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2005/05/15

「人体の不思議展」。

午後2時前からおよそ一時間で展示会場を一周してきました。
チケット販売窓口には長い列ができており、前売り券を持っていたのでエレベーター待ちの列を横目に階段を使って3階まで行き、展示会場入り口の列に加わりました。
開場内は、列に続く列と全ての陳列台ごとの人だかり、そして献体の末 人体標本となってしまったその人の上半身があちこちに見えるだけ。アベックも多くて、人だかりから離れたところで男性が自分の体に臓器の位置を示して女性に説明および感想を述べている様子が伺われたり…。標本の最前列でスケッチをしている若者・標本の裏側背側を色んな方向から眺めている人・子供に説明をしているお母さん・身近なファストフードを連想してしまった女の子連れ…最初は標本の観察よりしばらく人観察をしてしまっていました。

数十年の昔、医用機器によって得られた臓器のイメージデータを元に 動態機能をイメージ化し、サジタル像・コロナル像・4-チャンバービューといった断層像を再構成させ、病変の抽出が試されていた時期に仕事として少しだけ触れたことがあったものが、こうして数センチ厚さにスライスされた実物標本として間近に観たとき、なんとなくきっぱりと「すでに命を絶たれた モノとしての標本」を観る目というものに切り替わった気がしました。人体の「プラストミック標本」というものが緻密でありながら枯れ果てた様子に モノであることを強く感じたのだと思います。

その中で最も印象的だったのが、胎児の月例を追ったもの。
3ヶ月目ですでに人でした。
とても小さくて愛おしい姿は女性の人だかりを長い時間くぎづけにしてしまっていました。

本展では、ホンモノの人体標本である「プラストミック展示」を通して、人間の身体の仕組みや構造を理解し、「からだ」「いのち」の大切さを見つめなおし、健康であることの素晴らしさを実感してください。 この「プラストミック標本」が、自分自身の身体であることの驚き、そして親しむ大切な機会になれば幸いです。(前売り券についていたちらしより一部抜粋)

私個人としては自分の消化器系の現状を知るためにも極端な胃下垂をもった人体の標本なんて観てみたかったです。


さてひととおり見終えて3時頃に外に出ると なんと三条通りまでチケット購入待ちの列が伸びていました。60分待ちだったそうです。

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コメント

白生地やさん、こんばんは。今日いらっしゃったんですね。そんなに混んでいたとはびっくりです。私が行ったのは平日の夕方だったためか、がらがらでした。

ところで私はもしかしたら「極端な胃下垂」かもしれません。胃カメラを飲んだ時、「大きな胃袋ですね〜」と言われましたから(笑)。

投稿: antoinedoinel | 2005/05/15 21:55

白生地やさん、こんばんは。今日いらっしゃったんですね。そんなに混んでいたとはびっくりです。私が行ったのは平日の夕方だったためか、がらがらでした。

ところで私はもしかしたら「極端な胃下垂」かもしれません。胃カメラを飲んだ時、「大きな胃袋ですね〜」と言われましたから(笑)。

投稿: antoinedoinel | 2005/05/15 21:55

すみません、なぜか二重投稿になってしまいました(汗)。それからうちへもTBいただき、ありがとうございました。

投稿: antoinedoinel | 2005/05/15 21:58

antoinedoinelさん、こんばんは。
コメントをありがとうございます。
二重投稿は反応の鈍いときによくあることですので気にしないでくださいね。
ところで「胃下垂仲間」かも知れないのですね。かなり心強いです。
これからもよろしくお願いします。

投稿: 白生地や | 2005/05/15 22:18

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