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2004/08/12

映画 「誰も知らない」。

今夜の最終幕にも関わらず8割埋めの映画館で、たっぷり観て来た。

私は自分の予想に反して、そうカンタンに泣けるような映画ではなかった。
すごく切なかった。

小さい頃から大人の人間関係を見、五感で受け止めてしまったこども、明。
大人の感覚を身に付けたこどもに甘えてしまう、大人になりきれない母親、けいこ。


理不尽なことにわが身が置かれた時、
私たちは言い訳に走ったり、他人のせいにして、
感覚だけでもその場から逃れようとする。

けれど、四人の子供たちは、その存在すらひた隠す生活の中で、
(でも、決して否定するものでもなく)
他人に頼ることも、責めることもなく、
四人一緒に生きていく上で必要なルールを守ることで、
静かに明るく生きていたのである。

一つの別離を迎え、たとえ離れたとしても、
互いに生き続ける責任を果たすという、
当たり前のようで困難な、
兄妹に共通する(年齢の割りにはかなり難しい課題)、
生きることの本来の意味として
訴えているようにも感じた。

なんだかとても心に残る映画である。
見た後、切ないけれども暖かさが残っている。
それから、スクリーンから「素直さ」が消えることは
最初から最後まで無かった。

見て良かった。

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