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2005/01/31

『頭がいい人、悪い人の話し方』を読んでみた。

迷った挙句、読んでみた¥750の本書。男性、特にビジネスマンを対象にした実用書であった。

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2005/01/29

たまには子供と…。

またまたミルダン昆虫だが、今日は子供と絵の具で色をつけてみた。

050129トンボとアリである。完成すれば 子供は手持ちのおもちゃと一緒に遊びに移った。私などにも 立体昆虫に色付けすることが結構楽しい作業であり、A.クリングスの にわの小さななかまたち に登場する カラフルなキャラクターを思い出してしまった。

そう、クリングスを目指すべく  「次はぜひ ちょうちょ(売り切れていた)をいっしょに作ってみたいね。」 である。

ところでこの昆虫たち、結構頑丈である。小学生以上であれば ミルダン素材の強さの範囲で 遊べそうだ。

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2005/01/28

元祖でぶやin気仙沼。

以前でぶや弁当をブログに取り上げたことがあった。
当時に比べると、最近では 元祖でぶやを見た後の高級食材の残像が鮮明で、しばらくぼう~っと考えてしまうことがある。

050128たとえば今日 一月二十八日の放映 ではついに ふかひれが登場した。
白碗竹快樓(ばいわんじゅうかいろう)で味わったような中華食材としてではなく、特産物という視点だったから ある意味強烈だった。
あの海鮮汁椀の中に転がっていた 丸ごとのアワビは噛み切れるのだろうか。にぎり寿司って実際はどうなんだろう。穴子をもっととろっとしたような食感でのお寿司であろうか。サメの心臓は生臭いのでは…なんて いろいろ考え及んでキリがない。恐らくお味見させていただくことはないお品もあったが いつか気仙沼に出かけることがあれば ふかひれ天丼だけは 食べてみたい。
絶対。

…できれば姿モノ希望。

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2005/01/27

小学校PC授業サポート。

子供の通う小学校では より良い地域社会を目指して 学校と12組織にもなる地域コミュニティが連携・協働する教育環境がしかれている。今年で四年目に入ろうとしている。

その中で 小学一年生からPCをどのように学習していくのか知りたくなって 昨秋から ひとつのコミュニティに参加してみることにした。今日はその活動を一歩踏み込んだ 授業支援(サポーター)を体験してきた。相手は小学一年生。一時間目から三時間目まで、一時間につき一クラスなので 三クラスの子供たちの授業を見た。
子供たちはとにかく元気で 「一太郎スマイル」のお絵かきと、フロッピーディスクによる画像ファイルの管理操作を教わっていた。楽しいのか、みんな先生の指示をよく聞いていたようだった。
サポート内容は 子供たちの集中度を見て、場合によっては適切なアドバイスを個別にしたり、操作上の質問などに答えることである。サポーターは保護者でもあるので、子供たちもリラックスして 自由に質問できる状況なのである。
一年生なんて 本当に素直で、質問に答えるのが また楽しかった。

さて、昨日からの風邪症状。今朝などは左の鼻詰まり、左目涙目状態でのくしゃみ連発で 最悪の状態かと思われたが、学校のPCルームで過ごした三時間の授業の間は症状が出ず、その後結局治ってしまったようだ。
一年生の元気を吸い込んだおかげであろうか。
なにはともあれ 良い時間を過ごせた。

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2005/01/26

寒い。

風邪気味なのか 背中がぞくぞくする。

常は気にならない 店での座り仕事に悪寒が増したので 解き端縫い仕事を持って 自宅に上がった。アツ辛いものが欲しくなったので 昼ごはんは具多の「ねぎ叉焼麺・ピリ辛鶏醤油味」にして 身体をあたためた。ネギの香りと やや甘めのチャーシュー。やっぱり麺類はそこそこ味のついたスープが美味しく感じる。
先日食べに行った 古今烏丸(COCON KARASUMA)の天天有のスープは「ラーメンたれ」をたっぷりかけないと 物足りなかった。 

昼からは片手間にウィスルバスター2005へのグレードアップをしたが、作業は気持ちよくスムーズに運んだ。すると早速ネットウィルスのブロックメッセージが出てきた。効果が確認できると嬉しいものである。暫くはこの設定で行こう。

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2005/01/25

大島紬の解き端縫い。

今日は本場奄美大島紬のきものの解き端縫いをしている。
大島紬は絣柄をもち、高級着尺地として知られている。ここで大島紬の特徴を本で調べてみた。

大島紬の特徴は糸染めにあり、植物染料と染色法によって 泥大島と泥藍大島がある。泥大島はテーチキ(車輪梅)とよばれる染料に糸をつけてから鉄分の多い泥田に入れてもみ込むと 焦げ茶に染まるもので、大変な労力を要する。 泥藍大島とは地糸は泥染め、絣糸を藍染めしたものである。<中略>戦前鹿児島で織られたものは緯(よこ)絣で、これを鹿児島大島といった。ほかに藍染糸だけの大島を藍大島といったが、色落ちが激しいので今は生産されていない。(最新きもの用語辞典・文化出版局編より)

050125-1この細かい絣柄のきものは おそらく数十年もの間 大切に保管されていたように窺える。解くときの 糸のすべりがとても悪いが ヨゴレもなければカビなどもまったく見られない。が 生地の張りがきつく、着継いでいく上で 手を加えたいというご意向をうけたまわった次第である。生地を傷めることなく大切に扱うのだが、わざわざ自分のきものに手を加えずとも こうして一つひとつが経験として積み重ねて行けることが 仕事をする身には嬉しい限りである。

しかし これこそ大正生まれの父と和裁を熟知する母の指導の下で学んでいけることなのである。

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三嶋亭のコロッケ。

お隣(両親宅)からおすそ分け頂いた 三嶋亭のコロッケ。

050125じゃがいものコロッケとお肉のコロッケ、ということであったが、その具材から 左はすきやきコロッケ・じゃがいも入り、右はミンチカツ、といった感じ。本店での販売は定かでないが、大丸の地下に常備しているのかどうか…。実際味わうのは今回が初めて。やや濃い目の味付けでありました。

1月25日>聞けば本店でのお買い求めであったということ。

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2005/01/24

「ミルダン昆虫」。

小さい方の子供が 男の子ともよく遊ぶので 用意した組み立て昆虫キットである。
ミルダンという 溶かした牛乳パックが原料の 普通のダンボールよりもかたい素材でできている。そのまま組み立てると白い昆虫になるが、彩色や装飾に一工夫するだけで 自分だけの昆虫が作れる。
今回は おともだちの分と一緒にオーソドックスな銀ねずみに着色してみた。

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だんぼーるパパの立体昆虫シリーズ。作り方はカンタンで、デザインによってはかなり楽しめると思って アリとトンボとカブトムシまで分けていただいた(税込み¥630)。

三月より発売される。四月からは「ムシキング」のアニメ化に伴って 結構売れるかも…!?

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2005/01/23

「狸谷山不動尊」。

昨年末に乗り換えた車の 交通安全祈願に 狸谷山不動尊に出かけた。とはいうものの、奥の院までこの足で散策したこともなく、今回も ほんの入り口にある自動車祈祷殿でのご祈祷だけで帰途についた。とにかく この時期は寒いのである。

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さて、ここでもお守り入りのおみくじを見たので 子供がひとつ引いてみた。

開運招福お守 ここに縁起物(熊手と小判・大黒・恵比寿・招き猫・小槌・無事かえる・銭亀・だるま・軍配うちわ・六瓢箪・お多福・鶯鳥)のうち一体がおさめられています。この縁起物はあなたに幸せをもたらし願いをかなえてくれます。財布等の中に入れて常にお持ち下さい。(包み裏面に記載)

そしてだるまが納められていた。七転八起。やってみてダメであっても また 次を試してみる。このだるまの前向きな姿勢には常より共感を抱いている。子供は縁起物として大切にするであろう。
私としては 今更 あまり転んでもおれないのである。

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2005/01/22

¥210 の文化。

初えびす祭の際、ふらっと立ち寄った文具店、大和大路通り四条を下がった東側のヤマ京さん。

050122目に付いたのが この「隈取」である。白紙に印刷され、各々の名前まで記されている。隈取は 部分的にかすれさせたり にじんだ感じを出してあり 一枚¥210であったが 額に入れて楽しむことにした。何となくおめでたい感じを受けるので 赤い額縁に金のマットを選んでみた。仕事は寺町三条を上がったヤマシタでお願いした。遊びの一点である。

さて、白生地屋にとって隈取とは 押隈(おしぐま)用白生地として 小巾の羽二重(およそ750g/疋)を買いに来てくださるもので、まったく知らぬ存ぜぬでは格好の悪いハナシである。お買い上げは ¥650/尺(税別)を おおよそ一尺五寸より二尺ほどで一つの押隈とされるらしい。
白生地やとしては 一度実物を拝見してみたいものである。

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2005/01/21

久々の「男脳女脳診断テスト」。

男脳女脳診断テストである。
昨年も一月十九日にテレビで自分の行動パターンをチェックしていたようだ。今月は誕生月なもので こういう手段で自己分析してみるのも良いかも知れない。
さて、一年経ってみて 自分の思考・行動パターンがますます さっぱりあっさり 且つ 直線的になった実感があるので結果がどの程度と出るのか 20の設問に答えてみた。

その結果。。。

あなたのポイントは -25ポイントです。 (男脳度数:62.5%/女脳度数:37.5%) ポイントは、-100~100ポイントで計算され、マイナスが大きいほど、男性脳で、それに対し、プラスが大きいほど、女性脳となります。

中性的男性脳 あなたは、標準的な男性脳の持ち主ですが、同時に女性的な面も、いくらか持ち合わせています。どちらかというと何かに挑戦するのが好きで、空間能力や論理的な考え方を使う分野で力を発揮できます。比較的に人との対話を重視し、仕事面ではチームの取りまとめをすることに適しています、努力次第で、女性的な考え方や感情なども得られます。

ははは…。
でも、この設問に答えるテストでは 実態を反映せず 「~でありたい」思いが表われているのかも知れない。
それはそれでまた 自分らしいかな、とも感じる。

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2005/01/20

「鬼のあしあと」。

節分が近づくとお目見えするべっこう飴である。

050120この時期 三条河原町の明治屋で見かけると、買い求めてしまう。
この 土踏まずのない幅の広いあしあとからイメージする鬼は、私の場合 なぜか 廬山寺で見る青鬼である。寺町荒神口を上がったところの 廬山寺での節分祭には、三色の鬼が舞い踊る。この鬼たちは人間の三つの煩悩の象徴で、赤鬼は「貪欲」、青鬼は「怒り」、黒鬼は「愚痴」を表している。今年は久しぶりに鬼の御加持(ごかじ:厄払い)でも受けにでかけたいものだ。

「鬼のあしあと」他 豆富本舗のお菓子

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2005/01/19

「春の玉手箱」狂言会。

どうやら今年から恒例になるという 睦月第三水曜日 「吉例 春の玉手箱」狂言会に足を運んだ。

050119-1会場となった中学校の大ホールでは まず茂山千三郎氏から狂言の基礎知識を教わった。観阿弥世阿弥以前の猿楽を始まりとして 能と狂言が生まれた。 同じ感情でも表現方法が異なることを実演して見せてくださったので 双方の相違点を具体的に知ることができた。幽玄の世界を 限りなく抑えたカタチで演じる「様式」の能であり、喜劇を外に発散するカタチで演じる「写実」の狂言であるという。例えば「笑い」を能では心が晴れ晴れとしている様子として 扇を翻す勇肩(右肩:ゆうけん)という動作で表し、狂言では両手を広げ大きな笑い声を上げる、といった具合である。

さて、本日の演目は「清水」と「濯(すす)ぎ川」。

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写真は「清水」での太郎冠者。
主人に清水へ水汲みを命ぜられ「なんとめいわくなことよ」と嫌がる場。主人秘蔵の手桶を持つ場。鬼の面を付けて主人を嚇(おど)す場。

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2005/01/18

もろみ。

今日もさぶ(寒)い。
朝から なんかあったかいものが食べたいな という思いで過ごす。

050118-1年末に香川県のともだちが、味に太鼓判を押して送ってくれた 小豆島の「丸金食品株式会社」のもろみ。
もろみの詳しいことは分らないが、これは甘すぎず味噌辛くもなく、適当になめらかな口当たりで、炊きたてのご飯に よく合うこと…。

050118-2そのもろみを見て、さっと茹でた大根をだしでたく。火元について居られないので まほうなべが活躍する。そうして味をしみ込ませるために夕食前にいったん冷ましてから 食卓に出す直前に再度あたためる。そして盛り付けて、こうである。

ぐじ(甘鯛)の焼いたのと お吸い物、そして小松菜の胡麻和えが 今日のごちそう…。

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2005/01/17

すぐき。

京都のおつけもの、すぐきは 食べ方によってずいぶんと 風味が変わるものである。

050117-1浅漬けが好きなもので、室(むろ)で発酵させた 独特の酸味を持つすぐきの味は 苦手であった。お年よりに限ってこのお漬物は 格別の人気があるようで、葉とかぶらを丸ごと測り売りされるものだから、(お隣りの母から)半分をおすそ分けとしていただくことが ままあるので 苦手とばかりは言っておれなくなった。

050117-2そんなことで思い出したのが その母から数年前に教わった食べ方である。常より、厚切りのかぶらに みじん切りした葉を添えていただいていたのだが、こうなるとかぶらの酸味がきつくてかなわなかった。

050117-3母は父の歯にも合うのよ、と言いながら かぶらもみじんに切って混ぜ合わせた上で なにやら調合済みの醤油を一垂らししていた。横からつまむと 例の酸味は葉とうまく馴染んで 味はとてもいい具合に整っていた。後は好みで山椒や七味やらを加えると また別の味わいが生まれ、それはそれで とても美味しいのである。
かぶらの切り方によって酸味の効きがビミョウに変わるので 自分の好みで加減すればよい。

ふつうのおつけものよりは お手間入りの一品である。

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2005/01/16

恒例 初笑い おやこ狂言会

金剛能楽堂が四条室町より烏丸一条に移転して二度目の新年を迎えられた。

050116-1おやこ狂言会は今年で十七回目。大蔵流 茂山一門会 面々の出演による、初心者や子供にも親しみやすいよう 配慮された鑑賞会であり、私たちも昨年よりここに足を運ばさせて頂いている。

050116-2さて、今年はその演目によって 幼児用に午前・小学生用に午後・大人のための夜、の三回公演で行われた。鑑賞した午後の部の演目は附子(ぶす)・因幡堂(いなばどう)・二人袴(ふたりばかま)。附子は 茂山千五郎氏演ずる太郎冠者と 茂山あきら氏演ずる次郎冠者の掛け合いを、また 因幡堂では、迫力のある丸石やすし氏の女房にいじめられる男を、茂山千之丞氏の表情豊かな好演に 楽しませていただいた。
そして二人袴。舅(茂山千五郎氏)の下へ聟(むこ)入りの挨拶に出向く、兄(茂山茂氏)と弟(茂山童子氏)の一枚の袴をめぐる愉快な展開が 三人で「舞う」場面によって 楽しくめでたい雰囲気の中で大いに笑わせてもらった。

050116-3小腹の空いた帰り道、烏丸竹屋町のシュークリームのお店「クレーム デ ラ クレーム」に立ち寄った。写真のデザートはプロフィットロール。

ところで

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「ドスペ!」

「ドスペ!」って番組の「巨大地震は必ず来る」を観た。
いろんな災害の中で 地震が一番怖い。
築100年近い町屋(プロフィールの写真)に住む 隣の両親も心配だが、一応鉄筋造りではあるが、一階は柱のない広いガレージの 二階部分に住む私たちも不安である。揺れによって 何がどう崩れるのか見当もつかない。
懇意にしている大工さんを頼りに、家具を固定したり、家の造りに補強などの対策をするにとどまっている。

番組では なにやら「電磁波」の強さの変化に着目して 地震情報が得られ、発生の時期から場所・地震の規模への予測が可能であるとのことであった。

さて その時が来るまでに できることをやっておきたいものである。被害はあっても 少ない犠牲でやり過ごしたいではないか。

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2005/01/14

お魚をさばく(1/14)。

お魚をさばく日である。

050114-1税込み¥1、975の箱の中味は 丸アジ2尾・活けジメのツバス、そしてウマズ(ヅ)ラハゲ2尾。アジとツバスはお馴染みの顔ぶれだが、さばく腕前の方はなかなか上がらず、その分 要領だけは良くなっていくようである。

050114-2例えば今日の夕飯に登場した ツバスの刺身とウマズラハゲのから揚げ。
ツバスの三枚おろしは躊躇せずに一気に包丁を入れる。中骨に残る「身」にとらわれていては 全体に身がくずれてしまう。また、あまり「もったいない」とは考えないで形の整った柵をとる。アラ(といっても身のかけら)はお味噌汁にすれば善い。
ウマズラハゲは初めて手がけるのだが、ハゲ仲間(ウチワハゲ)を思い出して料理にかかった。が、さすが馬面(うまづら)である。口だけを切り落としても皮がひきにくく、ケンのあたりまではとても骨ばっており、三枚におろすにも 構造を理解していないために 試行錯誤し通しであった。こういう場合の切り身は 一口サイズにすれば格好がつくようである。

今回も家族には大好評であった。特にウマズラハゲのから揚げは 珍しさも手伝ってか 絶賛をあびていた。


ところで、明日は小豆粥の日である。
今から小豆を茹でる。

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2005/01/13

続「きものを仕立て直す」仕事の流れ。

前回のお品物に続き、「鬼シボちりめん」のきものの仕立て直し仕事に取り掛かった。

この袷のきものは 下前オクミの落款と、*伸子(しんし)の跡から見ると 作家さんによる引き染めの手仕事によるお品物なのであろうか。近似的な色としては梅幸茶(ばいこうちゃ)であろうか。八掛はその共薄色(ともうすいろ)での取り合わせである。(撮影条件、特に腕前が悪いので、三枚目の画像が最も近い色に思える。)

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解き端縫いをする前に見たところ 衿先の飾りや オクミ下がりに一部見える緻密な飾り躾が多くの部位に施されており、袖付け部分の補強など、いろいろと凝った縫製であった。

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解き端縫いを終え、左より きものの表地・八掛地・胴裏 と分かれたものである。

このお品物は 明日洗いに出すが、朱印が流れないように落款には糊伏せをする。
また、先様のご意向で、背中に入れる一つ紋として やや大ぶりの刺繍による洒落紋を 地色(じいろ)に同系色で入れる。

このお品物の仕上がりも とても楽しみだが 恐らくお見せできない。


*伸子(しんし):
洗ったり染めたりした布の仕上げの際、布巾を一定に広げるための用具。竹ひごの両端にしんちゅうの針を埋めたもので、この針を布の耳に刺して布を張る。布巾に応じた長さの針を、また生地の種類によって 絹張り・紬張り・太口・細口など 竹ひごの太さを、それぞれ適したものを選んで用いる。
(文化出版局編 最新きもの用語辞典より抜粋)

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2005/01/11

「きものを仕立て直す」仕事の流れ。

ここ京都で悉皆も承っている白生地屋である。
「きものは晴れ着」世代の白生地や(わたし)にとって 「きものの仕立て直し」仕事がとても面白い。

嬉しいことに今、お手持ちのきもののお仕立て直しのご依頼を 特別お急ぎでないご様子で すこしまとまった数を受けさせて頂いている。

優先順位をお尋ねし、最初に取り掛かったのがこのお品物である。

050111-1共色の濃淡で縦じまに柄をつけた まわた紬のきものである。
お仕立て直しには きものを蘇らせる気持ちで、まずは反物に戻す作業から取り掛かる。それが解き端縫い(ときはぬい)である。
このきものは袷なので まわた紬の表地・八掛・胴裏 に解き分け、このきものの場合は 各々別に端縫う。写真は 表地と端縫いを終えた八掛地である。明日には表地も端縫って洗いに出すことになる。この先胴裏はご指定の白生地で新しく、八掛の色も替えたいとのご要望に、こちらも新たな白生地からお好みの色に染められることになりそうである。よく袖を通したとおっしゃるには 全体に傷みもなく、この八掛地の色を抜いて染め替えることもできそうであるが、今回はすっかり替えられるようである。

「解き端縫い」そのものは カンタンな手作業であるが きものの生まれ変わりに立ち会えることで勉強になるし、何より楽しいものである。ひと月と少し ほど先になろうか、仕上がりには できればお目に掛けたいと思う。

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2005/01/10

京都 初ゑびす ~食べ物編~

ついでもあり、十日ゑびすに家族で出かけた。
時間帯にもよるのか、昨日より人出は少ないほどで 大和大路(縄手通り)の露天をゆっくりと見ることができた。

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まず 古都ほかまんじゅう。牛肉のしぐれ煮・きんぴらごぼう・しば漬けをミックスしたという具と 寒空に湧き上がる湯気に引き込まれて並んでしまった。口にすると しば漬けの味はよく分らなかったけれど、確かに美味しかった。甘めの牛肉のしぐれ煮ときんぴらごぼうは出合いモノだと思うし、冷めないうちに食べ切ることができるのも、こういうトコロで頂くには良いかも知れない。

050110-5なにやら目についたのがこれ。えびす焼。京都ゑびす神社前に店を構える鍵甚良房の一品である。うすく伸ばしたカステラ地にあんこを包み えびす様のお顔を焼き入れたもの。形を変えて 常より味も作りも 馴染みのあるお菓子である。

050110-4さて、夕食。四条縄手通り(店の箸袋には縄手通りと記載:大和大路)を東に入った南側に八雲という出雲蕎麦のお店がある。昔から芝居関係のお客さんが多いであろうこのあたりには 老舗の蕎麦屋も多いと思うが、無知な私でも 南座ねき(側:そば)の松葉、お向かいのやぐ羅、そしてこの八雲は知っている。本当は鴨の鳥南蛮が食べたかったのだが、その品数から三味割膳というような名の 割り子蕎麦セットを頂いた。海老天・おろし・とろろといった割り子蕎麦と かやくご飯、煮物一品、香の物。分量も丁度で美味しくよばれたけれど、外の寒さを考えるとやはり 温かいお品物にしても良かったかも知れない。

それから昨日の記事に一つ訂正を。
「人気大上也」というのは誤りで 正しくは 「人気 大よせ」である。

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2005/01/09

京都 宵ゑびす祭

ますます寒さが厳しい京都。
宵ゑびすにも 夕刻の遅くない時間に出かけた。

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それでも多くの人出に混み合っていた。

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今年は「人気大上也(?) 人を呼び入れる人形(ひとがた)を吊り下げた傘」 を 入手し、境内でひいたくじには 恵比須神が付いていた。金色の恵比須神を包む紙にはひとこと ご紹介の記載があった。

 ◎恵比須神(福徳) 風折烏帽子を冠り、右の手に釣竿、左の手には大きなタイを抱き、和顔愛語のほゝえみをたたえて岩の上にすわっています。  財福をさずける福の神の代表として最も知られておりますが、漁業の守護神、航海安全の神としても古くから有名で、広く信仰を集めております。

お財布に入ってていただきましょう!
この一年、恵比須神と共に…。

>一月十日追記。
文中の 「人気大上也(?) 人を呼び入れる人形(ひとがた)を吊り下げた傘」の『人気大上也』というのは誤りで 正しくは 『人気大よせ』です。すみませんでした。

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2005/01/08

あまいみかん。

みかんが大好きな子供が得意気に教えてくれた。

あまいみかんの見つけ方。
・同じ大きさの場合、重い方があまい。
・皮がつるつるして でこぼこしていないものがあまい。
・へたが黄色くて 切り口がちいさいものがあまい。
・皮が 濃いオレンジ色のものがあまい。
・あまいものは きれいに皮がむけない。
・房(中の実)の数が10個以上のものがあまい(へたを取ったあとの細かい模様を数えると分る)。

みかんがあると いつも房を数えながら あきれるほどたくさん食べるので、この探究心と分析力は本人独自のものなのか!と 関心したのだが、実は『小学館・小学一年生 二月号』で得たものらしい。

好きな食べ物のことは しっかりと憶えるものであるが、あまりお行儀の悪い食べ方はして欲しくない。

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2005/01/07

春の七草。

春の七草である。

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左から
芹(せり)・仏の座(ほとけのざ 田平子:たびらこ)・菘(すずな :蕪:かぶ)・蘿蔔(すずしろ 大根)・薺(なずな ペンペン草)・繁縷(はこべら はこべ)・御形(ごぎょう 母子草)である。

年々あやふやになってしまう。

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2005/01/06

明朝は七草粥を。

「ななくさなずな にほんのとりと とんどのとりと わたらぬうちに」
春の七草を茹で、まな板の上で包丁の刃を躍らせ この歌をくちずさみながら、みじんにする。

大晦日に切った爪は この茹で汁に浸けるまで、正月には切れない慣わしである。
うっかり年を越してしまったお陰で 家族の中で唯一 伸びたままだった私の爪も今夜、やっと切ることができる。
うちではなぜか、茹で汁の冷めないうちに爪を浸ける習慣に 家族はやけどのスリルを味わいながらのひと時を過ごす。爪だけを少し濡らす程度で良いのに、各人が時間をかけるもので 実際にはかなり温度も下がり 失敗しても大丈夫なのだが…。

小学校は明日から授業が始まる。
予定表の、初日からいきなり五時間目の授業「こくご」の記載に驚いたのだが、午前授業にて下校させるとの連絡が今日、入った。
ほっ とした。

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2005/01/05

仕事始め。

仕事始めの今日、ご挨拶に伺う取引先もある。
その中で 初仕事の御祝儀ということであろうか、毎年この日に 御注文を下さる先様がある。白山紬を疋単位でお取引させて頂いているのだが、初仕事として 三巾の白山紬を明日お納めする。
かつては 必需品であった裏絹(きものの胴裏として用いる薄手の絹地)などを 「初絹(はつぎぬ)」などと呼びながら 小売業先にお納めするような慣習もあったらしいが 今はどうなのだろう。


店に届いた年賀状を拝見する。
染色作家さんの秀逸な“作品”に 思わず引き込まれてしまう。また、お品物の御用を加筆されたものや ご本人のお写真に添えて お誂えのきものや帯揚げに ご満足を頂いているご様子など、両親やオットとの会話にも尽きることがない。


店のホームページを開設して この一月で丸二年になるが、今年は メールでの御用もお正月にお伺いできた。お正月にも ますますご自身の仕事に打ち込まれている方も 少なからずいらっしゃるのである。洋装のクリエイターの方であり、また 染色作家のその方であり 意欲的にご活躍のご様子が 喜ばしい限りである。

多くのご愛顧をいただいて 一人ひとりのご希望に添えていきたいと 想いは強まるばかりである。
「本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。」
このひと言に尽きる。

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2005/01/04

挨拶まわり。

白生地屋業界は、今日が挨拶回り。
小雨の降る中、オットが恒例の 取引先への新年の挨拶に駆け回った。
店のお正月飾りも片付けを終え、明日から仕事が始まる。

今年も家族の健康を祈って 2005年の幕開けである。

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2005/01/03

恥ずかしながら…。

これがうちのお雑煮である。

050103オットの家とも また 違うと思うが、少しにぎやかな 私の作るお雑煮である。
焼かずに煮た丸餅の白味噌仕立、大きさを食べやすくした おかしら(子芋の親芋)、鶏肉を甘くたいたもの、海老に輪切りの祝大根、梅の花をかたどった金時(きんとき)にんじんである。「花かつを」はお好みで。
白味噌は濃い目に味をつけ、甘さを補う程度にひとつまみの砂糖を入れる。
蛤の吸い物と共に 「お祝いやす」。

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2005/01/02

冬枯れのふるさと。

広沢の池。

DSC02428まだ実家に居た頃、愛犬を連れて早朝散歩にここまで来たものだ。
その犬はすでに此処には居らず、その大切な話し相手と過ごして自分を見つめなおした思い出深い日々が、この風景の中で蘇る。幸いこのあたりは歴史的風土保存地区に指定されているので この広大な農地も農水用ため池である広沢の池と共に変わらず在り続けるのである。池の西向こうには 立ち入り不可であるが古墳などもある。

冬枯れの焚き火の煙などがあがる頃、ふらっと一人で立ち寄りたくなる場所である。

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2005/01/01

葩餅(はなびらもち)。

お正月といえば葩餅。

050101すはまで作られた常磐樹色(ときわぎいろ:こい緑色)の松葉にめでたさを添えた葩餅。
ひと昔前の初釜で当たった干支茶碗におうすを点(た)てて 新年の慶びを愛でつついただく一服である。

あけましておめでとうございます。
本年もますます自分の来し方行く先に逆らわず 生かす方向で進んでいきたい。

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