しかった。

二色ぼかしの帯揚げ 染め加工代 ¥8,400
(仕上げ代込み・税込み価格 生地代別)
ちなみに 無地染め  染め加工代 ¥1,890

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2006/03/26

少しオモテに出てみます。

まだまだ未熟者ではございますが、
この春から、少しずつ店のオモテの間に出てみようと思います。

むかしから「おんなはオモテに出ない」なんてことがあったらしいことを耳にしては、
仕事の上でも その進め方などになかなかムツカシク感じることが多かった私です。

メールでやりとりをするお客様が、遠方よりご来店くださることや、
「一体どのくらいの予算で どんなきものが作れるのか教えてくれる?」
なんて訪ねてくれるお友達の存在が
そのムツカシイと感じた私の背中をぐいっと押してくれました。

オモテに出るということは大変なことだろうけれど
このトシで、
また一から社会勉強する気持ちです。

どうぞどんなご質問でもなさってください。
私もみなさまのご要望など知る機会にもなりますので歓迎いたします。
所用などで不在の折は、残念です。
どうぞよろしくお願いいたします。

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2006/03/24

木屋町三条の「菊水堂 望月本舗」。

所用で木屋町通三条小橋北詰の 望月 に行った。
そして今年の五月十五日で閉店されるということを知った。
四代もの間続けてこられ、その間百四十年という永い年月。
うちの家でも店でも 何かの折にはよく 手土産としてその素朴な味に人様との架け橋として役立てていただけに、このお知らせには正直戸惑ってしまった。
思わず、場所を変わられた折には広くご連絡していただくよう、お願いしてしまった。

お盆に毎年お供えしていたお仏壇には…さて、どうしようか…。

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