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2005/02/24

四つ身の刺繍紋。

草木染め作家様からお受けした 四つ身の紋入れが上ってきた。

050223
成人女性の紋(鯨尺五分五厘)より大きめの 鯨尺八分の一つ紋、かわいらしい剣カタバミの刺繍紋である。

母の墨打ち仕事を横で見ていた。四つ身は成人のものとは異なり、小巾の上前・下前両方の後ろ身頃から衿を裁ち取り、衽(おくみ)はそれぞれ 前身頃で「つまみ衽」とする。
用尺はたっぷりあるので 袖丈も一尺五寸のご指定どおりに、また染めの段階で付いてしまった一点のしみは 付け紐の丁度裁ち目にかかるように難繰りがなされていた。
一つ心に留めておきたいことが 余り布が十分にあるが、袖口用のきれを墨打ちにて確保していたこと。後のためにうっかり忘れることのないようにとの配慮である。

悉皆ものには「渋ふだ」が付けられ、職人の手に渡る。仕上がれば 紋に白いあて紙をして納める。

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