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2005/10/26

バラエティに富む…。

店を手伝い始めて三年目にして、ようやく少しは仕事の要領がつかめてきたような このごろである。

白生地屋の仕事は白生地を裁ってお客様にお渡しするだけではなく、結構奥深いことが多いものである。いろいろ手がけるようになり、ようやくそこまで実感するまでに至ってきた。だから今まで以上に慎重に丁寧にお品物に向かうことが大切だと考えるようになった。


一日の中で、ある程度決まった仕事の流れを自分なりに立てられるようにもなった。

朝からまず悉皆御用のお品物を確認してオットの指示の元、帳面に上げる(記載する)。これは同時に渋札(しぶふだ)に職先への指示を筆で記載しお品物に添付し、伝票を作る作業を伴う。
あたりを見回して 出荷待ちの仕上がり品があれば、納品書などを添えて箱入れと荷造りもする。

白生地で ちりめんの風呂敷用生地であれば重目・普通品共に、尺二巾のものから三巾のものまで何枚でも裁つことができる。先日は初めて150cm巾のオクスフォード地を地の目を追って裁ったりもした。
反物では相変わらず男物、女物のお誂えきものの墨打ちをする。

それだけでなく 扱うお品物として きもの・帯・風呂敷・帯揚げからスカーフ・ネクタイ・暖簾・パネル作品、またそれぞれに染物仕事モノ・刺繍仕事モノなどがあり、この仕事の奥深さやムツカシサがこういうところにもある。

具体的にはまたの機会に。

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2005/10/12

秋の味覚。

所用があり、昨日寺町三条まで自転車を走らせた。
きんもくせいの香りが漂う頃が収穫ドキだという まつたけ。

地山物でカタチの悪いものを家庭用として3本ほど取り合わせたパックが並んでいた。
今年は雨も降ったからか、収穫も良さそうに見えた。

この時期、私はやっぱり松茸の香りが一番食欲をそそる。

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2005/10/09

京都へのお誘い。

秋晴れの下、区民運動会が行われました。
京都の秋も良い時候に向かい始めた空気を感じました。
とり市から少し早い秋の実りのお知らせが入り、日中にもムシムシした空気が感じられなくなりました。

この白生地屋へも、関東をさらに越えて東北からも御用のついでにお立ち寄りくださる方もあり、嬉しい限りでございます。
白生地屋は、戸口が少し入りづらい印象を与えてしまう 普通の古い町屋です。
雨の日などは戸を閉めておりますが、どうぞ開けてお入り下さいませ。

mise-in白生地ばかりが目につく店内には、お分けできる染め上がり品はあまりありません。帯揚げ地・襦袢地・三丈物・四丈物 あるいは風呂敷をご要望どおりに染め上げるお誂えの店でございます。
ようやく源氏香之図柄の帯揚げ地も入ってまいりました。

どうぞ京都にお越しの折には、一度 白生地屋へもお立ち寄りくださいませ。
心よりお待ち申し上げております。

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2005/10/05

お魚をさばく(10/05)。

今日のお魚です。

051005真鯛・ウマズラハゲ2尾・シズ(うおぜ)5尾。
今日のウマズラハゲは心なしかクセのある臭いが…。お刺身にしたけれど、肝を使うのはヤメにしました。

夜の七時から小学校で寄り合いがあったので、とりあえず調理をしてしまいたかったのです。
魚の調理とかぼちゃ煮・ごぼうサラダ・なめこと豆腐とわかめのお味噌汁を作った所要時間が3時間。
真鯛は昆布を敷いて適当にエノキダケとしいたけをお供に酒蒸し。うおぜ5尾は処理だけして甘い目に煮魚に。

帰宅が9時前になってしまったけれど、私の食欲は手についたニオイでかなり減退。
でも家族は喜んで食べていてくれた様子。
今回も万歳。

あ、そうだ。
ウマズラハゲの皮のはぎ方メモ。
私は最初にはらわたを出す(超新鮮な場合は肝を丁寧に取り分ける)。
まず口先とアタマの角(ツノ)を切り落す。
口先からツノの部分まで皮に切れ目を入れる。
皮をはぐ。面白いほど簡単にはがれる。
適当にアタマを切り落とす。
あとは煮るなり焼くなりお好きにどうぞ。

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2005/10/04

白生地屋+悉皆屋。

お慶び事のご挨拶に、とお誂えの風呂敷の御用を受け賜った。
お祝い事の内祝いに、とお誂えの風呂敷の御用を受け賜った。
例えば今回の御用の中で私が主に受け持ったのは、生地巾の広くない尺二ちりめん。尺二巾だと一疋あたり六丈三尺ほどのお品物で、48枚の風呂敷ができる。結局何疋墨打ちをしたのか忘れてしまったが、白生地を一疋ごとに総丈を測り 48枚分の墨打ちをし、ある物はそのままで、またある物は一枚づつに裁つ。
それが今は私の手を離れて、仕立方や紋糊方に渡っている。

合間に結城紬の丸洗いを受け賜り、解き端縫いをして丸洗い後その表地に合わせて「明るい目に」とのご要望で決めた色に八掛を染め出し 胴裏を付けて仕立方に回す。

刺繍教室の作品や染色作家さんの作品として、帯地やきもの・風呂敷などいろいろ職人方などを渡り回っている。

さて、十月に入ったので、これからお誂えの風呂敷がどんどん仕上がってくる。
その風呂敷を入れる桐箱を 今日受け取った。

051004 箪笥用のお手入れ布巾で桐箱の中を拭いてから紙芯と覆い紙を仕組んでおく。
これらの箱に風呂敷が仕組まれて、10月末には全て納められていく。

そんな中、「あした改めて寄せていただくわね。」と姿を見せてくださったのは ご夫婦で趣味のきものをお誂えくださっている方。京都に来られるときはお着物で過ごされることが多いとか。
しばらくご無沙汰していたので、お話をお伺いするのが楽しみである。

  ……

近況報告まで。

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