« 「きもの熱」。 | トップページ | 四つ葉のクローバー。 »

2005/04/27

柄物の色揚げ。

古物の悉皆のひとつ、柄物の色揚げを受け賜っている。

050427-1 050427-2
ご自身の古いきものをご持参であった。詳細を知らぬまま解き端縫いをさせていただいた反物状態の写真である。洗い張り前に友禅染めの松林の柄に糊伏せ(茶色部分)およびゴム糊伏せ(白色部分)を施してある。およそひと月前の状態である。

050427-3 050427-4
そして今日、次の職方に回る前のお品物を見つけたが、既に引き染めによる色揚げを終え、糊まで落とした状態であった。松の色柄がぱっきりした地色に、きものの格が少し上ったように感じるのは私だけであろうか。恐らく地色は父の裁量によるものである。
さて、柄に残された白く細い線がゴム糊伏せである。糊伏せでは細い線に割れが入り、染めたときに色が入る不具合を防ぐために必要な手法である。

お品物はゴム糊落とし後湯のしをかけ、仕立てに入る。

|

« 「きもの熱」。 | トップページ | 四つ葉のクローバー。 »

「お仕事なこと。」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/10547/3887734

この記事へのトラックバック一覧です: 柄物の色揚げ。:

« 「きもの熱」。 | トップページ | 四つ葉のクローバー。 »