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2005/01/11

「きものを仕立て直す」仕事の流れ。

ここ京都で悉皆も承っている白生地屋である。
「きものは晴れ着」世代の白生地や(わたし)にとって 「きものの仕立て直し」仕事がとても面白い。

嬉しいことに今、お手持ちのきもののお仕立て直しのご依頼を 特別お急ぎでないご様子で すこしまとまった数を受けさせて頂いている。

優先順位をお尋ねし、最初に取り掛かったのがこのお品物である。

050111-1共色の濃淡で縦じまに柄をつけた まわた紬のきものである。
お仕立て直しには きものを蘇らせる気持ちで、まずは反物に戻す作業から取り掛かる。それが解き端縫い(ときはぬい)である。
このきものは袷なので まわた紬の表地・八掛・胴裏 に解き分け、このきものの場合は 各々別に端縫う。写真は 表地と端縫いを終えた八掛地である。明日には表地も端縫って洗いに出すことになる。この先胴裏はご指定の白生地で新しく、八掛の色も替えたいとのご要望に、こちらも新たな白生地からお好みの色に染められることになりそうである。よく袖を通したとおっしゃるには 全体に傷みもなく、この八掛地の色を抜いて染め替えることもできそうであるが、今回はすっかり替えられるようである。

「解き端縫い」そのものは カンタンな手作業であるが きものの生まれ変わりに立ち会えることで勉強になるし、何より楽しいものである。ひと月と少し ほど先になろうか、仕上がりには できればお目に掛けたいと思う。

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「お仕事なこと。」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。わかです。
着物は仕立て直しが出来て、
本当に蘇るようで素敵ですね。

私は以前、和裁を習っていて、
(袷ではなく単衣ばかりでしたが)
大変でしたが、楽しかった思い出があります。

京都では和服姿の方を良く見かけますが
いつの日か私も!って思っています。
仕上がり見せて頂けるのですか?
とても素晴らしいお仕事なさっていて羨ましいです。今からとっても楽しみにしています。

投稿: わか | 2005/01/12 21:35

わかさん、和裁も手がけていらしたのですね。
私は学生時代に一般常識程度にかじっただけなので、何の役にも立っていません(課題はほとんど母任せでした…)。

きものに関わる仕事に就いたことを幸いに、きものの魅力もひとつずつ感じていきたいと思っています。

また、いろいろと教えてくださいね。

投稿: 白生地や | 2005/01/14 01:07

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