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2005/01/25

大島紬の解き端縫い。

今日は本場奄美大島紬のきものの解き端縫いをしている。
大島紬は絣柄をもち、高級着尺地として知られている。ここで大島紬の特徴を本で調べてみた。

大島紬の特徴は糸染めにあり、植物染料と染色法によって 泥大島と泥藍大島がある。泥大島はテーチキ(車輪梅)とよばれる染料に糸をつけてから鉄分の多い泥田に入れてもみ込むと 焦げ茶に染まるもので、大変な労力を要する。 泥藍大島とは地糸は泥染め、絣糸を藍染めしたものである。<中略>戦前鹿児島で織られたものは緯(よこ)絣で、これを鹿児島大島といった。ほかに藍染糸だけの大島を藍大島といったが、色落ちが激しいので今は生産されていない。(最新きもの用語辞典・文化出版局編より)

050125-1この細かい絣柄のきものは おそらく数十年もの間 大切に保管されていたように窺える。解くときの 糸のすべりがとても悪いが ヨゴレもなければカビなどもまったく見られない。が 生地の張りがきつく、着継いでいく上で 手を加えたいというご意向をうけたまわった次第である。生地を傷めることなく大切に扱うのだが、わざわざ自分のきものに手を加えずとも こうして一つひとつが経験として積み重ねて行けることが 仕事をする身には嬉しい限りである。

しかし これこそ大正生まれの父と和裁を熟知する母の指導の下で学んでいけることなのである。

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コメント

大島紬といえば、思いだすのが「島育ち」。♪想い真胸に~大島紬・・・。
奄美に行きたくなってきました。

投稿: ぽうせ | 2005/01/26 23:55

>奄美に行きたくなってきました。
行ったことのない奄美を思い浮かべると、暖かいトコロならどこへでも…という気持ちになります。

投稿: 白生地や | 2005/01/27 17:17

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