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2005/06/30

絽の帯揚げ。

夏場なので帯揚げ誂えの受け賜わり仕事も 絽ちりめん および 絽東雲 の扱いが多い季節。

お友達と合わせて複数の帯揚げのご注文をいただいた。茶色系・生成り色系・土色系・灰色そしてくすんだ水色など5種類である。まず、『日本の色名』で同系色を選び出すのは私の役目。お客様と直接色味のご相談を受け賜わったオットと、ご年齢やこの夏物の帯揚げに合わせられる着物を伺ったことを照らしあわせて絞り込んでいく。

伝統色や異なる色見本帳などで色名をお伝えいただいても 該当色が割り出せない場合がある。京都と東京での色調が異なるように 地方によっても微妙な違いがあるのだろう。その場合は雰囲気をお知らせ頂いてこのように色を決めてゆく。

提示した色に条件を付けて職人さんにお願いすることも多く、渋札に書く色の指示にも 「見本よりやや黄色味を強く」 や 「見本よりやや渋めに」 などといった表現で 色見本帳にもない、本当のお誂えになるのである。
こういったことが多くなってくると、帯揚げを染める段階でお襦袢なども同じ色に染められると ちょっとお洒落な合わせものになるのでは…と思ってしまう。できれば帯揚げとお襦袢を一緒に染め出すと、同じ色に染めることができるので おススメしたいのであるが、なかなか言い出せないのが現状である。

「帯揚げと長襦袢を同じ色で揃える」 いかがですか。

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